十代目柳家小三治・八代目橘家圓蔵・七代目古今亭志ん馬の手ぬぐい
高座名:十代目柳家小三治
本名:郡山 剛蔵
生年月日:1939年12月17日
命日: 2021年10月7日
本日三回忌を迎えた十代目柳家小三治の手ぬぐいです。
柳の枝に、丸くデザインされた柳家小三治の文字。
師匠である五代目柳家小さんは牡丹文字で「小さん」というデザインでしたが、小三治師匠は独特のやや無骨な書体です。
こちらは美大出身だった小三治師匠のおかみさんがデザインされたそう。
美しさと剛健さを兼ね備えた小三治師匠らしい手ぬぐいですね。
同じく10月7日がご命日の落語家さんも併せて紹介します。
高座名:八代目橘家圓蔵
本名:大山 武雄
生年月日:1934年4月3日
命日: 2015年10月1日
「ヨイショの圓蔵」「平井の師匠」でお馴染みの八代目橘家圓蔵の手ぬぐいです。
三つ組橘の紋が印象的です。
とても見にくいですが、左下に黒い字でお名前が染めてあります。
高座名:七代目古今亭志ん馬
本名:吉野 惠一
生年月日:1958年3月3日
命日: 2013年10月7日
七代目古今亭志ん馬の手ぬぐいです。
六代目志ん馬に入門し、師匠の死後は志ん朝門下に移籍、2013年に55歳で亡くなられています。
古今亭の一門らしく、筆で描かれた馬の絵が粋ですね。
手ぬぐいの地の色も、ベージュのような色が使われており、とても珍しいです。
今回は、10月7日に亡くなられた3人の落語家さんの手ぬぐいを紹介しました。