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”グローバル人材”になるためにやってきたこと

昨日の投稿は壁の高さ故のやや凹みでしたが、また色々なところで元気をもらいました。

具体的には、戦略検討において海外チームに協力を依頼し、議論の中で現在分かっていないポイント/現地側で調査してほしい事項を洗い出すことで一定課題認識を棚卸できたこと。
加えて、直近での取り組みに関してアドバイス・議論ができる人と複数繋がれたこと。
一筋縄ではいかない取り組みばかりですが、一緒に考えてくれる人が少しでも増えるだけで何とも心強い。

そして、夜は知り合いからインタビューを受けてグローバル人材について考えていました。

グローバル人材とは何なのか、定義って難しいなと改めて考えていました。ただ一方でグローバルに活躍する人に憧れをいだいてきたことは事実。

まだ私が勝手にイメージするグローバル人材にはなれていませんが、グローバル人材になるべくやってきたことをまとめます。
ちなみに、TOEICは940点、TOEFLは96点。
学業としては一定できている自負はありますが、自分のイメージするグローバル人材にはほど遠い。どうしてそう感じるのか、また別途言語化してみようと思います。
ただ下記でやっていたのは主に2017-2020年ぐらい。かなり忘れていることも多いので悪しからず。

AGOS

2017年頃通っていた、海外MBA受験のためのスクールです。
とにかく経営(そのものというより経営者の視座)と英語に興味があったので、海外MBAを取りたい、そのためにはTOEFLを何としても点数を上げたい!と通っていました。

ここはとにかくTOEFLの点数を上げることが主目的だったので、例えば会社の公募で海外MBA受験が必須になった、などの具体的な目標がある方にとっては成果を見込めると思います。

特にライティングは即時に活きました。
エッセイの型や、色々な言い回しを効果的に使う方法など。
完全にお勉強チックなのですが、ネイティブと比較して固定的な表現になりがちな頭をほぐしてもらいました。
(単なるSVではなく受身を使ったり、第三者的な表現を使ったり)

1つ1つの文は何ら難しいことはなくて、それらを組み合わせながら自分の言いたいことを表現することが、TOEFLの意図する勉強法だと理解しました。

スマホ留学 by 塩原祥之氏

とはいえスピーキングがとにかく苦手だったので、藁にもすがる思いで一時期使っていたのがこちら。

英語の表現を100個ぐらい覚えてあとはその表現を使いまわす、といった内容でした。あとは話す上でのリズムなども教えてくれる。
それをスマホで録音して毎日少しずつ練習。講師へ送ってフィードバックをもらう、そんな内容でした。
gonna/wannaをとにかく多用した構文でした。

I’m not gonna walk to the library in this bad weather.
(この悪天候の中、図書館まで歩いて行くつもりはない)

ずっと頭に残っているのはこちらの文章。
ただどうしてもなかなかgonna/wannaのような構文を普段使いできず、私にはあまり効果が分かりませんでした。

GABA

言わずと知れたマンツーマン英会話。
正直お高いです…。
カリキュラムに沿った対話で、教材があってそれに伴って講師と会話するスタイルでした。

ただ、例えばカリキュラムで「映画館に行ったときの会話例があってそれを練習する」といったときに、自分が直近見た映画でワクワク話せないと、テーマとして与えられても難しいなと思い、独自のカリキュラムをお願いしていました。

この時感じたのは、スピーキングで重要なのは英語の力というよりも「話す中身があるか」ということ。
結局日本語でもどれだけ話したい内容があるか、そしてそれを講師が面白がってどこまで深掘りできるか次第だなと思いました。
そのとき自分がお願いしてやっていたことは、

  • TOEFLのライティング/スピーキングの添削:ただし単なる構文チェックだけでなく、裏の背景などを聞いてもらってディスカッションなどもしていました

  • 自身の仕事での悩みポイントを相談

今思うと、コーチングのような使い方をしていました。だからこそ講師は単なる英語の発音というより、自身が考える経営/ビジネス観点の視座を持っている方を選んでいました。

話したいことがあって初めて何を使おうか、何を話そうか、伝えたいけど伝わらなくてどうしようかを考える。
問答を続ける中で自身の思考の浅さを実感することは多々ありましたが、とても良い経験でした。
今でも当時の講師とたまにメッセージのやり取りをしています。

English Central

主にフィリピン人が多かったですがオンライン英会話です。
英語を続ける癖にはつながりました。
ただし、1回1レッスンの予約だったかな?毎回固定の先生をなかなか選べず、大体最初は同じような自己紹介をするのが無駄だなと思っていました。
1回40分とかの英会話なので、冒頭の10分ぐらいがもったいない。

あとは、講師の専門分野があまり分からないので、経営や新規事業みたいな話をしたいけどあまり話が盛り上がらないみたいなこともありました。

何人かこの人ならという人を選んで会話はしていたので一定の効果はありつつも難しさを感じました。

GLOBIS

海外MBAという夢は社内公募で叶わずだったので、英語にあまり自身がなかったのと覚悟が足りなかった私は国内MBAを取ることにしました。
結果、この中でもグローバルな観点も学べたし、刺激をもらい続ける仲間にも出会えたので、良い経験になりました。
欲を言えば在学中にもっと交流しておけばよかったなと少し思ってます。

おわりに

という感じで、必死でグローバル人材となるべく努力してきたなと思うこの頃。

昨日の会話でも出たのは、グローバル人材になるためのコストかかりすぎじゃね?という点。
まさにそうです。私自身石橋を叩いて渡るタイプなこともあるのと、単純に私の業務やキャリアがあまりにグローバルとかけ離れていたこともあったのでかなり遠回りをしました。
そのコストをもう少し下げることはできるのかもしれません。

一方で、昨日の会話でまだ自分がイメージするグローバル人材というものを言語化できていないことが分かりました。

身近にいる尊敬する人などからもっとポイントを抽出して、自身がなりたいと考えるポイントも抽出しながら考えを深めたいと思います。


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朝比ライオ(マルチ被害をなくす会 代表)
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