読書録:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 by 八木仁平氏
昔読んだ本を見返して感想メモを。
以前まとめた記事の内容と照らし合わせて、再度下記記事も修正しました。
やりたいこと考える系の記事は今回で一旦終わります!
毎日noteという負荷によって、似たような内容を色々な記事で分散して書きすぎて失礼しました。
ようやく私の考えも大分シャープに、クリアになりました。
「本当にやりたいこと」の見つけ方
ざっとまとめると下記の通りです。
①→②→③の順番で見つけるとやりやすいようです。
Will,Can,Mustで表現されるものと類似していると思います。どちらの表現が好きなのかは人次第なのかもしれません。
本書の特徴は、より具体的に、筆者の事例を交えながら、順序まで含めた具体的なやり方や躓きポイントなどを記載していることだと思います。
やりたいことが分からない、という方はまずは一度手順に沿って考えてみることをオススメします。
大事なこと(価値観)
私の場合下記でまとめました。
本書を読んだ上で再考すると、
自身の過去の体験からキーワードをもっと多く出したり、
いきなり最終的に選ぶのではなく類似した項目を分類し包括したりして、
より的確な表現を選ぶことが重要だと感じました。
少し上記記事も修正しました。
あとは、3分間特定の質問に対して答えを書き続ける(=ジャーナリング)とか、質問に回答し続けるといった手法も活用すると良いです。
価値観から仕事の目的を考える
価値観を順位付けし、その中から仕事の目的を考える。実は、このプロセスが最も大事だったのではないかと私は思いました。
一回目に読んだときはあまり気にしなかったポイントです。
なお、「人を笑顔にしたい/幸せにしたい」は仕事の目的にはならないとのこと。それはそうかなと。
幸せにしない仕事はないため、「仕事の目的」の設定には、もう少し具体的にする必要があります。
私の現在の価値観は「1.幸福感 2.達成 3.ありのままでいられること」。
そこから再度考えて、仕事の目的は、「私のような抗えない課題(マルチ会員の親族)に苦しむ人が、人生に負けずに一歩進むこと」なのかなと思っています。
ここはもう少し別記事で詳しく言語化します。
得意なことを考える
得意なこととは、「成果を出すために自身が無意識にやっている思考・行動パターン」のこと。下記問いなどを参考に得意なことを考えます。
これまでの人生で充実していた体験は?
これまでの人生で成果が出たことは?
イラっとした他の人の言動・行動は?
私は過去実施したストレングスファインダーの結果も参考にしました。
得意なことは下記記事でまとめました。
問いに答えながら自分を見つける
本書では付録として様々な問いを載せてくれています。
色々な問いに素直に書いて答えて、それを公開して読み直して言語化することも良いのではないでしょうか。
社会に対し怒りを感じたことは何か?それはなぜか?(単に怒った経験でもいいと思います)
小さな頃に影響を受けた経験は何か?それはどういきているか?
尊敬する人・キャラクターは誰か?それはなぜか?(心を揺さぶられるシーンなどを振り返ると良さそう)
他人や子どもにアドバイスしたことは何か?(よく使う言葉などがヒントになりそう)
周りに影響を与えた経験は何か? ※できれば複数個、10個程度がよい
その他響いたこと
「やりたいことは人のためでなくて良い、自己犠牲は3年しか続かない」
本当にその通りだと思います。自己犠牲とするやり方ではなく、持続的な仕組みややり方を考える必要があります。
今の「マルチ被害をなくす会」の活動。少し自己犠牲的に続けてきたような気がするので、ここもいま一度活動見直してみます。
自己犠牲ではなく、価値観にそって進めていきたいと思います。
おわりに
これを言うと元も子もないのですが、本書の中では具体例が色々あるものの筆者の体験談に具体例が寄ります。
私が過去読んだときは、引きずられたような記憶があります。
そして私は性格がねじ曲がっているので、ブログを書いてすぐ成功した事例などを拝見し、私は自分には「そんな素敵な能力ないし」などと自分との比較をしてしまったような気がします。
正直に言うと、
「全てを順番通りに、数学の問題を解くようにやりたいことが本を読んだら見つかる!」みたいなことはほぼないです。
(当然筆者も類似した点を指摘しているとは思います)
一方で、「やりたいことを考えることを後回しにはしない方が良い」というのも事実です。
一定しっかりと考えて、考え切ったら行動に移る。
単純に、行動も「仮説をもって行動した方がずっと効果的」だというだけです。
考えずに行動したってそれもいいと思います。
両者それぞれに良い面があると思います。
私は「自分の生きる意味」を再度まとめ直すきっかけになりました。
ありがとうございます!