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【24年12月デビュー】新馬勝ちピックアップ


【新馬勝ちピックアップ 概要】

・My評価ランクは『S・A+・A・B+・B・C+・C』の7段階にて区分。
・レース内容を振り返り、取り上げた馬の良さと課題を見つけ今後の展望を考察。
・あくまでも厳選して取り上げる為、ネガティブな考察(低レベル、フロック等)は一切行わず、今後の見通しを立てる。




12月15日(日) 中山5R 芝1600m

・アルメントフーベル 牝2

父:サートゥルナーリア
母:アメリ
母父:Distorted Humor
厩舎:宮田敬介(美浦)

My評価ランク《B+》


体高の低い見た目に気のいい性格でいかにも短距離向きのタイプ。スタートこそひと息だったものの、すぐに位置を取りに行って2番手へ。かかることなくしっかり折り合えたのは鞍上の手腕もあるかもしれないが、スムーズに追走できた点は評価したい。向正面のコーナーを逆手前で回り、4コーナーでも手前替えにぎこちなさを見せ、ゲート、気性も含めてまだまだ課題は多い。

追い切りから鋭いフットワークとバランスの良さがかなり際立っており、個人的には同世代の牝馬ではトップクラスとの見立て。トリッキーな中山マイルで勝ち上がりを決めたが、東京コースをはじめ広いコースでも脚力は生きるはず。現状の課題が悪い方にさえ行かなければ重賞は優に狙える器。新進気鋭・宮田厩舎の厩舎力も見もの。




12月22日(日) 京都6R 芝1800m

・マトラコーニッシュ 牝2

父:サートゥルナーリア
母:エアマスカット
母父:ジャングルポケット
厩舎:池添学(栗東)

My評価ランク《C+》


まだトモに力強さがなく、現状はポテンシャルだけで走っている印象。ただ、フットワーク自体はトモが流れず真っ直ぐ走れているため、成長とともに力強さが増して見栄えが良くなってくるに違いない。小柄の牝馬としてはフットワークにゆとりがあり、時間をかけてトモの力強さが増し、体に幅が出てくれば上のクラスでも十分戦えるフットワークの持ち主

レースでのパフォーマンスは言うまでもなく、数字面でも次位に0.7秒差をつける上がりを繰り出し、ゴール前は流す余裕。直線入口の加速は目を見張るものがあった。スタートが遅かったのは先述の非力さに起因している可能性が高く、こちらも成長とともに改善されるだろう。




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