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『マイル業界のウソを暴く!』真実を知りたい方のみどうぞ!!

割引あり


修行組にとって長距離を飛べるルートの1つが
東南アジア発・アメリカ行きです。
その中でも根強い人気が「KUL」(クアラルンプール)発券
初っ端からホンネで恐縮ですが、
僕はKUL発を安いと思ったことはありません。
30年の修行人生で数回程度利用したことがあります。

15年ぶりに情報発信を再開し1年が経過しました。
再開した掲示板『SSSS』Super selected Sky Strippers♪の個人サポートで新たな出会い・多くのフレッシュな意見を伺う機会を得ました。
そこで「KUL」発の質問をかなりいただきます。
きっと「KULが最高」と宣う古参マイラーが蔓延ってるんでしょう。
その究極の答えを発信します!!


その目的地はアメリカ東海岸「ニューヨーク」
運賃はビジネスクラス「Z」が主役のようです。
皆さんは、何故このルートなのか知ってますか? 

Zクラスの運賃が安いと思い込んでるから?
距離を稼げるからでしょうか?
僕にはわかりません、的を射る推察なら可能・・・



「KULからNYC」の長距離と「ビジネスクラスZクラス・125%積算」で
PP単価とやらを割り出した結果でしょう。
そして、東京で乗継いでANAの直行便を往復4便利用するお手軽ルート。
フェアファイルを活かして競合したことがないか、使い方が分からない。
スカイスキャナーかグーグル検索の受売りではないでしょうか。

その答えを今すぐ知りたい、そんな方が多いと思います。
心の準備は出来てますか!!

最高なんかじゃありません。
悪くありませんが、ニューヨークなんて目的地にしたら損しかない。
「思い込み・デマ・勉強不足」他人様に自慢するようなもんではありません

正確な資料・正しい運賃計算・発想の転換を使って
日本最強マイラーと一緒に証明してみませんか?



皆さ~ん、こんちは!! (^^=)/
マイラー・ホテラー歴30年以上・複数社のライフタイムステータスホルダー
【仕事人・うなたん♪】です。

今回の物語は・・・
『仕事人シリーズ・マイル業界のウソを暴く!』KUL発がスゴイ篇です。

初心者の皆さん、誠に恐縮ですが今回は本気モードで解説します。
優しい極上うなぎ。ではなく、修行僧「うなたん♪」に変身しました。
ルールや使い方が分からなくても構いません、大事なのは「ウソとホント」をかぎ分ける嗅覚。デマと虚栄 を見破る視点を感じ取って下さい。

KUL発・東京行きは日系キャリア「JAL / ANA」の東南アジア直行便の最長路線。東京発・ニューヨーク行きも長距離。ANAにはIAD(ワシントン・ダレス)線がありますが、2社共通路線・訪問しやすく馴染みのある都市はニューヨークです。米系とも競い合う他の就航都市に「LAX / ORD」があります。LAやシカゴでは距離が短い、そんな単純発想が根底にあるんでしょう。



こちらは「KUL発・NYC行き」の「Zクラス・積算率125%」の運賃です。
2種類のZクラスがあります。安くない上に値上がりもしています。


「39番はルール・バリュー」・「40番はルール・スタンダード」です。
安い方のバリューは「キャンセル不可型運賃」、キャンセルを可能にしたのが高額な方の40番・スタンダードです。どっちを選ぶのが得策か、そんな視点で見るなら「Zクラスの差額」が重要。300MYR・日本円で約1万円程度。
キャンセルする可能性があるかにフォーカスする、それだけの設定です。
1万円は払戻出来るお守りですが、出発前と出発後では異なります。
「使用クーポン」が多くなるほどにその価値が目減りしますのでご注意ください。


次は「距離」にフォーカスします。
ここが重要ポイントですよ!!
ニューヨークの距離を調べると思った方、そんな単純な事じゃありません。

この運賃はマイル制運賃なんです!!

飛行経路を自由に組めるタイプ、距離に基づいて運賃が設定されています。
そして、決められた飛行距離・基準値があり、それを超えて好きに経路を決めていーもんなんです。皆さんがよく使っているルート制運賃は飛行経路が決まっているのであまり遊びがないものです。

「TPMは実飛行マイル」のこと。
「左の数字は日本からアメリカの距離・右はKULからの総飛行距離」です。
この3都市ではニューヨークが最長
だと分かりました。


どこかの自称上級者が流布している通り、ニューヨークはIADの次に長い。
最高という理由も分かる気がします。KULからNYCを単純往復すると、ちょうど2万マイル程度。


価格を比較します。安い方の運賃で比べています。
KULから「ORDまで・NYCまで」は同額です。
目的地がLAXになると「15210MYR」20%以上安いですが、これは単に距離が短いからです。そう、飛行距離で価格が設定されています。


見やすい資料をご用意しました。
Zクラスの運賃と距離を合体させて比べましょう。
19210MYRの基本運賃で飛べる距離は「11474マイル」です。
ここでの重要ポイントは「HGL」、最大許容マイル11474マイルに対して10084マイルしか使っていないんです。1390マイルを放棄した行程であるとダメ出しが入ってますネ!!



次にシカゴ行きです。
MPMはNYCより295マイル少ないのに同額設定で損した気分です。
更に日本をハブとした、スポーク利用の単純往復では「HGL」が1551マイルも余っています。MPM・最大許容マイルの13%を無駄にしている。
ANAにチップとして1割ほど、お布施しているルートです。



そして西海岸の雄・ロサンゼルスです。
MPMは10563マイル。総飛行距離は8803マイルで「HGL・お布施額は1760マイル」になります。


さあ~、行きます!!
「NYC行きZクラスが最高」のデマに対する証明1です。
これはHOU(ヒューストン)経由NYC行きです。
ブルー枠は「TYO / IAH」までの距離6658マイル、NYCまでの6739とほぼ同じです。
ANAにもIAH直行便があるので「ANAの長距離便が使える」という言い訳は通用しません。そして「MPM・11474マイル」の左隣の「CUM・合計飛行距離」は11424マイルです。修行僧へのダメ出しコード「HGL」は50マイル。
基本料金でギリギリ目一杯切り込んだ搾り出しルートになります。

次にアメリカ国内線にフォーカスします。
NYCからIAHは「片道1421マイル・往復では2842マイル」にもなる、そして米国内ファーストクラスを使えるんです。
自称上級者がこのルートを提案出来ない理由は単に知識がないからでしょう。これが基本運賃使い切り・ベターなものです。


次は西海岸は近い・距離が短いとバカにするな!!証明2です。
KULからNYCまで4便は「NYCが最高のデマ」と同じルートです。
そこに「NYC / LAX」のプレミアム路線を付けました。
プレミアム路線とは「フラットシートを採用した米国内長距離線」のことです。「NYC / LAX間」は2467マイル・往復では約5000マイルです。


専門資料で確認します。
赤枠が「NYCブレイク・LAXブレイク」の計算結果です。
ブレイクとは目的地とする・片道運賃の終点とする意味です。
NYCは10084マイル・LAXまで長距離片道を付けると「12251マイル」です。
往復では「25000マイル」を超える行程になります。LAXブレイクでは沢山乗った分の差額が追加徴収されるのが注意点です。
「LVL」欄の「20M」の表示を確認して下さい。「LAXまでのMPM・10563マイル」に対して「総飛行距離・12551マイル」は20%以下の範囲でオーバーしているんです。20%までは「20M」となり、基本運賃に対して20%高額になります。


ブルーの文字がNYCブレイクの金額・レッドはLAXブレイクです。
その差額は4000マレーシアリンギット。
そして、15210MYRの20%は3042MYRです。
桃色・ピンクの文字はNYC経由LAX行き「20M」の料金になります。
合計金額18252MYRです。もう分かりましたネ!!
NYCブレイクするより5000マイルも多く飛んで料金が1000MYRも安い。
それに米国内線はビジネスクラスで飛べるんですよ。

何をもってNYCがスゴイんだか全く意味不明です。


さあ、PP単価とやらを導く上でも重要な為替の勉強です。
1MYRは日本円で約35円です。
皆さんは「極上マイラー・うなたん♪」と仲良ししているんです、
もっとえぐってトドメをさしてみませんか!
NYCブレイクより1000MYR安いという事は日本円で約35000円
NH便利用のKUL発・NYC行きNHのスルーYQ額は同条件です。そして、UA米国内線は燃油サーチャージがかかりません。5000マイル多く飛んで35000円安くなる。これがLAXブレイクではベストルートです。


初心者の方も何となく感じとってもらえたんじゃないでしょうか。
運賃額が設定されているからといって、そこで止めてしまうのはアメリカを知らない人、日系オンリーのマイラーによくあるケースです。
米系を使いこなす、米系キャリアの運賃に接する事でマイル制運賃の洗礼を受けて成長します。とんちんかんな事を言う人はOTAサイトに頼ってる米系に弱いマイラーなので、小ぢんまりとしたアジア線だけを参考にすると良いかもしれません。


赤線が往路で、KUL / NYC / LAXと片道3便の中・長距離に乗るぶっ飛びルートです。その距離は12500マイル。
ブルーは復路、同じルートなので約12500マイル・往復25000マイルの
修行コースです。


①番が日本を経由してニューヨークまでのフライト。
②番はアメリカ国内線です。東京からハノイが「2294マイル」なので、それより遠いんですよ。
③番「LAX / NYC」は夜21時~23時のフライトを選ぶと朝5時・6時にNYCに到着します。この時間帯の便を「レッドアイ」と言います。寝たくて目が赤くなる事から名付けられたようです。修行僧はレッドアイを使うとホテル代が1泊浮きます。以前はJFK到着でしたが、COとマージした現在はCOハブのEWR到着になるのでカナダ・ヨーロッパへ抜ける際に便利です。又、UA便への乗継にも適しています。JFKがメインの日系オンリー組はこの部分の対応が弱いと思うので、ルーティングする時の注意点と利点を掘り下げて下さい。

そして、4番・日本を経由してKULに戻ります。
その時に重要になるのが途中降機です。こんな長いルートではレイオーバーだけではなく、数日休憩したいもんです。この運賃ルールは往復どちらでも休憩が許可されているので、後ほどルールファイルで確認します。



こちらは「KUL / NYC」のスタンダードのルールファイルです。
マイル制運賃でルートを作る時はルール4番のフライトアプリケーションが重要です。「使用可能フライト・使用条件」が記されています。
これを守らずにルーティングすると運賃適用外となり、サイドトリップとし追加料金が発生したり行程不成立になったりします。
この運賃では、各リージョンごとにキャリア・フライト指定があるので確認しましょう。トランスパック・太平洋路線は「NH便名のNH / NQ / UA運航」便が許可されています。日本国内は「NH便」のみです。

東南アジア・日本間のフライトは「NHとUA便名のみ」で、運航は「NH / NQ / UA」便になります。


このチケットはカナダにも立ち寄れるタイプです。
「NH / UA / AC / AS」を利用してトランスボーダーフライトが使用可能です。その条件を詳しく見ていきましょう。


ルール8番は途中降機・旅行中の休憩に関して記されています。
片道につき2回可能です。その都市についての制限がないので日本とアメリアで休めます。そして「AND」の文字があり「YVR / YTO / YYC / YMQ」にアウトバウンドで途中降機が出来るんです。カナダのこの4都市は主要都市です。「YVR / YYC」はアジア目線・「YTO / YMQ」はヨーロッパ目線でのスケジューリングが多いです。この主要都市からのトランスボーダーフライトを使うと25M目一杯飛ぶ面白いルートが組めます。
その際の注意点は、NYCやORDのような基本運賃が高額なフェアと予約クラスを使うと雑なものになり、美しくない結果を招くことがあるので、各都市の運賃とマイル数を頭に叩き込む必要があります。

ルール9番は乗継制限です。
片道に付き2回の乗換が無料で可能、内訳は日本とマレーシアです。
い~ですか!! 回数指定がありません。日本で2回使うなら「KIX / NGO」が使えるんですよ。注意点ははやり病以前と違い長距離国際線が回復していない点です。就航が増えたら面白い使い方が出来るので引き出しに入れておきましょう。アメリカ・カナダで片道につき4回も無料で乗換えが可能です。ルート制運賃と違い、大盤振る舞いしてるのは距離制で料金が変動するので、沢山乗れば高額になるからです。視点を変えると安価な都市でフェアブレイクすれば目一杯使い切れる。こんな緩いマイル制運賃を「KUL / TYO / NYC」の単純往復で高額なZクラスで使うなんて素人丸出しです。
誰が広めてるのか僕は知りません。知ってる方がいても訂正はしないでください。誰しも個々のテリトリー・バックグラウンドを最高だと思ってるもんです。凄くなくても心地よいと感じているんです。



ルール・スタンダードのキャンセル料は「1160MYR」です。
バリューとの差額を覚えてますか? 300MYRです。
キャンセル出来る航空券にする費用300MYRプラス、キャンセル料1160MYRで合計1460MYRがかかる。そんな視点で考えましょう。


ここまでお付き合いいただいた皆さんにお願いがあります。
この正しい情報は拡散せず、こっそり使って下さい。
デマと知ったかを拡散する人は、僕たちに害はありません。
皆さんは僕が守ります。

そして、世の中正しいものだけが正義ではありません。
浅はかな情報で満足する方に押し売りはしたくないんです。
間違ったまま使い続けてもらう事が、その人たちと周りの信者にとっては良い事なんだと思います。そして、喧嘩する気も勝負する気もありません。
ANAのKUL発券はAMCとUA・MP、2社のプラグラムを攻めている方に最善です。

とことん追求して、正解を提示出来る人が少ないから僕が面倒を買っているだけです。この仕事人シリーズでは、世間に溢れるデマ、解明・証明すべき切実なテーマを取り上げます。僕の背中を見て勉強してくれる方へのささやかなお礼と励ましです。他人様を否定せず、僕たちだけでこっそり楽しみましょう!!

実は証明③、証明④と進みたいのですが既に原稿文字数が6000字を超えています。このペースだと1万字・30分の動画コースになっちゃいます。

NYC行きにはビジネスクラス「Pクラス」があります。そして、NYC行きより安い東海岸の運賃があるんですよ。
「YouTubeコミュニティのメンバー限定」・「noteメンバー限定部分」で解説します。一般の皆さん用にNYC行きの上位クラス・プレエコ・ビジネスクラスのフェアファイルをご提示します。

ANAとUAが一番力を入れている・注意して販売しているのが「Pクラス」なんです。キャリアはマイレージ積算率なんて大して気にしていません。最安ビジネスクラスサービスを長距離乗られてしまう、ディスカウントしつつも売り手の損を最小限にする奇策が取られています。webで運賃検索すればわかると思いますが、Pクラスを舐めてルーティングに挑むとトンデモナイものを掴むのでご注意ください。注意点はマーキングしてありますので宿題として読み解いて下さい!


「noteメンバーシップ」・「YouTubeメンバー」制度を開始しました。
お好みのスタイルでお付き合い・ご支援・ご活用下さい!!

メンバーの方は動画の下に続きがあります。


ブログ・noteでは限定投稿が出来ないので一般の方には有料記事として表示されますが、一般公開部分は無料なのでご安心下さい!!

動画を作成したので参考にしてください!!》

楽しんで頂けましたら、
ランキングに貴方の「アナタのとまほ~く♪」をぶち込んでネ!!

復活後の記事はブログカテゴリ【2023 / 2024】に入れてあります。

【 極上うなぎ。ブログ♪ 】
【うなちゃんねる。♪ YouTube動画】
【 極上うなぎ。note♪ 】

極上うなぎ。


メンバーの皆さん、こんちは(^^=)/

チーム『極うな。』SSSS♪へようこそ!!


皆さんに紹介するとびっきりの情報は・・・
「NYC行き運賃」のPクラス・「それを使う時のブレイクポイント」・
「これが真実!KUL発の東海岸のベスト運賃」
解説です。

実はこのマイル制運賃には「プレエコ」も設定されているんです。
こっからはメンバーの方だけなので本気♪とホンネをもう少し出しますネ!

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