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この馬のココが良い! 【サリオス編】
皆様こんにちは。
タイガーマスクGです。
「この馬のココが良い!」と題し、今回は今週の安田記念に出走予定である【サリオス】の良さについて書き綴って参ります。
私自身の主観が大半を占めると思いますが、あくまでも一意見として読んで頂きつつ「こういう良いところもあるよ!」といった意見も沢山下さると幸いです。宜しくお願い致しますm(__)m
サリオスは現在12戦4勝(G1・1勝、2022年6月1日時点)の成績。2歳時には3連勝で朝日杯FSを制し、クラシックでも無敗の三冠馬コントレイルのライバルとして切磋琢磨した実績馬。その後はG1タイトルに恵まれず復権が待たれる一頭でございます。
私が考えるこの馬の良さは操縦性の高さとエンジン性能の高さ。
操縦性の高さについては近走精彩を欠くに連れてあまり良さが出てきていないので、まずは良かった頃の御話をさせて頂きます。
530kgを超える大きな馬体ながら鞍上が抑えたらピタッと折り合い、追えばいくらでも伸びるといった並外れた操縦性をデビュー当初から見せており、当時は本当に付け入る隙のない素晴らしい馬でありました。
実際、デビューから毎日王冠までの6戦で先着を許したのはコントレイルただ1頭のみで勝利した4戦もとにかく圧巻の一言。その6戦の間に4名のジョッキーが乗り替わっている事からもいかに操縦性が高く乗りやすい馬であるかが窺えます。
近走は折り合いに苦労する姿や追っても伸びを欠くようなシーンが目立ち、かつての操縦性が影を潜めてしまっていますが、何とか起爆剤となるものがあれば…と思います。
2点目のエンジン性能の高さについて、こちらは「追えばいくらでも伸びる」という操縦性から繋がるこの馬の良さですが、デビュー戦で個人的に度肝を抜かれた一幕がございます。
大型馬らしくスタートからのんびり走っており4コーナーでは鞍上(D.レーン騎手)に肩ムチを入れられる場面もありながら、直線に入ってもう一度肩ムチが入ると一気に加速して先行各馬を飲み込むという一連のレース内容なのですが、直線で肩ムチが入った瞬間に蹴り上げた芝から"土煙"が舞い、そこから一気にピッチを上げて加速したシーンがその一幕。
土煙自体は蹴り上げ方や強弱によって他馬も出す事は可能ですが、ここで強調したいのは「鞍上の肩ムチ一発でグンと加速した」という事実であり、その証明となるのが"土煙"という事でございます。実際にその後の伸びも1頭だけ目立っており、この一戦でとてつもないエンジン性能を持っている事が分かりました。
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能力の高さは上記の内容からも疑いようがなく、あとは近況の不甲斐なさを如何にして払拭し復活を遂げられるかに尽きるでしょう。
文中に述べた「起爆剤」となるものが果たしてあるのかどうか。
ここからは今週末の大一番も含めた私自身の見立てになりますが、適性外の1200mを使った前走(高松宮記念)がまさに"起爆剤"となり得るのではないかと見ています。
これまでの敗戦はいずれも明確な敗因があり前走の高松宮記念に関しても15着と着順こそ大きく落としていますが、全く伸びていないわけではなく単純にスプリンターである他馬とのスピード差に屈した印象。
それでもこの一戦をしっかり走り抜いたという経験は間違いなく今後に繋がってくるはずですし、馬にとっても陣営にとっても復活へ向けた試練と努力なので決して無駄なものにはなりません。
この一戦が馬への良い刺激となって、かつての強いサリオスが戻ってきてくれる事を私としても願うばかりでございます。
以上が、私の考えるサリオスの良さでございます。
冒頭にも申しました通り、私の一意見ですので「他にもあるよ!」といった意見をぜひ聞かせて下さると私も勉強になりますし競馬トークがより一層盛り上がると思います。
今回の内容を馬券購入に活かして頂いたり競馬の見方を広げていく事に活かして頂くと投稿者冥利に尽きる思いでございます。
何らかの形で皆様のお役に立てる事が私としては一番嬉しく思うので、烏滸がましくもぜひ「いいね」や「コメント」を頂けると大変励みになります!
最後までお読み頂きありがとうございました🙇♂️