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2024年9月21日の障害レース 中山8R 清秋ジャンプステークス ~ドンカルロ障害7戦目~

各馬予想

1.アスターディゴン

 初戦以来の置き障害だった前走は6着。
 固定障害に戻って巻き返し期待だし、勝手にイメージ持ってる、小倉走れるなら中山も大丈夫。このレースでも、人気薄でスマートアペックスやサンティーニが馬券になり、エミーリオも4着までこれてた。
 ただ、2走前にオープン勝った時に接戦だったエンデュミオンが同じように夏の新潟で奮わず、その時の相手や阪神未勝利勝ち、小倉2着だった時の相手を思うと、もしかしたら相手に恵まれた所もあるかも。 

2.ヴァリアメンテ

 前走○。障害数最多の京都ハイジャンプでも確り跳べてて、最後サンデイビスを唯一追い詰める脚を見せられた。
 中山騎乗成績良い西谷騎手は、去年テン乗りでブルメンダールを勝たせた騎手で、今年は、ダノンジャッカルの時にも言ってた一球入魂の職人騎手。
 アスターディゴン同様、小倉実績あるから中山も大丈夫だとは思う。

3.オオキニ

 障害でまだ馬券圏外がなく、3戦ともに終いも確りしてて小倉実績あって、森騎手騎乗。中山障害成績悪くないアドマイヤムーン。
 なら昇級初戦でも大いに楽しみ。
 イメージは、同じ様に小倉未勝利勝ちからここでいきなり2着に入ったスマートアペックス。最内枠からずっとコソコソ身を潜めて前を見つつ、勝負所でスっと出てくる、森騎手の競馬巧者が発揮されそう。

4.スマイルスルー

 こちらもオオキニ同様。好調高田騎手。
 ただ、過去の中山3210mで、11番枠から外の成績は(2-1-1-43)と、10番枠から内の成績からはガクっと落ちる。ここ3年は12番枠でも、ベイビーステップ1着→サンティーニ3着→マイネルヴァッサー4着と悪くはなさそうなのだけど、レンジストライクやブレイクスピアー、ユキノスライダー、シゲルサツマイモ、マサハヤドリームといった人気馬も馬券外してる。

5.デシマルサーガ

 初戦で、大きく離されてた所だったけど、ファルコニアやヴァリアメンテと同じ脚使えてたし、それ以降は障害で崩れておらず、オオキニやスマイルスルーぐらい走れてもおかしくなさそう。
しい中で競馬が出来れば、いきなりから通用出来ても。
 ただ、2頭と違うのはテン乗り大江原騎手である事。後、調教の事はあまり分からないので何とも言えないけど、追い切りをポリトラックでやってる事。ざっと見た感じ、これまでには無かったので、足元に不安あったり負荷かけ辛い何かがある?

6.ナリノモンターニュ

 推し騎手の今のベストパートナーなので、いつも通り確り買う。
 2走前の中山で僅差だった2頭は、その後重賞勝ち。
 前走はほぼ最後方からじっくり進めるも、1周目スタンド前で狭いところに入ったり、ゴール板前で前から狭くなって下がってきたヴァレッタカズマと接触したか、躓くような仕草が見られた。
 それが無かったらどこまで上げていけたかは分からないけど、実力は十分に発揮出来ていないはず。

7.ピーターサイト

 前走負かした相手が、軒並み次でも好走してるのは良い材料だとは思うけど、最近の障害未勝利戦は、前走みたいに少頭数かつ既走馬が少ないレースばかりが続いてて。
 この馬自身、前走はザスリーサーティより終いは1秒近く遅く何とか凌いだ形だったし、2走前は全体的に上がりかかってて、この馬が最速とはいえ40秒近かったし、今年はずっと終いは物足りない。
 確り上がり使えてる底見せてない馬が少なくないから、最終障害からゴールまで平地区間長いここだと終い負けしそう。

8.ファルコニア

 中山未勝利を好時計勝ち。小倉もこなせて、崩れたのは後方からになった置き障害の新潟だけだし、そのレースもメンバーはハイレベル。それ以外で負けたのは、ヴァリアメンテ、オールザワールド、アスターディゴン、クラップサンダー、(ドンカルロ)。
 不安はやっぱりスムーズに前行けなかった時と、3000m以上でまだ好走出来てない事。
 前者については、外にはゆったり出るだろうヴァリアメンテとマイネルコロンブス、すぐ内に出遅れ常習犯と化したドンカルロがいて、これは前走の小倉と同じ隣同士。外の出方次第だけど、内のドンカルロはまず出遅れるので馬1頭分スペースが空くのはほぼ確定だから、ごちゃついて後退はまずないとは思うし、二の脚はつく馬だから、逃げられなくとも最初のコーナーまでは番手、最初のバンケットまでにハナを取る乗り方も出来そう。複雑な心境だけど。

9.ブリヨンカズマ

 こちらも中山未勝利を好時計勝ち。持久力比べはお手の物だし、ファルコニアが先手、ヴァリアメンテが早めに追撃してペースが流れていくようなら確り着いていけるはずで、同じ内回りのイルミネーションJSのような見せ場は作れるはず。
 ただ、所かまわず出遅れ癖があるので、スタート決められるかと、スマイルスルー同様、成績ガクっと落ちる11番より外の枠がどうか。

10.マイネルコロンブス

 3戦とも確り上がり出せていて、この馬も底を見せていないけど、オオキニやスマイルスルーと違って、固定障害での勝ち上がりではないところと、スタートも悪くて、東京は最後の長い直線でのリカバリー、福島は前が潰れてピンポイントドローがすんなり先頭に立つ展開利も平地の脚で何とか出来たところもあったと感じる。
 ラフィアンのホームページの近況報告を見るに、多分上野騎手はピーターサイトで未勝利勝ちしたすぐ後に先約取り付けたから、確保出来なかったのかな?

11.メイショウアツイタ

 中山未勝利勝ちの実績から期待した去年のこのレースで、体調不安のコメントがあったけど5.7差の大敗だったし、ここ最近好走出来てるのが京都ハイジャンプぐらいで、昨年春の阪神は5着も、最後ヤマノグリッターズに迫られてるし、前走は距離不足とはいえ大きく負けすぎ。
 そこから距離延びるのはプラスとはいえ、そこまで大きなプラス要素になるのかは不安だし、飛越回数も、前走の小倉から1つしか増えないから、飛越でアドバンテージも取りにくく。陣営からも去年同様体調面で不安あるみたいなコメントがあるので。

12.ドンカルロ(出資馬)

 出来れば飛越回数多めでペースが落ち着く方がいい。
 今回の中山3210mは、飛越回数は、2度惨敗した小倉より1回多いだけで、全コースの中で少ない方なので条件良化とは言い辛い。また、手前替えるの下手で不器用かつ非力なので、バンケットの昇降も良くないと思う。
 ここ2戦は最後まで飛越ミスから十分に走り切れておらず、単純に体力不足で、追走手一杯になり、脚が上がらずに飛越が徐々に低くなっていってる印象で、そのために脚をぶつけて帰ってきてるんだと思う。
 今回、春に着けたチークを外して、障害では初めてブリンカー着けるけど、左にモタれる癖が強かった昨年の上半期に平地で2回着けた時は、効果てきめんというわけではなかったし、果たして効果あるのか?とは思う。やる気が出てないというのであれば、多分、飛越ミスで脚ぶつけてやる気無くしてるんだと思うけど。
 また、twitterで、この馬の今回の臨戦過程については言って来てるので、おそらくヘロヘロになって迎えるであろう中山魔の最終障害が凄く怖い。
 ここではただ一言。無事に完走してくれれば十分。

印と買い目

 7頭の競馬になるかなとは思うけど、その中からシンプルに、推し騎手が乗るナリノを含めた、アツイタを除く中山経験馬3頭と、唯一重賞連対した事のあるヴァリアメンテの4頭を中心にしました。
 ただ、アスター、オオキニ、スマイルスルーの3頭も、中山の代わりに小倉実績持ってて捨てきれないから、馬券外れるなら、この中から2頭以上来る形が一番ありえそう。
 ドンカルロに関しては、いつも自信はないけど、今回が一番自信が無い。好走出来るイメージが今まで以上に全く無いので、ここ2戦の事があるし、本当に怪我せずに無事に帰って来てくれるだけでいい。億が一、馬券に絡むようなことがあって外れても、驚きと嬉しさが悔しさを上回るので全然構わないです。 

◎ナリノモンターニュ
○ヴァリアメンテ
▲ブリヨンカズマ
★ファルコニア
△アスターディゴン、オオキニ、スマイルスルー
◆ドンカルロ

3複フォーメーション
 ◎○▲★ー◎○▲★ー◎○▲★△
 ◎ー△ー△
馬連・ワイド
 ◎流し
応援ワイド
 ◆流し




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