新馬勝ちピックアップ 【ダノンゴーイチ】
皆様こんにちは。
タイガーマスクGです。
メイクデビューを勝利した馬の中から特に注目すべき勝ち馬を厳選し、レース回顧や評価をジャッジする「新馬勝ちピックアップ」。
今回は、9月11日のメイクデビュー中山を勝利した【ダノンゴーイチ】について書き綴って参ります。
あくまでも個人的視点による評価となりますので、皆さんのご評価や補足事項等がございましたら是非ともお教え頂けると幸いです。宜しくお願い致しますm(__)m
~Today's pick up winner~
2022/9/11 中山5R 芝1600m
【ダノンゴーイチ】牡2
父:イスラボニータ
母:レニーズゴットジップ
母父:City Zip
厩舎:菊沢隆徳(美浦)
My評価ランク『B』
抜群のスタートから3番手に控え、終始インの経済コースでレースを進めて直線を迎えると、粘り込みを図る逃げ馬を楽な手応えであっさり交わし去り2馬身半突き放しての完勝。
3コーナーでは前を走る馬がバランスを崩し、そのアオりを受けて減速する不利があったものの、難なく立て直して鮮やかに差し切る強い競馬。
開幕週で内が有利とされるトラックバイアスの中、スタートから内ラチ沿いをロスなく立ち回っていたため、不利の大きさと相殺すると評価としては過大・過小ともにし難い勝利であったと言えるでしょうか。
この馬の最大の評価ポイントとしてはフットワークが抜群であった点。
事前の追い切り映像がなくキャンターの瞬間も出なかったためレースで初めて走る姿を見る事となりましたが、前肢を大きく伸ばしながらしっかり地を捉える“ガニ股走法”で中山の急坂も全く苦にする事なく突き抜ける素晴らしい走り。
パドックで馬体を見た限りでは四肢と胴の短さが目に留まり、それでいてピッチは細かくないどころか大跳びに近い綺麗なフットワークで、同様の特徴を持っていた父・イスラボニータとの共通点の多さを感じました。
馬体のつくりを考えると距離の融通はやや利きづらそうにも思えますが、父同様の大きなフットワークで小回りならば2000m辺りまでこなしても不思議はないでしょう。
マイル路線を本線として考えつつ、クラシックも見据えて今後の活躍を期待したい一頭であります。
以上、今回の新馬勝ちピックアップ馬はダノンゴーイチでございました。
冒頭でも申しました通り、あくまでも私個人の評価となりますので皆さんのご意見やご評価がございましたらぜひお聞かせ下さいませ。
貴重なお時間の中、最後までお読み頂きましてありがとうございました🙇♂️