この馬のココが良い! 【ヴィクティファルス編】
皆様こんにちは。
タイガーマスク「G」です。
「この馬のココが良い!」と題し、今回は今週のマイラーズカップに出走予定である【ヴィクティファルス】の良さについて書き綴って参ります。
私自身の主観が大半を占めると思いますが、あくまでも一意見として読んで頂きつつ「こういう良いところもあるよ!」といった意見も沢山下さると幸いです。宜しくお願い致しますm(__)m
ヴィクティファルスは現在8戦2勝(2022年4月23日時点)の成績。母のヴィルジニアは2013年のチューリップ賞4着馬でその母がシルヴァースカヤなので現在種牡馬として活躍しているシルバーステートの姉にあたり、ヴィクティファルスは甥にあたります。
この馬の良さは掻き込みの強い四輪駆動の脚さばきでピッチがとても速いという点。デビュー戦で見せた仕掛けられてからの加速力に素質の高さを感じ、その後も共同通信杯2着、スプリングS1着と世代上位の実力である事を証明しましたが、その後は成績が振るわず今日まで至ります。
まずは掻き込みの強さとピッチの速さがどういった作用をもたらすのか、私自身の考えを述べて参ります。
掻き込みの強さというのは「一完歩・一完歩を力強く蹴り上げるような脚さばき」と表現すると想像しやすいかと思います。こういったタイプはパワーを要する馬場に強く、重馬場などの道悪では有利に働きやすいと言えます。
ピッチの速さは表現そのまま、スピードをすぐに上げる事ができるため加速力に優れていると言えます。有利に働く条件としてはスピードダウンが懸念され急なギアチェンジが求められる馬場やコースで例としては道悪馬場や急坂のあるコースなど。
この2点を兼ね備えた場合、自ずと道悪馬場では脚元を取られる事なくスイスイ走る事ができ、急坂コースでもスピードを落とさず登坂する事ができるため得意条件となり得るでしょう。
そんな掻き込みの強さとピッチの速さを兼ね備えたヴィクティファルスにとって最高の条件となったのがスプリングS。日本一の急坂コースである中山競馬場で重という馬場状態が相まった"パワー志向の強い条件"でタイトルを獲得し、この馬の良さが存分に出たレースです。
では共同通信杯で2着に入ったのは何故か。東京競馬場は直線が長いため本来ならば持続力が問われる舞台ですが、個人的には超スローペースの瞬発力勝負になった事が大きいと考えています。瞬発力はイコールとまでは言えないものの加速力とリンクするためピッチ走法の馬にとって瞬発力勝負は有利に働きやすく、共同通信杯は良馬場の東京競馬場という不利な条件下ながらスローペースに恵まれた2着と言えるでしょう。それでも実力がないと当時の好メンバーの中で上位に来ることはできないため実力そのものを評価する事は大前提として大切になってきます。
その後の不振は条件が噛み合っていない事に尽きるかなと思います。掻き込みが強いという事はパワー寄りにエネルギーを費やしていると言えるので本質的に中長距離は合わないと推測でき、今週のマイラーズカップが初のマイル戦となりますが適性的には中距離よりも向くのではないかと個人的に考えています。恐らく良馬場での開催が予想されるので最高の条件とまではいかないと思いますが、瞬発力勝負になりやすい阪神外回りコースならば十分に可能性はあるでしょうし何せ前述したとおり世代上位の実力馬ですので力比較では疑いようがありません。今週のレースで敗戦続きを断ち切り、今後の活躍を期待したい存在です。
以上が、私の考えるヴィクティファルスの良さでございます。
冒頭にも申しました通り、私の一意見ですので「他にもあるよ!」といった意見をぜひ聞かせて下さると私も勉強になりますし競馬トークがより一層盛り上がると思います。
今回の内容を馬券購入に活かして頂いたり競馬の見方を広げていく事に活かして頂くと投稿者冥利に尽きる思いでございます。
何らかの形で皆様のお役に立てる事が私としては一番嬉しく思うので、烏滸がましくもぜひ「いいね」や「コメント」を頂けると大変励みになります!
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