FPS未経験者がAPEXを1年プレイして、プラチナに到達した話
間違いなく楽しいジャンルなことは理解しつつも、ある程度の覚悟と時間が取れないと結果が出ないことから、先送りにしていたFPS系。
プレイ人口は増加の一途を辿っており、そろそろ触らないとマズかろうと腹を括ったのが2020年の6月中旬。
APEXをプレイして、何をすれば上手くなれるのか、どのようなスタイルでサービスを提供しているのかを学んでみようと考えたのでした。
ということで、今回のnoteでは「1年間のプレイ体験」を簡単に振り返ります。
何時間くらい遊んだの?
おおよそ900時間です。
画像の右下に表示されているプレイ時間は、ゲームのトップ画面で放置していても加算されてしまうのですが、他に確認する術がないので!
「基礎を学ぶために、100時間」
「上達するために、1,000時間」
なんてことがよく言われているため、1,000時間くらいは遊んでみようと思って、いざ開始。(目標:毎日n時間! みたいなことはしていません。)
正直、最初の100時間が最も精神的にキツく、辞めてしまう人が多いだろうなと感じました。
とにかく口が悪い人、品のない人と組んだ時の気持ちと精神の削られ方が尋常じゃないんですよね。
「それに耐えられた人だけが残る修羅の世界だから……」みたいなことを言う人もいますが、"界隈の常識"として許容し続けるのは非常にもったいないと思う次第です。
一方で、優しい人や頼もしい人と出会えた時の楽しさも超ド級です。
クールな殺し屋、マジでスゴい。アスリートだと感じてしまうことさえありました。w 想像を絶する時間をかけた努力と経験の賜物なのでしょう。
いずれにしても、夢中になれば時間が溶けるゲームです。
「プラチナに到達」ってすごいの?
APEXを遊んでいる人に伝えた時、「そこそこ遊んでるね。初心者卒業したかな?」と思ってもらえる指標のひとつ、くらいに捉えてください。
最大60人の殴り合いで、他のキャラを倒したり、長い時間生き残ることで得られるポイントが蓄積していくと、ブロンズ/シルバー/ゴールド・・・とランク付けされていく仕組みになっており、そのひとつがプラチナなのです。
基本的には、以下の条件を満たすことで到達できるはず。
・FPSの基礎を理解し、実践できている
・APEXのゲームシステムの基礎を理解し、実践できている
・ある程度のプレイ時間を割いている
FPS未経験者の自分にとっては、大きな目標にしていたところでしたので、達成感はアリアリのアリです。努力が実るのは嬉しいよね。
ただし、本当のスタートはココから。
極論、敵を倒さずに逃げて隠れていたり、強い人とパーティを組むことで、自分が弱くてもここまで来ることは可能なのです。
実際、自分もプラチナに見合ったプレイヤースキルを身につけねば…と感じる部分もあります。(特に近距離の撃ち合いね……)
目指せ、ダイヤ!
どうやって"基礎"を理解したの?
いくつか方法があります。
①とにかく遊ぶ
実践なくして気づきなし!
動画を観たり、文字を追うだけで上手くなるのは難しいです。
②理由と原因を振り返る
「今、上手くいったのはどうしてだろうか」
「なぜ負けてしまったのだろうか」
「どうして弾が当たらないのだろうか」
良かったことも、悪かったことも、すべてに理由と原因がありました。
辿り着いた自分の結論が間違っていても良いので、
丁寧に振り返るクセを身につけるのが肝要です。
③自分よりも上手な人にアドバイスをもらう
素直に教えを乞います。
そして、教わったことは必ず実践。
これは合わないかもな~と思う方法でも、まずはやってみる。
その上で、「合わないと思った。」という事実を
謙虚に伝えることが重要ではないかと思います。
④自分よりも上手な人と一緒に遊ぶ
どんな人でも上手に100%言語化するのは難しいです。
そして、ひと口に上手といっても、得意なポイントは人それぞれ。
一緒に遊んでもらうのは、何かしらを吸収するチャンスなので、
機会があれば逃さないようにしましょう!
また、上手い人に倒される機会も多ければ多いほど良いです。
"されて嫌だったこと"を真似すると新たな発見があります。
⑤一緒に遊ぶ人がどんなプレイスタイルかを理解する
とにかく攻めるのが好き、様子を見ながら戦うのが好きなど、
立ち回り方には差があります。
基本的にはチーム戦なので、仲間の動きから察して協力したり、
割り切ったりするのも重要な要素だなと感じました。
実際遊んでみて、楽しかった?
楽しいです!
とにかく新しい発見や学びが多いのが一番ですね。
どんなことでも構わないので、教わる立場になる機会を意識的に作り、
「情熱を持って挑戦する」のは大切だと思います。
いつの間にか忘れてしまった"できない悔しさ"を思い出せると、
人に優しくなれるオマケもついてきます。
以上、簡単な振り返りでした!
「900時間かけた価値があったのか?」
「たかがゲームに?」
そんな穿った見方もできますが、僕にとっては極めて価値がありました。
それは、APEXの中でのみ活かされる知識や経験技術のために投資した時間ではないからです。仕事の中で、あるいは日常の生活の中で有益なものを手にすることができたり、様々な人たちとのコミュニケーションツールになってくれました。
ただし、最もよく遊んでくれている2人の友人がいなかったら、ここまで続いていなかったとも思います。
物覚えが悪く、緊張しやすい下手な人間に一度も怒ることなく、優しく導き、とことん付き合ってくれる姿勢に深く深く感謝をすると共に、自分もいつかそのレベルにまで到達できたらなと願う今日この頃です。