的中することが目的ではない
的中することが目的ではない
競馬はお金の奪い合い
競馬の仕組み上、参加者同士でお金の奪い合い。
敵はJRAではない。
「的中させることより、どれだけ儲けるか」
これを考える事が最も大切。
10R買って8Rを当てる予想よりも、10R買って1Rで全ての捲れる予想が理想。それを如何に見つけて、精度を上げていくか。人気馬同士の決着は買わずに、ひたすら期待値を計算して高配当狙いに徹する。
単純に上位人気馬の組み合わせ馬券はオッズが低い=購入者が多い、ということ。それだとマイノリティにならず、かなりの的中確率がないと期待値はプラスにならない。
対して、高配当はそれだけ購入者がいないことになるので、的中できるということは予想や馬券構築の差別化が出来てるということの裏付けになる。さらにオッズが良くなることで期待値が稼ぎやすい。
高配当を狙うといっても、あくまで期待値が優先。走らない穴馬ばかり買うわけではない。
例えば単勝3倍で、1着になる好走確率の予測が50%以上あるなら当然買い。逆に10倍の馬で好走確率が5%なら見送り。(期待値計算すれば理由は明白)
期待値を計算する
競馬で期待値を計算するとはどういうことなのか。
それは、
これが計算式。
期待値を考えるにあたってオッズは非常に大切。馬券で勝っている方は、間違いなくこのオッズを意識している。
人気馬を買うということ
競馬予想において、穴馬より人気馬の方が予想が簡単だとよく思われがちだが、本当は逆。人気馬を常に買って、馬券で勝ち続けることの方が、穴馬を買って勝つより何十倍も難易度高い。
なぜならオッズギャップが少なく、的中時の利幅が少ないので、高い的中率を維持しなければ勝てない。毎年1番人気が30%ぐらいの勝率で、ざっくり言えば1番人気の単勝で期待値1を越えるためには、的中率60%ぐらいは必要。それは化け物クラスの予想精度。むしろその精度の予想が出来るなら、穴馬を精査した方がさらに稼げるのは明白。
高配当狙いの方が実は簡単
そんな化け物クラスの予想は、当然ながら持ち合わせてないので、極ラク競馬では高配当狙いに徹する。というより、高配当狙いが競馬で勝つために1番楽な道。
単勝2倍の馬を60%の確率で当てることより、単勝6倍の馬を20%で当てるほうが簡単。人間には心理バイアスがあって、人気馬の方が安全、強いみたいな偏りがでるので、よく分析するとオッズの歪みは結構ある。下手すると、2倍の馬より6倍の馬の方が明らかに強い時も。
当てる事が目的ではない
馬券は稼ぐために買うべき。当てることが目的になると、どんどん期待値が下がる行動をしてしまいがち。多点買い、人気馬同士の馬券など。最低でも1日単位で期待値のイメージをすること。1日に一万円分馬券を買うなら、的中した時にどの程度のオッズが必要なのか。それは実現可能なことなのか。分析→オッズ→期待値の順でちゃんと考えているか。これらをちゃんと意識して予想分析、馬券構築するだけで回収率は必ず上がる。
当てる事を考えるのではなく、期待値をイメージする。
① 投資金額の把握
今年の平均で考えると、現状はこういった感じで馬券を購入。3場開催が多い月だと購入数は増える傾向があるので、年間だともう少し多いかも。
② 必要なオッズを計算する
投資金額を把握した後にやることは、それを回収するために必要なオッズを計算すること。今の馬券スタイルは馬連+ワイドのセット買いで、それぞれの1点辺りの金額は以下の通り。
狙う馬によって上下するが、基本としてはこの比率。これをベースに必要なオッズを計算。
馬連の場合は90倍、ワイドの場合は45倍を1回でも的中できれば、1日の投資金額を回収できるということに。厳密にいえば馬連が的中する際にワイドがセットで的中するので、感覚的には馬連も45倍ラインの的中でほぼ回収できる。
予想分析と必要オッズの整合性
投資金額の把握、必要オッズの計算をした結果、今の自分自身の予想分析、馬券スタイルが整合性があるかどうかを確認する。1日に馬連で90倍のオッズを必要としているのに、人気馬ばかりの組み合わせばかり買っていては全く整合性がとれていないことに。また逆に30倍でいいのに、穴馬の組み合わせばかり買っていてもバランスが悪い戦略に。
予想から入って馬券を組み立てるよりも、投資金額(または勝ちたい金額でもいい)逆算して、予想の整合性を確認することの方が大切。それが期待値をイメージすることに繋がります。
その他の記事はこちらから
サポートは本当にお気持ちで十分です。 いつも見て頂いてありがとうございます!