山へ
とても尊敬し敬愛する方が、
2023年6月16日に
山の上の方から(きっと)
天に昇って行かれた。
御年85歳か86歳
だったかなと思う。
昨年のお誕生日には
サッカーウェアを着て
グラウンドにいらしたとも。
長沼の森の中で出逢って、
美味しい珈琲を頂きながら、
それから、
クリスタルボウルの
演奏を聴いて頂いた。
次のときには
美術館の敷地内では
音がどう響くか、
ひさしに反響すると
どうか。
たくさんの貴重な
アドバイスを
頂いた。
瀧のような豪雨の中
長沼の駅からみんなを
ガイドして頂いた。
本当に忘れられない
2021年の大切な思い出。
2022年夏、
しげちゃん、
じゃあこれさ、
そのノートと写真を
記録係として残してよと
頼まれて。
またきっと
すぐ一緒に森の再生に
手を動かしながら
おしゃべりできるって
思っていた。いつかなぁって。
秋には、ふらりと様子を
見に来て声をかけてくださって。
年が明けて
今年の春祭りの準備が始まったころ
1月に偶然お会いしたとき
今年来るのは初めてだから
せっかくだから
珈琲頂いて
行こうって。
あれ?珍しいな、暫く
いらしていないなんて。
毛糸かな、ニット帽を
かぶっている姿が
ひときわ印象に
残っている。
5月の連休中に
闘病されていらっしゃると
伺った。それを知って
お大事に、いつかまた
森で逢いたいですと
メッセージを送って。
今日19日がお通夜で
明日20日が告別式で
飛んで行きたいな。
違うでしょ。
生命のベクトルは
常に次の生命を育てる。
ここに来るよりもきっと
目の前の次の世代の成長に
目をかけ手をかける方が
そうして心の中で
祈ることが
ね。
しげちゃん。
もう大丈夫だから。
サミィさん、
お会いした回数は、
きっと、ほんの少しだけど、
とても大切なことをたくさん
教えてくださって、本当に
有難うございました。
そちらの世界へ私が
行くのがいつになるか、
それは今のところ
全くわからないけれど
少しでも、
次の世代の生命の
灯火になるように
貴方の生き方を
鏡のように心に掲げて
大切に毎日、生きていきます。
どうぞ安らかにお休みください。
御冥福を心よりお祈り申し上げます。
本当に有難うございました。
しげこ