新馬勝ちピックアップ 【ダイヤモンドハンズ】
皆様こんにちは。
タイガーマスクGです。
今回は、先週のメイクデビューを勝利した馬の中から特に注目すべき勝ち馬を厳選して振り返る「新馬勝ちピックアップ」を行って参ります。
あくまでも個人的視点による評価となりますので、皆さんのご評価や補足事項等がございましたら是非ともお教え頂けると幸いです。宜しくお願い致しますm(__)m
~Today's pick up winner~
2022/6/4 中京5R 芝1600m
【ダイヤモンドハンズ】牡2
父:サトノダイヤモンド
母:メチャコルタ
母父:El Corredor
厩舎:池江泰寿(栗東)
My評価ランク『B+』
好スタートから4番手の絶好位に付け、直線は追うたびジワジワと伸びるように長くいい脚を使って1馬身1/4差の勝利。世代最初の新馬勝ちを果たすとともにサトノダイヤモンド産駒の初勝利を飾る好発進となりました。
「距離は全然足りない」というレース後の鞍上のコメント通り、レース前半は抱える場面がほとんどなくやや促し気味の追走。それでも2番手を行くスペキオサレジーナの真後ろに付け始めた3コーナー手前からはスムーズに追走でき、前に壁を作った事でフォームの形も良化。この向正面中盤から3コーナーにかけての走りは個人的にとても良く見え、素質馬と言われる所以を感じました。
直線における鞍上の手綱の動かし方や追ってからの伸びはコメント通りの距離不足を感じさせるもので、フットワーク自体もゆったりとしたタイプだけにこのまま上級条件へ行くとなると同距離では少々厳しいかもしれません。今後は距離を延ばして徐々にスピードを強化していく事となるでしょうか。
今回マイルで卸した経緯の1つとして「気性の幼さ」が要因であるとの情報を目にしましたが、パドックでは1周目から馬っ気を出して集中できておらず周回の最後尾に付け直すといった一連の出来事があるなど戦前の不安が出てしまう形に。以降はある程度落ち着いて周回していましたが、気性面における課題は今後も注意深く見ていく必要があるでしょう。
加えてもう一点、向正面で鞍上が複数回右へ手綱を促す場面や直線追われてからフラつく場面を見せるなど、フォームのバラつきが課題として挙げられます。いずれも顕著に出ている訳ではないため新馬特有のものである可能性も考えられますが「バランスの良い走り」というレース後のコメントと多少の相違を感じたので念の為挙げさせて頂きます。
以上の観点から、当初は『B』評価にしようと考えていたのですが、今回挙げた複数箇所の課題や控えめなパフォーマンスがすべて新馬ならではの緩さや幼さから来るものである可能性も考えられ、課題を克服し本格化したら化けるかもしれないという将来性を見込んでワンランク上の『B+』評価と致しました。今後も要注目の一頭でしょう。
以上、今回の新馬勝ちピックアップ馬はダイヤモンドハンズでございました。
冒頭でも申しました通り、あくまでも私個人の評価となりますので皆さんのご意見やご評価がございましたらぜひお聞かせ下さいませ。
最後までお読み頂きありがとうございました🙇♂️
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