見出し画像

本当にあった怖い話

https://x.com/yuuneko55

これは、先輩が体験した本当にあった怖いお話。
その時は連日雨が降り続いており、気温も高くじめじめしていて不快な日でした。暑さのせいでよく眠れず、妙に陰鬱な夢を見たりしてなかなか眠れなかったと言っておりました。

台風も近づいており、電車が止まるかもしれない。そんな事もあって、いつもより早く会社を出て家に帰る事にしたのです。
と言っても時刻は夕方、黄昏時。雨を降らせる黒い雲の間から覗く夕日は血のように赤く、紫色に染まっていく空はとても不気味でした。

風は強く、木々のざわめきは台風を予感させ不安になります。なんだか心がざわつく。もしかしたら最近見た夢のせいもあるのかもしれません。暗い部屋の中で、じっと本を見つめる夢。支離滅裂で意味もなく、夢らしいといえば夢らしい内容……。

そんな考えを巡らせていると、住んでいるマンションが見えてきました。地元ではありますが、仕事を始めてしばらくしてから一人暮らしをするために借りた部屋。実家が近く、時折親が訪れるため合鍵も渡していますが、最近は来ることも少なくなりました。

人恋しさを感じながら家の扉を開けた時、先輩は違和感を覚えました。
いつもと家具の配置が違う……。しかし、すぐにピンときました。そうか、久々に親がやってきて掃除でもしたのだろうと。
先輩は綺麗好きでしたが、ここ最近は忙しく片付けが出来ておりませんでした。親の気持ちに感謝し、自分の部屋の扉を開けます。

しかし、そこで先輩は見てしまったのです。
棚にしまったはずの、自分で描いたエロ同人誌が、五十音順で並べられているのを……。キャー(甲高いホラーの叫び声)
東京にいるころ笑い話として聞いた話ですが、今思い出しても背筋が凍ります。

「あんた!! メ〇ガキふた〇り同人誌描いてたのね!!」って親に言われたら卒倒するでしょう。先輩が描くジャンルがニッチすぎる。ありがとう。
それでは本日も素晴らしい出来事をありがとうございました!! ここまで読んでくださり感謝です!! 明日も素敵な一日になります!!

いいなと思ったら応援しよう!