
この馬のココが良い! 【クラヴェル編】
皆様こんにちは。
タイガーマスクGです。
「この馬のココが良い!」と題し、今回は今週のマーメイドSに出走予定である【クラヴェル】の良さについて書き綴って参ります。
私自身の主観が大半を占めると思いますが、あくまでも一意見として読んで頂きつつ「こういう良いところもあるよ!」といった意見も沢山下さると幸いです。宜しくお願い致しますm(__)m
クラヴェルは現在14戦3勝(2022年6月15日時点)の成績。母のディアデラマドレは強烈な末脚を武器に牝馬限定重賞を3勝し、その母のディアデラノビアも切れ味タイプで牝馬限定重賞3勝と瓜二つの先代がいる良血馬。
また、祖母・母・本馬と3世代でのエリザベス女王杯3着という珍しい記録も残しており、一族悲願のG1制覇を目指し奮闘しています。
私が考えるこの馬の良さは成長力と堅実な末脚。
成長力に関してはどの馬にも一定レベルあるものではありますが、エリザベス女王杯の追い切りを見た際「体に幅が出てきた」と感じたのがその要因。
前年同時期に見ていた秋華賞除外時の追い切りとはまるで別の馬を見ているような感覚で確かな成長を感じていましたが、実際にその成長は数字面にも表れておりデビュー時の馬体重が424kg、大原S(秋華賞除外によりスライド)時の馬体重が442kg、そしてエリザベス女王杯時の馬体重が456kgと着実に馬体を増やし、気づけば華奢な印象がすっかり消えていました。
さらにもう1つ成長力を感じた要素として気性面が挙げられ、かつては燃えやすい気性が出世を遅らせる要因にもなっていたほど難しさが色濃く出ていたものの、厩舎スタッフの懸命な努力も相まってレースでの折り合いがしっかりつくようになり今では大人しいとすら感じるまでに成長しています。
2点目の堅実な末脚に関しては、祖母や母のようにキレッキレとまでは言えないものの鋭い末脚を確実に使えるタイプであり、デビューから上がり3位以内を外したのは一度のみ。その1回もソフトフルート、アカイイト、ルビーカサブランカと好メンバーだった3勝クラスのシドニートロフィーで、着差自体は僅かだったため酌量の余地は十分にあります。
また、前述の気性面における成長も末脚の堅実性により磨きがかかった要因の1つと考えており、これらの良さがすべて合わさって重賞での安定感に繋がってる印象があります。陣営の努力、馬の成長、経験の積み重ねがこうして形となっているのは競馬の本質と言えるのではないでしょうか。
今年初戦の日経新春杯では折り合いがつきすぎて走る気が全開になっていないと陣営が示唆しており、その後は折り合いと前向きさのバランスを保たせる事に注力していると推測されます。
さらにパワーアップしたこの馬が見られるのではないかという楽しみも増えたため、久々の一戦となる今週末も大いに期待したいところであります。
以上が、私の考えるクラヴェルの良さでございます。
冒頭にも申しました通り、私の一意見ですので「他にもあるよ!」といった意見をぜひ聞かせて下さると私も勉強になりますし競馬トークがより一層盛り上がると思います。
今回の内容を馬券購入に活かして頂いたり競馬の見方を広げていく事に活かして頂くと投稿者冥利に尽きる思いでございます。
何らかの形で皆様のお役に立てる事が私としては一番嬉しく思うので、烏滸がましくもぜひ「いいね」や「コメント」を頂けると大変励みになります!
最後までお読み頂きありがとうございました🙇♂️