ANAアジア行き運賃の全て!①
皆さん、こんちは(^^=)/
今回は、ANA「日本発アジア行き運賃」の全てを大公開します。
ネット上で「マイル単価」と言う言葉をよく見聞きすると思います。
「ステータス獲得の為のポイント」と「特典として積算されるマイル」の
単位価値を算出しているのだと思います。
それらをはじき出す時に「航空運賃」が必要条件になります。
皆さんが情報を得ている発信者が、注目を集める為に引き合いに出す運賃はいくつありますか?
お得だと表現してる数種類だけですか?
それが「アナタ次第」の価値で良いものだと納得されてますか?
*修行・仕事・家族旅行、若しくは幾つかの要素の混在で飛びたい。
*ポイントやマイル消化を兼ねた、アップグレード出来る運賃の最安値を知りたい。
同じ都市ばかりではなく、観光も取り入れて他の国に行きたい。
恐らく、情報発信者の主観では価値があるのでしょう。
しかし、皆さんの都合と志向が一番です。
僕がここで説明する内容は、使い方のコツ・隠された利点です。
良いものがあっても「売切れ」では意味がありません。
「プランB・プランC」やイレギュラー時にどう立ち回るのか併せてお話ししています。
「アナタの一番」を見極める資料として役立ててもらえれば幸いです。
今回は「ANA」ですが、「JAL」も同様の手口を使い足並みを揃えてるので置き換えてご覧下さい。
また、上級者の方にも楽しんで頂けるよう、航空会社・フェア・そこで働く多くの人達と接してきた経験からのエピソードも交えています。
では、基本である「日本発の運賃」です。
ソウル線は前回お見せしていますので、先ずは「HKG」線からどうぞ!!
上級者の方は興味がないかも知れませんが、本当に日本発運賃を極めた目線なのかの復習として見てもらえれば幸いです。
初心者・中級者の方は、航空会社が利益を出すために隠している「追加料金」にフォーカスして見てもらえると知識の引き出しが増えますので、このテーマ中に攻略してしまいましょう。
「GI」とあるのは「グローバルインディケータ」、このルート制フェアが取る地域を表現しています。そのコードが「EH」イースタンへミスフィア。
直訳すると「東半球」という意味で、大陸で考えると「ユーラシア・アフリカ・オーストラリア」等を意味します。航空業界的意味では、南ルートになります。
次に「最安値」を引用して運賃の裏側を暴きましょう!!
BK-Sの66000円が最安値。
もう一つ、「71000円」がありますがこの違いを理解している方はいらっしゃいますか?
後ほど説明します。
11月という2か月以上前の閑散期に、ANAがどれだけ往復「BK-S」で料金を出しているか検証しました。
結果は・・・殆どありません。
出発便が「11/7」、帰国便が「11/29」で見付ける事が出来たので、ANAの声を聴いてみましょう。
合計金額94950円
ここで重要なのが、料金の詳細を見るという行為です。
買い物したらレシートを確認していませんか?
金額が合わない場合、アナタは放置しますか?
フェアのベースが「72000円」
諸税が「22950円」、合計「94950円」です。
BK-Sで確保しているのに、先程お見せした「66000円」が見当たりません。
もう一つの「71000円」を引っ張て来ているのかと思う方もいるでしょうが、ここはアメリカやアジアではなく日本です。我ら日本を代表する航空会社ANAが1000円という誤差を提示するわけがありません。
1000円なんてどーでも良いと思われる方もいるでしょう。
しかし、4万円だったらどうしますか?
これは「フライトサーチャージ」と言うものが「ベース料金に組み込まれる」んです。
燃料サーチャージではありませんよ。
サーチャージってとても便利な言葉で、ゴエム(羊)と呼ばれる従順な日本人は、聞いただけで納得する方が多いと思います。
実はコレ、キャリアマジックの一つなんです。
路線とフェアベース・搭乗クラスにより、「片道3000円から20000円」の付加料金があるんです。
皆さんがwebで表示する料金・オペレーターから案内される料金には、
「別途・追加」の文言はありません。
皆さんが見るフェアルールにも記されていません。
詳しい方はご存じでしょう。
燃料費が課せらるようになる、ずっと前からあったものです。
簡易的な判断方法がありますので、目安としてご利用下さい。
*羽田線には追加されるが、成田線には追加なし。
*時間の良い人気便である「日本午前発・現地午後発」に加算される。
このように、利便性の高いものにこっそり追加料金が設定されているんです。
僕がよく「隠されているものが多くある」と言っている部分の一つです。
香港線は「片道3000円、往復6000円」なので、66000円に足すと「72000円」という正真正銘の最安値になりますネ。
では、「66000円」と「71000円」の違いを説明しましょう。
航空運賃には必ず「名前」が付いています。
それらは「フェアベース・フェアベイシス」というコードで呼ばれます。
66000円と71000円のフェアベースにフォーカスして読み解きましょう。
皆さんの名前はご両親の希望や思いがつまった素敵なものです。
フェアベースにも航空会社の思いが刻み込まれています。
*66000円「SNCK1」
*71000円「SRCK1」
違いは「NとR」にあります。
*「S」・・・予約クラス
*「N」・・・払戻不可
*「R」・・・払戻可能
を意味しています。
では次に「BK-B」と「BK-C」をご覧下さい。
これは修行用価格ではありません。
一般的目線で高額運賃に意味があるかを見る必要があります。
急を要する方や、経費を使いたい方、提示されたものが当然ととらえる方も多くいますので、取れるところからシッカリ取らなければなりません。
僕たち修行組が空港でサポートを受けたり、ラウンジで食事を楽しめるのも、高イールドのお客さんがいるからなので、価格だけでも知っておきましょう。
この高額運賃から学べるコードがあります。
BK-Bを例に説明します。
4種類の運賃があります。
全ての違いが分かりますか?
見ているとIQテスト、メンサの入会試験みたいですネ。
「BXRCK1」この名前の由来は・・・
とういことがコードで読み取れます。
ここで注意点があります。
「W」と「X」の週末・週日は、香港線の場合、
週末は「日曜・月曜」
週日は「火曜~土曜」
です。
「土曜・日曜」が週末ではなく、路線・出発国で異なりますのでご注意下さい。
では次に「TPE」です。
最安値は「BK-S / 52000円」
ビジネスクラスの最安値は「BK-Z / 172000円」
「BK-Z」にも数種類の運賃が存在します。
「0日前」と「35日前+」があり、これは発券期限を意味します。
35日以上前の発券であれば「202000円」ですが、35日を切ると
「172000円・192000円」と、間際の方が安いのは不思議ですが、
よく見ると「Nの払戻不可」コードが刻まれています。
BK-Jも同様に、ご丁寧に「4種類の運賃」が用意されています。
次に「DEL」発券される方用に運賃をリストしました。
片道AWD(特典)で発券される方もいるでしょうが、往復有償チケットでポイントを獲得したい方は参考にして下さい。
航空運賃は、こんなに沢山の種類がり、高額な日本発は一つ選択を間違えるだけで数万円の違いがあるんです。
皆さんは、買い物をされる時は値段を比べているでしょう。
お気に入りのレストラン・寿司屋はいつも時価ですか?
同じクラスに乗るにも雲泥の料金差がある航空運賃です。
夏休みや年末年始であれば、より高額になります。
僕のように細かく調べる必要はないと思いますが、知らない事で大きな損が隠されています。
言い方を変えれば、航空券はベースに肉付けをするもの。
逆であれば要らないものをそぎ落として安くする。
変更するつもりがなく、週日・週末にこだわらない、キャンセルが出来ない運賃でも納得する、このような「アナタの都合」を刻み込んだオリジナルを作るものなんです。
格安・セールと謳ってる価格と比べてみて下さい。
最安運賃はあまり料金差がないと分かると思います。
LCCを選ばすANAを応援している方は、是非「運賃種別」を攻略して、
アナタ次第のルート作成・チケット発券を楽しんで下さい!!
次回は、他のアジア線の運賃を解説します。
動画もアップしましたので、お時間のある方は参考にして下さい。
楽しんで頂けましたら、ランキングに貴方の「アナタのとまほ~く♪」をぶち込んでネ!!
復活後の記事はブログカテゴリ【2023】に入れてあります。
極上うなぎ。