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人生どん底の時に、人間関係がよく見える
逮捕から、もう1年以上が経過した。
この期間、とても色々なことがあった。
そして、今もまだ起こり続けている。
その中で、多くの人生の教訓も得たので、今日はその中の一つを書いてみようと思う。
【人生どん底の時に、人間関係がよく見える】
上手くいっている時
お金がある時
というのは、人はドンドン寄ってくる。
その時は、純粋にその魅力に引き寄せられ、寄ってくるのだと思う。
成功している人と近づきたい
成功している人から学びたい
というのは、自分を成長させたいという願望からくるもので、
誰にでもある思いなのではないかと思う。
だからこそ、上手くいっている時には、ドンドン人が寄ってくる。
彼が逮捕された時、周りにいた人たちはどうなったか
4種類の人がいる。
①変わらず味方でいて、支えようとする人
②何も発言せず、じっと見守る人
③離れていく人
④離れて、悪く言い、同調者を増やそうとする人
①〜③はすぐにわかると思う。
近くにいるのも、離れるのも、中立の立場で動かないというのも
どれも、個人の自由だから。
厄介なのは、④の、離れて、悪く言い、同調者を増やそうとする人。
よくあるのは、
「最初から変だと思ってたのよ〜」
と、自分はおかしいと思ってたんだよね、ほらね
っていう発言。
変だと思ってたのに、近づいて、自分が中心のように振る舞ってたの???
あれだけ与えてもらっていて
あれだけ慕っていたのに
変だと思いながら、そんな振る舞いできるの???
自己擁護と、自分を価値づけたいというのが見え見えの発言。
こういう方は、損得で人と付き合ってるんだと思う。
自分にとって、得がなくなり、損益を被りそうだと危険に思うや否や、手のひらを返す。
損得だろうがなんだろうが、離れてくれるのは、それでいいのだけど、
厄介なのは、それが膨れ上がり、自分が妄想したことを、あたかも本当かのように言いふらし、同調者を増やそうとすること。
信じていた人から裏切られたという悲しみは理解できる。
だけど、攻撃に転ずるのは理解できない。
この人だけは信じられる
と思っていた人も、簡単にひっくり返っていく。
そういうのをこの1年強、嫌というほど経験した。
この状況でありながらも、人間不信に陥っていないのは、逆に、どんなことがあっても、側にいて力になろうとしてくれる人の存在のおかげだと思う。
上手くいっている時よりも
困っている時
どん底状態の時に
本当の人間関係が見えてくる。
損得で人と付き合う人は
自分も損得で扱われる
逆に、与えて与えて与えて
利他の心で接している人は
どんなことがあっても助けてくれる人がいる
私は、今、後者の人たちに支えられている。