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人生の選択に迷ったら?-『流れに乗る』方法-


「人生の選択に迷うとき、どうすればいいですか?」

これは、占い師として最もよく受ける相談の一つです。

恋愛、仕事、人間関係——。人生にはさまざまな岐路があります。そのたびに「この選択で本当にいいのだろうか?」と悩み、答えが見つからずに立ち止まってしまうこともあるでしょう。

ただひとつ言えるのは、迷うということは、あなたが『自分の人生を大切にしたい』と思っている証拠だということです。
だから、迷うこと自体は悪いことではありません。
(迷い過ぎはNGですよ!)

そして、私たちの人生には目に見えない川の「流れ」のようなものが存在すると考えます。
流れに沿っているときは、何をやってもうまくいきますし、流れに逆らっているときにはどんなに頑張っても前に進めません。
この流れに逆らわず、むしろそれをうまく活用することで、スムーズに前に進むことができるのです。

目に見えない世界の解釈をいれるのであれば、過去・現在・未来は同時に存在しています。
川から上がって出てしまえば、川沿いを伝って過去にも未来にも行けるのです。
過去の流れから「外」に出ても、未来の流れから「外」に出ても、そこは同じ川辺なのです。
ですから、今が例えどこであったとしても、あなたはいつだって過去も未来にも干渉することができるのです。

この記事では、私の視点から「人生の選択に迷ったときに流れに乗る方法」について解説していきます。


1. 「流れ」とは何か?

占いの世界では、「運(気)の流れ」という考えがあります。
これを「運気」といいます。

例えば、四柱推命では、生年月日(時)から、大運と呼ばれる長期的な運の流れを読み取り、さらに流年と呼ばれる「何歳ごろにどんなことが起こるのか」を知ることができます。
西洋占星術でも今の流れや時勢の星のことなど、SNSで配信されている方も多いですね。

私の場合は、四柱推命を使って運の流れやご本人の状態を見ています。その場合には、個人を見ることに特化しているため、時勢の流れというよりは、ご本人にとってどうか、という点を大切にしています。

天気で例えるなら、晴れと相性がよい人もいれば、雨と相性がよい人もいます。
※ここでいう、「相性がよい」は「運がよくなる」、「相性が悪い」は「運が悪くなる」という意味合いです。
(便宜上の比喩で)今年の天気は何かな?そのうえで、自分にとってどんな影響があるかな、と見ます。

占いにおいてお客様にお話をする時には、断と象が必要です。
断とは、「吉凶の断」であり、よいか悪いか、です。
そして象とは、象徴の象で「何についてか」です。

象で、仕事・恋愛・環境など、何についてか?
そして、断で、それがよいのか悪いのか?
お金(象)に関して良いこと(断)がありますといった形ですね。

こうした「流れ」は、見えないけれど確実に私たちの人生に影響を与えています。

こういった流れを知ることで、「今は行動すべき時なのか、それとも慎重になるべき時なのか」を判断しやすくなります。

特に、大運が切り替わってしまうと大きく流れが変わってしまうこともあります。
大運は10年ごとに変わるのですが、人によってそのタイミングは異なりますし、去年と今年、あるいは今年と来年で全く吉凶が反転することもありえます。
すると、去年までやっていたやり方が今年は一切通じなくなっていたり、あれだけ困っていた出来事があっさり解決する、なんてことも起こり得ます。


2. 迷ったときにすべき3つのこと

それでは、選択に迷ったとき、どのように流れを読み、それに乗るか?

ここでは、私の考える「迷ったときにすべきこと」を3つ紹介します。

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