引退blog 4年LB#47市橋大旗
引退ブログを書き始めるにあたって、まず入部してからのことを自分の中で回想しながら文字起こししました!起きたことをダラダラ書いたのでまとまりやストーリー性はないですがどうか🙏
大学アメフト部に入部を決めたのは高3の冬。高校アメフトをやっていた僕にとってその決断は難しくなく、入部を決めるや否や仲間集めに必死で、経験者と聞いてはとにかく勧誘、未経験者も出会った中でいけるな!と思った奴はガンガン勧誘したのを今でも覚えています。
1年生
とにかく自分が活躍したいとしか思っておらず、周りには無干渉だった記憶です。秋シーズンで5インターを記録したのは良い思い出です。高校で幹部を務め死ぬほど大変な日々を過ごした私にとって、自分のことだけやれば良いのはハードルが低く、むしろ刺激が足りず高校で一個下の代のディフェンスコーディネーター(DC)をやりに行っていました。土曜上智で試合、日曜高校でまた試合。など多々ありスカウティング三昧かつ頭がパツパツだったのを覚えています。
2年生
幹部になった。チームを変えて1部を本気で目指そうと思ったのは1年目シーズンの終わりからでした。ディフェンスのプレーをほぼ一新して、自分のプレーブックをインストール。必死に理解しようと頑張ってくれるみんなの姿に感銘を受けていたと同時に、モチベや熱量の差が同期と溝があるなと感じるようになったのもここからだったと思います。迎えた秋シーズン、コロナで昇格の権利はなかったものの全身全霊で臨んだ大1番の試合は自分のせいで負け。同じプレー、アレが来るとわかってても毎回出された。対応できない。自分のアメフト理解度の未熟さを実感しこの年から今に至るまで、毎秋シーズン100試合以上は見て誰よりも勉強してきました。
3年生
副主将として迎え、1部昇格を達成したシーズン。ディフェンスとしても仕上がりが増し、結果として達成感のあるシーズンだった。ここでなんだかなと思っていた同期や後輩たちの「紛れもない本気」を行動で言動で魂で感じることができ、これなら来年も勝てるなと思ってもいました。
しかし、ここで同期ともっと向き合うべきだったと後悔の日々が4年生になって続くとは当時はその時その時勝つことに拘っていたため、気づきもしなかったです。
過去、関わってきた先輩方にもとても感謝しています。
1年生の私を試合に出してくれた当時の4年生、活躍すると一緒に喜んでくれたことは今でも忘れず、上級生になった今、自分がやるように意識しています。
1個上、2個上の方々リーダーとして未熟な私を受け入れて頂き、本気で取り組み主に闘ってくれました。2年間かけて昇格したような感覚でした。特に津田、清村の2人は今年になってもかなりの高頻度(週3〜5)で練習に入ってくれ、とても感謝しています。
締めということで長々と書かせて頂きます!もうしばしお付き合いください。
迎えた、4年目。
このチームの中で本気で勝ちたいと思ってる人が何人いるだろうか?
常にこれが頭の中にあったシーズンとなり、2部にまたすぐ落ちるのではないかという恐怖、責任感を毎日感じていた。
順当に主将となり、当初はうまくいくと思ってたが甘かった。前述の通り自分が2年生から幹部を務めていた為、その時々のチームを勝たせることに精一杯、つまり当時の4年生と関わることが多く、まず試合に出ることや試合で活躍することを目標に頑張っている同期との溝が深まっていたのを4年になって実感しました。みんなからすればコーチとまでは言わなくても少し上の存在に見えていたかもしれない。4年になって一緒にチームを引っ張っていく立場となり、困惑した日々が続いていた記憶があります。やろうと言ったことをやってくれない、嘘をつかれやってくれない、誤魔化しサボる、、、自分の辞書に「見過ごすこと」「放置すること」は基本ない為、毎回指摘をしなければなりません、他のメンバーも気づいてても言わない子が多く結局毎回自分が言わなければならない。当然周りだけでなく、自分にも悪い所や改善点は多々ありだが、4年生にまとまり感のないまま時だけがすぎていくのつくづく実感していました。
知ってる人は知ってると思いますが、そもそも私はチーム1練習が嫌いです、特に走りものは大嫌いです!でもどんなに体が痛くても体調が悪くてもグラウンドに行きます。いけば精一杯やりました。昨シーズンの東工大戦でみた、みんなの本気がなかなか見れない日々が続いていたのに鬱憤を感じていました。やれるのにやらない。これはなぜなのだろうか。
そんな中何回もミーティングを重ねたり、1on1で話したり、衝突を重ねたりしているうちに徐々に、何も言わなくてもしっかり取り組んでくれる人、なにかが微妙な時にあれこれ言わなきゃなって思った時に先に指摘してくれるようになった人が出てきて、それを見るたびにとても嬉しく、なんだか子供の成長を感じる親のような気分になっていたことを思い出します笑
そして試合はなんだかんだチームを一つの方向へと導いてくれるきっかけとなりますね。毎試合毎試合、勝っても負けても少しずつチームや学年が一つになるのを感じました。
今の3年生は今のチームの成長過程で大きく関わってくれ、基本なんでもやってくれる優しくて、素晴らしい人ばかりです。納得できないことや不満などもあったと思いましたが、ここ数年間共に取り組み、闘ってくれありがとうございました。
今の1、2年生はコロナもあり関わりがとても薄くなってしまったことを申し訳なく思います。そんな中でも特にディフェンスメンバーは高い意識を持つことの難しさ、継続して取り組むことの難しさを学んでくれたのではないでしょうか?次世代GEの中心となる君たちがその意思を受け継いでほしいと思います。
そして同期、
自分の思っていた部活像、体育会像、チーム像からは程遠い4年間でしたが、なんだかんだ楽しいことも多く良い経験になりました。ありがとうございました。
あれこれとネガティブなこと含め自分のことを長く語ってしまいましたし、この4年間、辞めたい、違うチームにいたらもっと充実していたか?アメフト部に入らなきゃこんな生活だったか?など何回も考えたこともあります。
が、入れ替え戦を控えた今(に投稿されるはず?)となっては、一緒にやってきたこのメンバーと勝ちたい、良いプレーを喜びたい、試合を楽しみたい、これだけですね。
最後に、僕はこの1年間どこの学校のどんなやつよりもアメフトに時間かけてきたし頭から離れたことはなかったしとことん突き詰めた。そんな僕についてきてくれたみんななら絶対に明日は勝てる。
さあ全てを賭けて!今シーズンラスト、頑張りましょう!
そして本当にありがとうございました!
LB#47 市橋大旗