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この馬のココが良い! 【サークルオブライフ編】
皆様こんにちは。
タイガーマスクGです。
「この馬のココが良い!」と題し、今回は今週のオークスに出走予定である【サークルオブライフ】の良さについて書き綴って参ります。
私自身の主観が大半を占めると思いますが、あくまでも一意見として読んで頂きつつ「こういう良いところもあるよ!」といった意見も沢山下さると幸いです。宜しくお願い致しますm(__)m
サークルオブライフは現在6戦3勝(G1・1勝、2022年5月16日時点)の成績。デビュー戦は後の皐月賞2着馬イクイノックスに大きく離されての3着と敗れはしたものの、その後3連勝で阪神JFを制し一気に2歳女王へと登りつめた世代トップクラスの素質馬でございます。
私が考えるこの馬の良さはとにかく欠点が少なく安定感に優れているという点。
この欠点が少ないという表現は決して飛び抜けたものがないという意味ではなく、競馬において必要な能力をすべてハイアベレージで備えておりマイナスと呼べるものがないという事を表しています。
それは要するに不安視できるものがないという事でもあり、この全能力の高さが大崩れしない安定感に繋がっているため先の表現をさせて頂きました。
そんなハイアベレージと呼べる能力の中でも特に強調したいのが瞬発力と持続力。
まずこの馬の強さを初めに感じたのが中山1600mで行われた2戦目の未勝利戦で、出遅れて最後方からの競馬となり残り900m付近から一気に先団めがけて上がって行き、そこで脚を使ったにもかかわらず直線は止まるどころかノーステッキかつほぼ持ったままの手応えでさらに伸びて後続を完封するという凄まじい芸当を披露。
馬群から離された最後方に位置していたため追い上げるにも一苦労であった上、実質的に脚を溜める事ができたのは前半の700mのみと考えると末恐ろしい脚力である事が言えます。
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※引用元:JRA公式サイト 中山競馬場コース紹介
また、上記に添付しました高低断面図からも分かる通り、中山競馬場の外回りコースは1600m付近から下り坂が続いており直線には急坂が控えるコース形態となっているため道中しっかり抑えなければラストは間違いなく甘くなってしまいます。
そのため、下り坂で一気に押し上げながら直線の急坂も止まることなく伸び続けたこの馬の競馬がいかに凄いモノであったか、とてもよく分かるかと思います。
これら一連の内容から「末脚の持続力に長けた馬だろう」という特徴を掴んだのですが、続くアルテミスSではメンバー唯一の上がり33秒台をマークし阪神JFも同様に上がり33秒台の末脚でいずれも勝利を収め、瞬発力という点においても抜きん出たモノがあると分かり、この馬の底知れないポテンシャルをさらに感じました。
末脚における瞬発力と持続力の両面を兼ね備え、溜めれば確実に最後までいい伸びを見せる事から大敗はおろか見せ場を作れないという事さえ考えづらく、現在の安定感に繋がっていると考えられます。
前走の桜花賞で初めて馬券圏外に敗れてしまいましたが、1番人気であったナミュールの動きを見る形で進めた事で位置取りが悪くなり差し遅れてしまった事が敗因として挙げられ、ラストは一頭だけ目立った末脚を見せていただけに全く悲観する必要はないでしょう。
今週末はアルテミスS以来となる待望の関東圏での大一番。距離は800m延びますが欠点の少ないこの馬ならこなしてくれると信じ、持ち前の末脚発揮に期待したいですね。
以上が、私の考えるサークルオブライフの良さでございます。
冒頭にも申しました通り、私の一意見ですので「他にもあるよ!」といった意見をぜひ聞かせて下さると私も勉強になりますし競馬トークがより一層盛り上がると思います。
今回の内容を馬券購入に活かして頂いたり競馬の見方を広げていく事に活かして頂くと投稿者冥利に尽きる思いでございます。
何らかの形で皆様のお役に立てる事が私としては一番嬉しく思うので、烏滸がましくもぜひ「いいね」や「コメント」を頂けると大変励みになります!
最後までお読み頂きありがとうございました🙇♂️