新馬勝ちピックアップ 【ナヴォーナ】
皆様こんにちは。
タイガーマスクGです。
メイクデビューを勝利した馬の中から特に注目すべき勝ち馬を厳選し、レース回顧や評価をジャッジする「新馬勝ちピックアップ」。
今回は、2月5日のメイクデビュー東京を勝利した【ナヴォーナ】について書き綴って参ります。
あくまでも個人的視点による評価となりますので、皆さんのご評価や補足事項等がございましたら是非ともお教え頂けると幸いです。宜しくお願い致しますm(__)m
~Today's pick up winner~
2023/2/5 東京6R 芝1600m
【ナヴォーナ】牡2
父:ロードカナロア
母:セリエンホルデ
母父:Soldier Hollow
厩舎:矢作芳人(栗東)
My評価ランク『B』
好スタートから中団に控え、道中は折り合いに専念。直線で外へと持ち出されると鋭い末脚で先行各馬をまとめて差し切り、1番人気の期待に応えるデビュー勝ち。
上がり3F・33.2の末脚は次位に0.9秒もの差をつける圧巻のタイムで、数字面だけを見てもその完勝っぷりがハッキリと分かります。
母のセリエンホルデは現役時代にドイツオークスを制した名牝。母国で産んだキングマンとの仔・シュネルマイスターは日本でNHKマイルCを制しており、繁殖牝馬としても既に実績を残しています。
キングマン自身がゴリマッチョ体型だという事もあり、シュネルマイスターをはじめとした産駒の多くは筋肉質に寄ったタイプに出やすいように感じますが、当馬は父がロードカナロアに替わった分、兄と比べて柔らかさが増した印象。
折り合い面に問題がなかったレース内容を加味すると距離の融通性が利く可能性も十分考えられますが、跳びの大きさ自体は兄とそう大差なく、矢作厩舎は基本的に坂路主体(時折ウッド)の調教スタイルのため、もしかすると今後マイラー気質の馬として完成されていく可能性の方が現状は高いのかなと思います。
今後2000m辺りで使ってくる場合、どのようなレースをするか見てみたいところ。
パドックの時点で一頭抜けた雰囲気だったようにこの時期の未勝利馬の中では力が違った印象で、今後がとても楽しみな一頭。
体質の弱さからデビューが遅れてしまったとの事なので、目先のビッグレースというよりもまずは体質面の強化を願い、先々成長した姿で飛躍してもらいたいですね。
以上、今回の新馬勝ちピックアップ馬はナヴォーナでございました。
冒頭でも申しました通り、あくまでも私個人の評価となりますので皆さんのご意見やご評価がございましたらぜひお聞かせ下さいませ。
貴重なお時間の中、最後までお読み頂きましてありがとうございました🙇♂️