『パリ行きも半額ですよ』もう日本発やめちゃえば?《JAL / ANA》ソウル発券
アナタは日本発の航空券で旅行してますか?
日本在住者なら当然ですネ。海外発券を強要しているわけではありません。
僕達の周りには利権まみれの商品・システム・多くの嘘が蔓延っています。
JAL / ANAを愛しているなら、どうか目を背けないで下さい!!
全てを受け止める必要はありません。末永く良い関係を築くなら、
『見つめ合うのではなく、同じ方向をみて歩調を合わせる』事が大事です。
国際航空券運賃を使って根こそぎ分析してみましょう。
生き残れ! 立ち上がれ!
修行僧たちよ!!
皆さ~ん、こんちは!! (^^=)/
マイラー・ホテラー歴30年以上・複数社のライフタイムステータスホルダー
【極上うなぎ。】です。
今回は・・・『パリ行きも半額ですよ』もう日本発やめちゃえば?
《JAL / ANA》ソウル発・PARIS行き運賃暴露篇です。
早速本題に入りましょう!!
こちらが航空会社が隠す「ソウル発・パリ行き」の運賃表です。
マニアになると、予約クラスを表わすアルファベットと運賃を眺めてるだけでとても楽しいんです。頭の中で勝手にルートを作り、マイレージ積算率、経由地・目的地でのホテル選びにもお得をぶち込んで色々と企んでしまいます。運賃混在なので、一社のみをターゲットにしている方には面倒な画面かもしれません。
JALの最安値は赤枠運賃番号1番の「Nクラス・67万W・積算率30%」です。
ANAの最安値はブルー枠の運賃番号5番「Sクラス・104万W・積算率50%」
このSクラスは、JALの1番~4番「N / S / V / L」クラスより高額です。
価格面だけで判断するなら、この4つのクラスに空きがあればJALの方がお得です。
実は「ソウル発・パリ行き」の運賃はノーマル運賃を除いて、2社で39種類しかないんです。その内訳は「JLが11種類・NHが28種類」で構成されています。見易さに欠けますが、このような混在形式にすると「どの運賃価格帯に比重を置いて販売しているか」を読み取る事が出来ます。
JALは11種類しかないので、各予約クラス1種類で構成されています。
そして、ANAの最安値より安価な位置付けに4つの運賃種別を使ってしまっているんです。そう、安さにフォーカスした販売戦略をしているんです。経営破綻後に全ての国・世界中の運賃を見直しました。シンプルになった分、条件はかなり悪くなっています。安くした分は「マイレージ積算・条件改悪」で品質調整をしています。
ANAは28種類の運賃があります。「14個の予約クラス」に各2つずつのルールを付与して構成されています。
そして、ANAはシーズナリティーという「時期変動型」を採用、
大きく分けると2つで「繁忙期・閑散期」が存在します。
実は全ての運賃ではないんです。「シーズナリティ欄」にメッセージがあるのは、運賃番号16番のQクラスまで。Hクラス以上は統一運賃扱いになっています。
規則性の乱れに「思惑」があるのは世の常です。
ANAマイラーは、運賃番号17番・18番のHクラス、19番・20番のUクラスは重要な基準点だと気付いてますよネ?
Hクラスは海外発運賃でビジネスクラスへUG(アップグレード)申請可能な最下位クラス。Uクラスは日本発のそれに当たります。
高額な航空券から狙う人より、予約時点での最安値を求める人が殆どです。
そんな方には、税金と同じように少しでも多くの罰金を徴収して利益を確保する「財務省型」の販売スタイルを取り入れています。ANAに天下った財務官僚の指図ではないと思いますが、大きな組織になると末端の生活レベルが見えない。難癖付けて搾り取る魂胆は同じなんです。
それでは重要なルール確認をします。
JALの安価な運賃はフェアファミリー「スタンダード」です。
ANAの最安クラスは「クラシックとスタンダード」の組合せです。
ANAは2024年7月3日から運賃名称を変更しました。
ルール設定は国によって異なります。
今までの低い位置付けのSPECIALは「VALUE」になりました。
中間的位置付けのBASICは「STANDARD」に変更になっています。
先に答えを申し上げます。
JALは11種類の運賃が「2つのフェアファミリー」で構成されています。
運賃番号1番・2番の「N / S」クラスを見るとどちらも「STANDARD」です。
低価格戦略なので、低い運賃を「厳しいルールで統一する」事でイールドコントロールしています。座席占有率からこの価格の残席を「出したり・隠したり」してインベントリマネジメントをしています。
ANAは、1つのクラスに「2種類のルール」を設定しています。
「クラシック」という単語には色んな意味があります。
「歴史・文化・芸術・作品・事例・嗜好品」などで表情が変化します。
正統派・古典的・伝統的・由緒正しい・一流・洗練された・名作・傑作など、、。
安くて厳しいの・・・どれもピンときませんネ!!
日系キャリアの運賃名称、特に最安値に関しては明後日の方向を見ているようです。「CLASSIC」は厳しい条件・「STANDARD」は多少融通が利くものだと覚えて下さい。
見た目や耳触りより中身が重要です。
JAL「STANDARD」は「払戻5万W・変更5万W」です。
ANA「CLASSIC」は「払戻10万W・変更不可」の「変更不可型運賃」。
「STANDARD」は「払戻10万W・変更8万W」になります。
日本発券の最低ルールの特徴は「払戻し不可」が強く意識されています。
「VALUEはキャンセル不可型運賃」になります。
ヤるか・ヤられるかの丁半博打。
ソウル発券では「変更不可」にフォーカスしています。
出直し・やり直しが可能なんです。
こちらは日本発運賃「東京からパリ行きの往復」国際線たった2区間
の運賃です。表示価格は航空券の基本料金になります。
JALの最安値は運賃番号1番の「Oクラス・135000円・平日料金」です。
2番のOクラスが週末料金になります。
ソウル発と同じ「Nクラス」は週日175000円・週末195000円になります。
ANAの最安値は「Lクラス・135000円」、ソウル発と同じ「Sクラス」は運賃番号8番「16万円・週日料金です。週末料金は「15番の18万円」。
JAL料金・ANA料金共に買ったら最後、キャンセル不可です。
日本人修行僧から托鉢する素晴らしいお布施システムを構築している、なかなかのやり手です。
それでは、更に踏み込んで行きましょう。
運賃番号8番・JLのKクラス・125万Wです。
このKクラスはビジネスクラスへのUG(アップグレード)申請が可能になる最低クラスです。近年は入札方式があり特典航空券においても対価を支払う事でUGの可能性があります。僕は小技の解説「たら、れば」論で皆さんに淡い希望を語るのは好きではありません。予約・決済時点で確定する、空席待ちが可能である「早期確定・多くの可能性」を重視しています。欲しいものがあったら、待つのではなく戦略的に勝ち取りましょう。
この「Kクラス」のルールは「セミフレックス」になります。
その最大の特徴は「変更手数料が無料」になり回数制限はありません。
このように「付加価値」が多くなる基準の予約クラスが「Kクラス」なんです。JALのアップグレードポイント制度は終了していますが、PLUS特典で消費するよりUGとしてマイルをBEDする方が多い傾向です。マイラーが上手に企業方針に付き合ってる、そんな部分を初心者は参考にすると良いでしょう。海外発券では、更に貪欲なマイラーが集っています。それはこのKクラスより好条件な安価なビジネスクラスの存在があるからです。
次にANAです。
運賃番号17番・18番に「Hクラス」があります。
ANAではHクラス以上でビジネスクラスへのUG申請が可能です。
アップグレードポイント制度も健在なので、それを有効活用する為に海外発券する方が多くいます。日本国内線プレミアムクラスへは4ポイント。
スカイコインでは1ポイント=1000円の交換が継続されています。
以前はスカイコイン交換はなかったんですよ、ANAはうるさい皆さんの欲望を満たして、上手にお付き合いしています。スイートラウンジへ3人目を招待するにもUGポイントを使えるんです。国際線のスイートラウンジ長時間利用ならその価値はかなり良いものだと思います。
運賃ルールは「最安値」と同じ「CLASSIC・STANDARD」で構成されています。
こちらもサクッと日本発運賃と価格競合します!!
JALの「Kクラス」は運賃番号28番30万円・ルールスタンダード
33番のKクラスは32万円「ルール・セミフレックス」。
ANAの日本発「Hクラス」は運賃番号61番「36万円・週日料金」ビジネスクラスにUGは出来ません。週末料金は71番の38万円です。
日本発は「Uクラス」以上でビジネスクラスにUG申請が可能です。
その価格は「週日44万円・週末44.5万円」になります。
日系2社とも日本発は2倍以上の価格のようです。とても素敵です。
この画面を見た事はありますか?
極上うなぎ。の記事・動画の常連さんはご存知だと思います。
国際航空券には飛行距離で料金を算出する「マイル制」と決められた飛行ルートを取る事で特別な運賃が提供される「ルート制」の2種類があります。
今回紹介した運賃は「ルート制」運賃です。ソウルからパリに行く行程を自由に組めるものではないんです。その使い方を知らない上級マイラーが多くいます。飛行ルート・乗継地点・提携他社の利用を間違えると正確な料金を導く事が出来ず「行程不成立・高額な料金」になってしまいます。
近年は人手不足で2年目からダイヤモンドデスクの回線を担当します。
又、国際航空運賃を勉強していないケースが多々あります。
その理由は、専門的な知識を必要とする料金計算を「運賃課」に丸投げしているからです。中には海千山千の出来る姐さんがいますので、そんな方に当たらない限り、初心者同士・上辺の会話で本質に辿り着けません。そんな時は「ルートファイルの確認」と「フライトアプリケーションで使用可能キャリア選定」・「途中降機と乗継制限」を調整して下さい。
そこで必要になる重要な資料がルールファイルです。
皆さんが参考にしている識者は、この当たり前の作業をきちんとご教示されてますか?
「価格とマイル単価」が重要だとあちこちから聞こえてきますが、計算機があれば誰にでも数秒で算出可能です。
暗算が得意なら見た瞬間にはじき出してしまうでしょう。
そのように「手段」を知る事は必要ですが、それ自体が「目的」になってしまっていませんか?
マイラー・ホテラー・修行僧が身に付けるべき重要な手段は、効率的な行程・有意義な宿泊をして実績を積み上げる事。得た権利を活かして更に飛躍する事にあります。特典航空券を得るのが目的ならステータスがあればより確保し易くなります。JGC / SFCを目的としていた方々の現状はどんな感じですか?愚痴を吐くなら、その程度のものだったって事です。
今回は・・・
JAL「Nクラス・スタンダード」・「Kクラス・セミフレックス」
異なる2つのルールファイルと、
ANA「Sクラス・クラシック」・「Hクラス・スタンダード」
異なる2つのルールファイル、計4つのルールファイルを用意しました。
「はてなブログ・note」に掲載しますので、運賃学習資料としてお役立て下さい!!
重要ポイント解説は、上位クラス運賃解説と併せてnoteメンバー限定記事・YouTubeメンバー特典としてアップします。メンバーの方はご活用下さい!!
ANAのソウル発運賃は20年前に比べるとかなり値上がりしています。
ノーマル運賃に関してはもっと激しく値上がりしています。
誰でも簡単に海外発券を楽しめるようになったので、テコ入れしないと日本発が売れなくなってしまいます。
OECD(経済開発協力機構)世界銀行による分上位中所得国は3,996米ドルから12,235米ドル(約134万5,000円)までの国「発展途上国と先進国の境界線」になります。
1人あたりの国民総所得(GNI)は主要7カ国(G7)のメンバーであるイタリアを追い越し2009年にはOECD内の開発援助委員会の加盟国になり「援助を受ける国」から「援助をする国」になりました。(GNI:Gross National Income)
53年に韓国の1人あたりGDPは66ドルに過ぎなかったものが、2020年には3万4,000ドルを達成しています。この間に約510倍となる成長を遂ました。
それでも航空券価格が日本の半額なのは、何故なんでしょう?
不思議な事には裏がある、そこに真実があるとしたら・・・
手繰り寄せ分析すれば、自ずと見えてくるはずです。
予想もしなかったものが絡んでいたり、耳ざわりのい~言葉が無感情のセリフだったと衝撃を受けるかもしれません。
見たいものより、知らなきゃいけない事実を追求したらシンプルな現実にぶち当たる筈。そんな目で航空券を比較して抜きんでた極上マイラーを目指しましょう。ライバルだと感じていた修行僧も実は仲間、同じ穴の狢だと冷静になって楽しめますよ。
「noteメンバーシップ」・「YouTubeメンバー」制度を開始しました。
お好みのスタイルでお付き合い・ご支援・ご活用下さい!!
メンバーの方は動画の下に続きがあります。
<上位クラス運賃紹介・解説>です。
ブログ・noteでは限定投稿が出来ないので一般の方には有料記事として表示されますが、一般公開部分は無料なのでご安心下さい!!
《動画を作成したので参考にしてください!!》
楽しんで頂けましたら、ランキングに貴方の「アナタのとまほ~く♪」をぶち込んでネ!!
復活後の記事はブログカテゴリ【2023 / 2024】に入れてあります。
極上うなぎ。
メンバーの皆さん、こんちは!!(^^=)/
ここから先は
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?