最初に高いハードルを跳ぶ〜準備編2〜
大沢結希です。
としまえんのプールで何が起きたか・・?
<前回の記事はこちら>
最初に高いハードルを跳ぶ〜準備編1〜
https://note.com/golden_smile/n/n3e35a42bc1c0
3人息子の上二人を連れて、としまえんのプールに、ながのから遥々いった。
そして、ロッカー室。
男女共同の、オープンロッカールームを利用していた。
息子たちと、わちゃわちゃやっていたら、
隣にすーっと現れたのは、外国人のファミリー。
うちよりも、小さい子連れの、パパとママ。
明らかに日本語は、話せなさそう。
新幹線の一件以来、私は
『金輪際英語ははなさん!』と決めていたので、
なるべく話しかけられないように、かなり影をうすーくしていた。
すると、なにか嫌な雰囲気。
そう、ロッカーの使い方が、どうも解らなさそう。
ちょっと変わったロッカーで、日本人の私すら迷うくらいだった。
「あー、、、くるよくるよ。使い方教えてって、くるよ。」
キターーーー、、、、
『How`&%$use#”`#”’??』
なんとなく『ロッカーどう使うの?』と聞いているのはわかった。
I can't speak English
と逃げようと思ったら、、
そこに4つの目。
そう、むすこ二人の4つの目が、、、
ジーーーーっと私をみていた。
に、、逃げるわけには、行かない
しゃぁない、、、がんばるか、、
そう決意をきめた。
私が、彼らに言いたかったことは・・・
まず、カバンを入れて、その後にコインを入れて、鍵をかけましょう。
ただ、遊びの途中に荷物を取りに来た時は、ここのボタンを押してね。
こっちのボタンを押すともう一回お金払わないといけなくなるよ。
だが、私の口から出てきた言葉は、
Push Bag!
『置く』という言葉が出てこない。
「カバンをロッカーの中に入れて」
という言い方がわからない。
そして、なぜか
Push Bag!
『カバンを押せ!』
なんのこっちゃだよね。
当然のように、外国人のファミリーは
ポカーンと、、してた。
焦った私は、そばにいた息子たちに、
『あれ!ね!ねぇ!?入れるってなんだっけ!!!!??
あんた学校でならってないの?(息子当時小5)』
そうしたら、
『OK,OK』
となんとなく、状況を察した外国人のママさんが、他の人を呼びにいちゃった。
私は、『I'm sorry』一言いって、息子たちとその場を去った。
息子たちの手前、はずかしいし、
なんか、情けないし、、
だって・・
あれだけ、たくさん勉強した英語が、何の意味もなさない。
おそらく、高校時代だけで英語勉強に費やした総時間なんて、かるく5000時間を超えるだろうに。
ほんとうに、もう嫌だ。
もう、嫌だ。
英語なんて、この世になけりゃいいのに。
一生、英語からは目をそむけよう。そう思っていたのに
とどめ付けのことが、夏の終わりに起こる。
私は、品川の駅で、泣くことになる。
つづく