ANA《初心者の海外発券チャレンジ》 インド行き【 徹底解説・完全攻略版!】
皆さ~ん、こんちは!! (^^=)/
この記事は文字数1万2千字・動画30分です。
作成に4日かかってしまいました。
読むのも大変だと思います。
動画により多く説明画像を盛り込んでますのでご利用下さい。
ボトムに配置してあります。
今回は!!
ANA《初心者の海外発券チャレンジ》
インド行き【 徹底解説・完全攻略版 !】
このシリーズは、初心者用にANA運賃と予約作成法を解説しています。
JALオンリーの方でも、ご自身の好きな航空会社の
利点・欠点を比べられますで是非ご参加下さい。
と言っても、JAL派の方は多くないでしょう。
ヒト・モノなどの本質・本当の良さを知るには・・・
好きではない部分と、競合他社の全てを理解する事が重要です。
そこで初めて正当な評価を下せる、述べる意見に価値があると考えます。
世に蔓延る自称評論家の断片的思考を反面教師にしています。
重要な事を申し上げますので、本気で学びたい方は聞いて下さい。
今回はアプリを利用した予約作成で、皆さんが目にするであろう
全ての画面を用意しています。
かなり手間をかけた完全攻略版です。
原稿は1万2千字にもなりました。
僕もホンキです、皆さんも覚悟して下さい。
メイクが下手な美容部員からコスメを買いたくなりますか?
旨そうな食材の販売担当者がしかめっ面してたら新鮮にみえますか?
足りないものは補い、相乗効果を生み出す。
相手が欲しくなる状態に仕上げれば、何でもサバけるんです。
そこには地道な努力が必要で、効率を上げるなら
「同じことを繰り返し調べない」
その為に集中して一気に覚えて反復する。
人生でたった一度の基礎を疎かにするから、分からないままなんです。
真剣に数十分接してみましょう。
その積み重ねが熟練の技を生み出して、アナタは「神」になる!!
初心者には「優しい極上うなぎ。」で接してきましたが、
今日からは痛いところをつく「牙を持った極上うなぎ。」です。
皆さんに噛みつくわけではありません。
どうぞご安心下さい。
では、早速は始めます!!
ANAのアプリは2種類あります。
飛行機の翼がある方が、予約作成をメインとしたものです。
もう一つはマイレージをメインにしたものですが、マイレージアプリからでも予約画面にたどり着けるよう仕込んでくれています。
可能な方は、同じ画面で試しながらご覧下さい。
ANAアプリの予約作成は「国内線」と「国際線」のタブの切替が簡単です。
更に優れてるのは「有償航空券」・「特典航空券」も使い分けが簡単に出来ます。自社特典のみならず「スターアライアンス特典航空券としての残席」も表示してくれます。
海外発券チャレンジをするには「基本の日本発」をマスターする事が重要です。今回は「日本発デリー行き」がテーマなので「往復」を選択して
*出発地に「東京」
*到着地に「デリー」
を選択して下さい。
次に希望日程。
実際に利用する方が多い「夏休み」にフォーカスして検証します。
*往路は8/9(金)
*復路は8/17(土)
を入力して下さい。
「どのくらい先まで予約を作れるのだろう」と疑問を持った方はいますか?
なかなか良い視点です。ほぼ一年先までの予約が作れます。
往路は一年先、復路が更に先だと片道しか表示されませんのでご注意下さい。特典航空券も同様にほぼ一年先まで予約・検索可能です。
ここでちょっとした気遣いが必要です。
出発地の都市が「東京(全て)」になっています。
東京には国際線が就航する空港が「羽田と成田」2つあります。
どちらか一方のみを選択した方はいますか?
地理的に利用が難しい方もいるので間違いではありません。
両方利用可能な方は「東京(全て)」とする事で、2つの空港発の料金競合が可能になります。羽田と成田の違いで10万円単位で変わる事がありますので全てをみることが重要になります。
現在は国内線乗継の利便性から羽田空港の需要が高まり、各航空会社が路線強化しています。その反面、成田空港の役割は、国際線から国際線への乗継、LCCへのスロット譲渡など特徴が色濃く出ています。
料金面からLCCへの乗継を検討される方もいるでしょう。
最善ルート・利便性を見極める上で、各空港発の料金や特徴を把握すると選択肢が多くなります。
又、日本国内の地方発着の方は、最寄りの空港をご自身の空港と置き変える事で「乗継時間を満たしている最善の組合せ」を選択表示してくれます。
東京や大阪での乗継時に、もっと余裕のある時間で買い物や「ぼてじゅう」を楽しみたい方は、「出発の時間帯を指定」して下さい。
「複数都市ボタン」は「国内線乗継」でも機能しますので
*「福岡→羽田」
*「羽田→バンコク」
など、分けて検索すると沢山の便が表示されて、選ぶ楽しみがあります。
「希望した往復日程は目安」で、前後日が安くそれでも良い方は「前後3日間の運賃を比較」のチェックボックスをオンにしましょう。
各日程の組合せ料金を表示してくれます。
次に「搭乗クラス・キャビンクラス」の選択です。
*エコノミークラス
*プレミアムエコノミークラス
*ビジネスクラス
*ファーストクラス
の中から希望のクラスを選択します。
売上強化の為に「条件が良くない一つ上のクラス」の一部も表示してくれる仕様になっていますので、希望クラスより上位クラスが安価なケースが場合は条件を比較して選んで下さい。
注意点は、そのような場合「高額エコノミー」になるので「変更・払戻し」の条件が緩くなっています。上位クラスの安価なものは「変更・払戻し料金が高額なケースがある」ので、必ずチェックしましょう。
今回はエコノミークラスを選択しています。
「運賃種別を選択するタブ」があり、「価格重視・予約変更可能」など「5種類」のメニューが用意されています。
「慣れた方が絞り込みで使う」分には便利ですが、初心者がこのタブを何気に弄ってしまうと「視界不良」になってしまい「価格競合や利便性」を見失います。
これは航空会社マジックの一つです。「ご自身の思い込みの条件入力」により、提示したものを最善として高額クラス購入へ誘導する手段です。
変更手数料が掛かっても安いものが良いのに「知らないシステムを何気に」触る事で敷かれたレールに乗ってしまいます。
「ビジネスクラスへアップグレード」がどんなものなのかご存じですか?
「アップグレードしてくれる運賃」だから運が良ければ安くビジネスクラスに乗れると思ってしまう方も居る筈です。搭乗クラスを上げるには「その対価」が必要になります。
それには「マイル」であったり「アップグレードポイント」や「料金差額」が必要です。
「アップグレードしてくれる」ではなく「アップグレードの申請が許可されるかもしれない」運賃は最安値とかけ離れた料金になります。
高額なクラスを何気なく買い、淡い期待が砕かれてしまう事がないよう、内容を理解してから「運賃種別タブ」を使うようにしましょう。
安価に旅行したい方は「価格重視の運賃」だけを選ぶようにして下さい。
次に旅行人数です。
家族で食事に行かれた時に、売切れメニューがあり全員同じものを食べられなかった経験はありませんか?
実は航空券も同じ仕組みなんです。
お得なランチ10食限定の場合、4人分欲しいのに2食しか余っていなかったら「お得ではない通常メニュー」を選ぶ事になります。
家族・友人4人の旅行だからと、4人で検索してしまうと4席確保出来る料金しか表示しません。
最安値が2席・2番目に安いものが3席しかない場合に「3番目に安い運賃」を買う事になります。
全員平等だから良いという方は、旅行人数で検索して下さい。
航空券総費用・平均値を下げたい方は、1名検索・2名検索をして価格差がないかを検証すると「その場の最安値から1名ずつ選択可能」になり総費用が下げられます。
検索ボタンを押すと前後3日、1週間分表示されました。
最安値は157280円です。
やはり8/17の現地土曜日発が一番高額です。
前後日と比べてどんな違いがあるのか見る為に、このまま進めます。
往路:8/9金曜日、羽田10:15発が最安で79350円です。
価格の右側にある矢印をクリックすると便の詳細が表示されます。
羽田を10:15に出発・到着は現地時間15:55、フライトタイムは9時間10分。
便名はNH837・機種はボーイング789
積算マイルは「3656マイル」と表示されています。
50%なのか100%なのか、この時点では予約クラスが見えないので初心者の方は目安が欲しいところですネ。
ムーブダウンして「運賃選択」画面を表示すると5っの目安が確認出来す。
1.運賃種別が「エコノミー・スペシャル」
2.価格は79350円
3.変更可能・払戻不可
4.アップグレードは「プレエコ・ビジネス」どちらへも申請不可のクラス
5.予約クラスは「Sスラス」・シートマップをクリックすると配置が確認可能
運賃を左にスライドして右にある運賃詳細を確認します。
「ベーシック」は払戻が可能になるようです。
79350円との料金差が5000円なので、これが払戻可能になる手数料です。
更に左にスライドすると「フレックス」が現れます。
ベーシックと比べると「予約変更が無料」になります。
変更可能から変更無料になるというのは「好きなだけ変えられる」事を意味します。その差額は113500円です。
皆さんの中には、休みは変更出来ないから日程変更なんてしない。
誰がそんなに自由度を求めるのか不思議に思われると思います。
これは、社用で使う人を的にしています。
大きな会社だと航空会社が直接契約をしていたり、インハウスと言って会社の中にチケットを手配する部門があったりします。昔は、経費を湯水のように使う会社が多く、航空会社への利益提供として高額なチケットを手配するのが主流だった事もあります。その代わり航空会社は、その会社へ特典として、プラチナやダイヤモンドのステータスで御礼をしていました。これを会社コンプと呼んでいます。営業・ロビー活動のようなものですネ。現在は出張費用を厳しく管理する会社が増えてきたのでステータスをくれてやったら高額チケットをバンバン買ってくれる時代ではありません。
冒頭の予約作成の説明を覚えてますか?
「一つ上のクラスを提示」するケースがあると申し上げました。
無駄遣いをしないつもりで買い物をしていても、5感を刺激する美味しそうなものを目の前にすると振り切れない方が一定数います。
それが本当にうまいもんがは食べてみないと実感出来ません。
しかし、誘惑に対しては、過去の良い経験を投影してしまう傾向があります。販売戦略の一つです、拾うも捨てるのもアナタ次第です。
プレミアムエコノミー「スペシャル」は、「エコノミーのフレックス」より安価です。「払戻不可」と条件が良くありませんが、日程がFIXの方でフレックス購入を考えてるなら良いと思います。「56500円で払戻可能」になります。殆どの運賃がエコノミーフレックスより、プレエコスペシャルを安価に設定しています。
他の便も簡単に見てみましょう。
羽田発・成田発共に候補がいくつかありますが、その全てが乗継便です。
重要なポイントは、面倒な乗継便にも関わらず料金が高額な点です。
マイルやポイントを貯める際に他社便の積算の方ANA自社便より優れているという事はありません。直行便は楽です、安価であれば無駄な乗継は避けましょう。
「アップグレード空席情報を反映」を選ぶとUG可否情報が表示されます。
UG必要なくても、予備知識は重要です。
折角の機会なので、サクッと勉強しましょう!!
ANA自社便はUG申請・空席待ちが可能です。
他社便アップグレード申請は可能・空席待ちは不可です。
スターアライアンス加盟航空会社の場合、スターアライアンスアップグレードというサービスがあります。
成田からバンコク経由でデリーに行くこのケースではタイ航空を提示しています。スターアライアンスアップグレードシステムがあるのに「対象外」のと記されています。
乗継のバンコクからデリー便も同様に対象外です。
タイ航空はスターアライアンス加盟航空会社ですが、初めに設定した条件「価格重視」で検索したので、最安値を提示しています
スターアライアンスUG申請可能な予約クラスは「YやBクラス」といった高額クラスのみです。故に安価なクラスは「空席なし」ではなく「対象外」と表示されます。
因みにタイ航空の乗継便利用、最低価格は片道「228630円」になるようです。わざわざ遠回りして高額かつUG不可料金を選ぶ意味はありません。
ANA便を選ぶと「一部空席あり」と表示されます。
詳細を見るとビジネスクラスに空きはなく、PYには空きがあるようです。
これは、UG枠に「空きがあるかないか」を提示しいるだけなので、予約しようとしている79350円の予約クラスは「適用クラス」ではありませんのでご注意下さい。
それでは復路です。
復路は羽田着の直行便「99930円」が最安値になります。
高額な経由便に関しては、その価格差を把握しておくと今後に活かせます。
復路にもアップグレード申請があります。
重要なポイントのみ説明します。PYであれば空席はちらほら確認出来ます。ビジネスクラスは繁忙期に空きは殆どありません。閑散期でも稀に見付けられる程度です。
混んでいるだけではなく、それだけ陸マイル消費組で溢れかえっています。
近年は、プラチナだろうがダイヤモンドだろうが初めから上位クラスを往復確保出来るケースはほぼありません。ノンステータスの陸マイラーは夢を持たない方がいいです。どんな発信者が吹き込んだか知れませんが、こんなサービスがあるよっていう客寄せパンダです。確実に取る方法を教えてる人なんていますか? 他人のつまらない自慢話は聞き流して下さい。
初心者がぶち当たる画面です。
分からない事が多くて調べたり、読み込んでいるうちにタイムアウトしてしうとこの画面になります。
ANAはページバックしても、まぁまぁ機能しますが、JALはショボいシステムなのでこの画面が出まくります。
イライラしてしまうでしょうが、グッとこらえて再検索です。
直ぐに慣れます、アプリを言いなりにしてやるぐらいの気持ちで慣れてしまいましょう。
復路はデリー発18:00、羽田着05:55。
「+1」というのは日付が変わり翌日8/18の早朝着を意味します。
長い行程では「+2」翌々日なんてケースもあります。
最安値99930円の予約クラスは「W」になるようです。
運賃ルールは「スペシャル」です。
これで「往路Sクラス・復路Wクラス」がこの日程の最安値で
179280円になるようです。
この画面を不思議に感じた方はいませんか?
往路と違い「隣にはいきなりPYのスペシャル」が並んでいます。
人を介さずに旅行を作り上げていく場合「何でそーなるのか?」って疑問が付きまといます。語学やIT系ではHow toもんが多くあるでしょうが、航空会社や旅行代理店の場合、職員・従事者でさえ全てを把握していません。
自分で解決するしかないんです!!
「運賃ルール」には組合せ可能なものと、そうでないものがあります。
往路で「スペシャル」を選択したので、復路ではそれと組合せ可能なもののみを自動選択で提示してくれています。
故に、「復路を変えたい時は往路も見直す」必要があるんです。
往路がエコノミーSクラスでも「スペシャル」を選ぶと復路のPYも「スペシャル」であれば選択可能です。
これは往復行程を組み立てる際に「運賃ルールが同一である」事を重視していると読めます。PYのスペシャルは「Eクラス」になります。
次にこの運賃の無料手荷物の重量・個数も確認します。
「23kgが2個無料」で預けられるようです。
ここで重要ポイント!!
国際線は総重量ではなく「個数制」を取っていてます。
これをピース制と言います。
合計46kgも預かってくれるんだから、3kgの軽い荷物なら3つ・4ついけるんじゃないかなって人をたまに見かけます。
実はこれ、日本国内線チケットでは可能なんです。日本国内線は重量制を取っています。
しかし、国際線では「個数が基準になる」ので2つにまとめる必要があり、オーバーすると追加料金「エクセスチャージ」がかかります。
ここで更に重要ポイント!!
日本国内線であっても「国際線に切り込んだ国内線部分は国際線ルールを適用」する点です。国際線で発券した日本国内線は「ピース制」になるのでご注意下さい。
これで往復直行便の最安値が確保出来ました。
*往路8/9金曜日 羽田発デリー行き「Sクラス」
*復路8/17土曜日 デリー18:00発・羽田には翌日8/18日曜日到着です。
予約ラスは「Wクラス」
合計金額179280円です。
運賃詳細を確認しましょう。
チケットのベース価格は119000円
諸税金額は60280円です。
その内、燃油サーチャージは往復53000円になります。
ここで上位クラスへのオファーがあります。
往路は71000円でPYになるようです。
これはアップグレードではなく、差額を払いPYチケットを購入します。
復路は105500円でPYになるようです。
これは最終兵器「最後の押し売り」です。
このような表示をされると「得なのかも」と思う方が多いでしょう。
視覚効果を狙ったもので、なかなか良く出来ています。
こちらが、先程復路で提示された料金です。
205430円から99930円を引いて下さい。
答えの「105500円」というのは、単なる差額でしかありません。
勝手な思い込みで「自分への特別オファー」と判断しませんように!!
こちらは「適用運賃」の詳細画面になります。
往路の運賃名称は「スペシャル」です。その下にある5つの文字は
「フェアベース・フェアベイシス」といって運賃とルールをシステム認証する為に記号化したものです。
簡単に説明します。
このフェアベイシスは全ての文字が意味を持っています。
航空会社の運賃担当者とマニアはこれらの文字配列で全てのルールを把握出来ます。
例えば・・・往路
*1文字目の「S」は予約クラス
*2文字目の「N」は払戻し不可
*3文字目の「C」は変更可能で手数料あり
*4文字目・5文字目は、運賃のシーズン・作った地域・運賃設定期間など、
航空会社専用の識別コードとして用いられます。
配列は多少前後する事があるので、組合せで読み方が異なります。
復路は、
1文字目の予約クラスがWに変わってるだけで後は往路と同じです。
両方「運賃種別・スペシャル」を表しています。
「予約変更・払戻し・滞在期間」と3つのタブが用意されていて、
うるさい客からクレームが来ないように、購入前の事前確認事項として、
出来る限りの説明の文言を盛り込んでいます。
ここまで作りこむのは大変だと思います。その分、電話対応の人件費が浮くと捉えられます。これら全てを自分で読み込んで理解し、往復航空券を作リ上げる作業をすると、コミュニケーターさんが説明しながら作ってくれる有難みを感じる事が出来ます。
近年は、全然理解してない人も多いので指示をしないと間違えたり、高額なものを提示してくる人がいます。指摘するには知識が必要です。
その為にも両方のいいとこ取りをして慣れて行きましょう!!
運賃ルール・スペシャルの変更手数料は「1万円」
出発時刻前までの申請でのみ受け付けてもらえます。
出発時刻を過ぎるとチケットは無効になります。
ここでも重要ポイント!!
変更するには「同じクラス」か「より高額なクラス」にのみ変更が可能です。安価なクラスがなく、高額クラスしか残ってない場合は「片道で20万・
30万円」の差額が発生するケースもあります。
同じクラスを保証しているわけではないので、ご注意下さい。
次に払戻しに関して。
運賃ルール・スペシャルは払戻が出来ません。
「天候事由・機材不良・遅延・欠航」が生じた際には、変更も払い戻しも可能になります。
これを「ノーチャージ・トラベルウェイバー」と呼びます。
その他、生命に関わる重大なインシデント・家族の非常事態「ファミリーエマージェンシー」などに於いては、証明書類の提出や説明責任を果たす事で免除されるケースがありますので覚えておきましょう!!
次に滞在期間です。
8/9からの旅行なのに「8/11」とあるのは不思議ですか?
最短滞在期間とあるので、現地に最低2泊しないと認められない運賃です。故に、折り返しの日帰りや1泊して翌日「8/10」の帰国では使えな種別のチケットになります。最長は「2025年2月9日」です。
全てのルールを確認したので、後は情報入力で完了です。
名前はアルファベットで入力します。
生年月日と性別を選択します。
積算希望のマイレージプログラムを選択して、マイレージ番号を入力。
この画面での入力を面倒だと感じて後で登録しようとすると、手間が掛かります。ここで入力しておくと予約全体に紐づくので積算漏れを防げます。
マイレージ番号の入力はレグという「便ごと」に入力する方法もあります。
空港処理の場合、チェックインする便しか機能していない画面モードがあります。その際にチェックイン出来ない乗継便は未反映になるケースがあります。又、係員が入力ミスをする事もあるでしょう。
この画面で入力すると、氏名・番号の個人情報を確認してくれるので、間違った番号を入れると機能しません。「後でやる」が口癖の方は、面倒が増えるだけなので「全てを今やる」に変えてみませんか?
情報を処理する量とスピードが飛躍的に向上しますよ!!
予約作成の最終画面です。
入力に間違いがないかを確認してOKボタンを押しましょう。
事前座席指定・特別サービス・機内食などのオプション選択があります。
座席指定は忘れると真ん中席に座る事になりますよ。
予約作成時に確保して、変な人が隣に来ないか事前に何度かチェックするのが良いでしょう。
変な人が分かるのかって?
3席並びの窓側を取っていたとします。
機内がガラガラなのに同じ列の通路にアサインしてきたり、ましてや隣の真ん中に来る人は普通ではありません。逃げましょう!!
最近力を入れている有料機内食の料金があるので、少し確認してみましょう。「ちょっと贅沢なお食事」には和食と洋食があり2500円で提供しているようです。
近年「Keep My Fare」というサービスを展開しています。
作成時点での料金を72時間ホールドしてくれるものです。
数日後に作るとより高額な料金になるケースがあるので、有料で確保してくれるサービスです。
これは米系で20年以上前から始まったサービスのパクリです。
クレジットカード番号の入力・スカイコイン充当などの処理をします。
そしてこの「購入する」ボタンを押すと予約作成・決済完了です。
アナタのオリジナル航空券の出来上がりです!!
皆さん、もうひと踏ん張りです!!
今回の予約作成では、ANAが提示してきた商品を選択する形式でした。色んな運賃の存在が確認出来たと思いますが、実はほんの一部なんです。この路線では、片道運賃・ノーマル運賃などを入れると100種類程度あります。その中で往復運賃で一般的に利用されるものをリストアップしたものがこのフェアファイルになります。
今回は「往路Sクラス・復路Wクラス」で作成しました。
運賃番号2番と4番をご覧下さい。
これが今回皆さんが選んだ料金の基になる運賃です。
往復運賃なので、
*Sクラス97000円の半額
*Wクラス141000円の半額
を足すと幾らになるでしょう?
ANAから提示されたチケットのベース価格を覚えてますか?
119000円です。運賃表から導き出した金額と同額です。
こちらは、今回作成した予約より高額な予約クラスの運賃表です。
繁忙時やイベントなどで多くの予約が入っていたり、間際に予約作成する時は、安価な予約クラスに空きがなく高額になります。
各クラス予約受付可能数を設定していて、売切れ状態があります。
そんな時は料金が釣り上げられるのではなく、高額クラスしか販売枠がなくなっている状態になります。
座席を販売する上で、1機分の売上を調整する事で利益を確保する努力をしています。それらが路線別・地域別、更に月単位・年単位で管理され運営されています。
こちらはビジネスクラスの高額予約クラス集団です。
日本発インド行きのビジネスクラスは諸税込みで90万円~100万円が目安です。海外発券になるとインドから日本行きは1/3程度の金額になります。
皆さんは、ANAというスーパーで買い物をしています。
しかし値札が見当たりません。レジに持って行きバーコードを読み込んでもらって価格を知る事になります。夕方の長蛇の列に並び、順番がやっときました。高額だった場合に、やっぱり要りませんと返品しますか?
それとも、自分でこっそり確認したいからセルフレジで確認しますか?
客に値札も見せず、レジに追い込んで欲しけりゃ航空会社の言い値を出せと迫ってくる。この手口が許せなくて、僕は運賃解説を始めました。
目安があれば違う商品を選んだり、
より良い品質の少量を購入する選択肢があります。
上級者なら経験から回避手段を持っているでしょう。
初心者や情弱な方を食い物にするのも商売だって事は理解してます。
航空券に関しては、正しい知識と多くの経験を持ってる人、
立ち回り方を教えられる人が少ない分野です。
安心して下さい!!
日本にも狂った飛び修行を極めた極上マイラーがいるんです。
全員に支持されようなんて思ってません。
合う合わないもあるでしょう。
無理に合わせず、ご自身の好きな方から学んで下さい。
僕も媚びる事なく、マイペースで情報提供しようと思います。
今回は、海外発券をするにあたり、現地までの有償航空券を選んだ時の勉強をしました。片道チケットを購入したり、特典航空券で費用を抑えるなどの方法もあります。
こちらの初心者用カテゴリーでは、海外発券にまつわる事を多角的視点で考察しようと思います。十人十色、皆さん事情がおありでしょう。
全ての方が納得出来るようなバラエティに富んだ思考とスキルを作品として紹介・陳列していければと考えます。興味のある方は仲良くしましょう!!
動画を作成したので参考にして下さい!!
《 今後の運営方針について 》
全ての動画はプレミア配信にしていませんので無料でご視聴可能です。
今まで記事を読んで下さった方の為に、note・ブログ最新記事は「次の記事」を出すまで一般公開しますのでご安心下さい。メンバーとの区別化の為にメンバー様には紹介した他社キャリアの同路線フェアファイルの全てを追加でご紹介します。又、プランごとの記事に自由アクセスです。
どこにもない詳しい運賃紹介を丁寧に解説していますので、
ご了承いただければ幸いです。
激しい飛び方・泊まり方で培った経験談を交えた内容を今後も継続し、皆さんが「極上マイラー」になれるよう航空運賃の辞書を作りたと考えています。今後もご自身のお好みのスタイルでお付き合いいただけれと思います。
楽しんで頂けましたら、ランキングに貴方の「アナタのとまほ~く♪」をぶち込んでネ!!
復活後の記事はブログカテゴリ【2023 / 2024】に入れてあります。
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