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親族がマルチ会員の相談部屋(オンライン交流会)の定期開催を考える

タイトルの通り、素案ですがオンライン交流会の定期開催を考えてみました。


はじめに

現在運営しているLINEオープンチャット「親族がマルチ会員の相談部屋」

開始して2年強が経ちました。
現在の参加者は194名。出たり入ったりもあり、総勢450名程度が入られたことがあります。
相談内容は少し別でまとめたいと思います。

入り方はこちら

特に宣伝していない中でこうして入ってこられるということは、それだけ多くのマルチ会員の親族の方が悩まれている証拠だと思います。

研究者との連携で見えたこと

昨年末ぐらいから、マルチ商法をテーマに研究をされている方2名ほどと連携しています。
主な内容は親族被害者を繋いでインタビューしていただき、研究成果としてまとめるというもの。
先日ある方の最終発表会を傍聴させていただきました。

その中でも仰られていたこととして、マルチ商法に関して特に「マルチ会員の親族被害について過去研究がほぼ存在しない」ということ。
私自身もインタビュー結果を蓄積し公開してきましたが、これらを研究者や国にしっかりとしたデータとして提示していく必要があるのではないかとの意見をいただきました。

現在の会のやり方は、私が個別に被害者にインタビューして内容をまとめ、公開するというもの。なかなか量を増やすことや詳細な分析にまで手が回っていない状況です。
何とか持続的に課題をまとめる仕掛けが必要だと私も思い、考えてみました。

会の企画を検討する

過去LINEオープンチャットを通してオンラインの交流会やリアル交流会などを少し企画はしたものの、なかなか都合が合わなかったり、私自身が色々バタバタしていることもあり続きませんでした。

私自身もやりたいと思う一方で、自分一人で開催し続けられるか不安だったため”定期開催”に躊躇していましたが、ちょっと企画案を考えてみました。

オンライン交流会企画案

  • 親族がマルチ会員の相談部屋(オンライン交流会)

  • 開催日時:月2回、原則第1・第3木曜日 22:00-23:00(日時は一旦仮置き。必要に応じて延長も検討。開催日時は主催者の都合によって変更の可能性あり)

  • 形式:Zoom(オンライン)、MTGリンク固定

  • 主な参加者

    • マルチ被害をなくす会所属メンバー(主催者)

    • 親族内にマルチ商法会員がいらっしゃる方(類似した課題を持たれる方も構いません)

    • マルチ被害をなくす会に協力いただいている方(研究者など含む)

  • 話す内容

    • 特にテーマは決めないが、主には親族がマルチ会員で困っていることをざっくばらんに話すイメージ

    • 進め方に困った場合は入られた方にインタビューのような形式をとる(下記は一例、マルチ被害をなくす会での主なインタビュー項目)

      1. 親族の方が販売員になったきっかけ

      2. はまっていく過程

      3. トラブル(話を聞いてもらえない、連絡を取れなくなった、借金をされた、会員・製品を強要された、など)

      4. 親族・SNS・第三者機関など、他の方への相談事例(あれば)

      5. いま思うこと

  • レギュレーション

    • 参加する場合は事前(開催日前日夜目途)に主催者団体に連絡すること(当日参加もあり)

      • 主催者団体のメーリングリストへの連絡

      • マルチ被害をなくす会 ライオへの連絡

    • 参加者の基本情報が最低限分かるようにする

      1. 呼び名(LINEオープンチャットなどの登録名など)

      2. 年代

      3. 自分とマルチ商法との関係(母が現役会員、息子が会員、自身が元会員、など)

  • その他

    • 交流会の内容は録音を想定
      ※私自身が参加できなかったり、データを基に詳細分析などを行う上で必要だと感じているため

    • 相談内容や、相談から得られた情報は「マルチ被害をなくす会」のデータとして活用することを想定
      (活用例:マルチ被害をなくす会HPでの公開、消費者法ニュースなどの媒体での発信、国への課題提起資料の中での記載など。なお、個々の事例に特化した情報については参加者に事前同意を得る)

    • 参加者の録音・録画は控える

    • 匿名参加可、傍聴のみの参加もOK、カメラONも不要(主催者がONとする場合はあります)

    • 研究者や場合によっては取材関連でメディアの方が入られる場合があるかも

    • 参加者は弁護士や臨床心理士などの資格を持って対応するわけではありません。特に私の場合マルチ2世という当事者としてお話を聞いたり、類似した当事者同士が悩みを共有することが主な交流会の役割です。

ざっと案を記載したので、これのように進めるかはまだ検討です。
録音必須とすることなどに抵抗があるかもしれませんが、意見をいただきながら考えます。

誰も参加者がいなければ、私が淡々と執筆などの作業時間に当てればいいか、というくらいの気持ちで、ラクに考えてみます~

よろしければサポートをお願いします! いただいたお金は、被害者へのインタビュー/記事作成、メディア・専門家・政治家などへの課題提起、などのマルチ被害をなくす会の活動運営費に充てさせていただきます。