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知って得する!航空券改訂版②

皆さん、こんちは(^^=)/

今回は、「知って得する!航空券の仕組み改訂版②」です。
このシリーズでは、初心者を中心とした航空券の仕組を解説します。

中級者・上級者の方は、基礎の再確認・ご自身のテクニックとマニアの多角的視点を比較して観ていただけると幸いです。

皆さんは、JAL派ですか? ANA派ですか? それとも二刀流ですか?
今日は日系ステータスの歴史の話から始めましょう。

JALの「JMB」(JALマイレージバンク)の始まりはご存じですか?

「2000年4月」からです。
当時はダイヤモンド・サファイヤ・クリスタルと言う名称ではなく、
「オプティモ・グランデ・プリモ」と呼ばれていました。
車の車種やグレードみたいですネ。

皆さんが、現在目にしている

*「ダイヤモンドのJML」

*「サファイヤのJMG」

*「クリスタルのJMX」

これらのステータスを表す3レターコード(3文字)は当時の名称を引き継いでいます。

現在の「ダイヤモンド・サファイヤ・クリスタル」に変更になったのは「2003年」ちょうど20年前です。

一方、国内線を強みに歩んできたANAは、
国際線を主力とするフラッグキャリアJALを追いかける立場でしたが、

「AMC」(ANAマイレージクラブ)の始まりはJALより早く「1997年」です。正確に言うと各社前身となるサービスがありました。
搭乗回数や飛行マイル数をステータス達成の基準にして海外他社と足並みを揃えたサービスを展開したのが2000年前後なんです。

AMCは翌年の「1998年」にプラチナサービスが誕生しました。
当時はギフトを配っていて、「1998年はプラチナタグ」・「1999年は花の種」でした。ダイヤモンドサービスの開始は「2002年」です。

そこから5年間連続でダイヤモンドを達成した人は「100人」
その100人にはとても大きな「クリスタルトロフィー」を記念品として送ったんです。

初心者の皆さん!!

同僚や先輩、友人、上級者にしつこく自慢されたら、笑って聞き流し、
今お話しした「JMB」と「AMC」の歴史の話で応戦してみましょう。
やり手の堅実派だと気付いてもらえる筈ですよ。

基礎から丁寧に学ぶことで発想・転換力が身に付きます。
何よりも皆さんには僕がついてます、安心して下さい。

一緒に頑張りましょう!!

では本題です。

今回は、シリーズ①、②で学んだ内容を取り入れながら、
いよいよ「予約作成」と「料金比較」という実践です。




飲み物が沢山並んだ自販機の解説ではありません。
JALとANAの色とりどりに美味しそうな商品、「国際航空券」をボタンで購入出来る自動販売機の解説をします。

皆さんにも実際に予約作成をしていただきたいので、
可能でしたら、いつも使っている代理店などのPCサイト、モバイルアプリなどの自動販売機を使って料金検索をして下さい。

先ずは「JAL」から行きましょう!!
HPの国際線サイトを見てたら、こんなものを発見しました。


路線を見て、何を感じました?。

そうです!!

人気路線である「バンコク・ソウル・ヨーロッパ」をトップに打ち出していません。

9月中旬に「国際線セール」をしていたので、恐らく売れ残りが多い路線なのでしょう。現在も20000円割引などのセールをしていますが、
前回の動画でお話ししたように「セール」が何を意味しているのかは分かりません。


これを使って「航空会社の罠」にハマってみましょう!!

トップ画面で早速怪しいものを発見出来ます。
どこだと思いますか?



49400円「~」の波線の部分です。
この部分はとても重要で、皆さんが「ハノイ・ホーチミン」を検索しようと東南アジア方面をクリックして進んだ瞬間に「マジック」を使います。




赤枠で「NEW」と表記された文字の横には「スペシャルセーバー」とあります。
何故か先程の画面より「より安価な料金」が提示されています。

純粋な方は「ワクワク感」で心躍る気持ちになりますネ。

ここでは、注意点が3つあります。

1つ目は「スペシャルセイバーの横に記されたOの文字」で、
これは「予約クラスがO」になるいう意味です。

2つ目は大きく記された「35800円」に並ぶ「片道」の文字

3つ目は「2024年3月31日」までと長期の設定期間

それと同時に「予約クラスO」の位置づけが「積算マイル30%」だと丁寧に示唆してくれていますネ。

「大阪・名古屋・福岡」の方が料金が高いのは、JAL便のベトナム行きは直行便が「東京」からのみになるので、地方からは「東京乗継」の為、国内線からの乗継が必要になるからです。

料金差額は「8000円」なので、往復付けつると「16000円」になります。


次に同じ名称、初めにお見せした画面の価格、安さを連想させる「スペシャルセーバー」のコード「Z」注意点1です。こちらも「予約クラスを」指しています。

注意点2は、何故か今度は「往復」運賃になっているところ。
地方発は「16000円プラス」になっているので「国内線2便分」であると、確かめ算として利用できますネ。

注意点3は、旅行期間の終わりが消えてしまっています。「予約クラスO」は、「2024年3月31」まででした。

最も重要なのは、トップページのうたい文句の49400円~から、
「~」波線が取り去られて「49400円」と指定・限定
しています。


これは、上記部分の「Z」を修飾する為の伏線なんです。

最初の画面で「49400~」と波線を書いていたのは、検索すれば全てのクラスの料金を提示するので、その内の最安値ですよ、という企みです。

この画面では、49400円という料金は「Zクラス」になります。
イコール「Zクラスでしか出しませんよ」という意図を表しているんです。

「Z」がない時に、高額を提示してもお客さんがビックリしないように
サブリミナル効果で49400円を下回る「35800円」という赤色の文字で低価格を表示したり様々な魂胆が見え隠れしてました。 
マニアな僕が見ても「お見事」と褒めたくなるデザインとページ構成です。

なぜこんな手の込んだ事をするか、ご存じですか?

皆さんの小言が恐いからです!!

ウソは吐けないけど、罠にハメたい。

旅行しようと検索をした人を、その気にさせています。

一定数は、料金が高くても度重なる手間を控えたいので、その場で購入する方が多いんです。

企業として、様になる言い訳は必要ですからネ。


では、実際に検索してみましょう!!

最安値が出やすい閑散期を選びます。

往路:11/1

復路:11/5

です。




「運賃カレンダーで前後日を調べる」をオンにしておくと、比較が出来るので便利です。



表示された前後日の内、最安値は、

往路:10/31

復路:11/3

になるようです。



料金は「57430円」と出ました。
ここで重要なのが、「行程」に記された詳細を読む行為
です。


*「予約クラス」は希望の通りか

*「コードシェアではなくJAL機材での運行」かどうか

*そして「出発空港」、羽田か成田かと積算マイル






では復路も同様にチェックしましょう!!

直行便かつ自社運行なので良いですネ。
しかし、出発が「羽田」なのに帰国便では「成田着」です。
車で行かれる方、地方都市へ乗継のある方はご注意下さい。
ANA、JAL共に成田空港発の国内線は激減しています。




次に運賃詳細です。


どうやらこの「予約クラスZ」のベース価格は「31000円」になるようです。

諸税が「26430円」

「49400円」という価格が見当たりません。

これは、「航空券のベース価格31000円」と「燃料費18400円」の合計額を意味します。

日程は希望と違うかも知れませんが、最安価格は発見出来ました。

次にANAを見ましょう。



JALの「Z」に対する価格はANAの「予約クラスK」に当たるようです。

チケット料金のベース価格を見てみましょう。
「33400円」です。

「JALの31000円」より2400円高いみたいですネ。

それなのに何故、「合計金額は同じ」なのでしょう?

僕が料金詳細を必ず見るようにアドバイスしているのは、この部分に潜んでいる魂胆を見抜くためなんです。

「JALの燃料費」を覚えてますか?

「往復で18400円」です。

それに対して「ANAは16000円」です。

皆さん、また一つ航空会社マジックを見抜きましたネ!!

燃料費を安く提供している分を航空券に上乗せしてJALと料金を合わせています。

JAL側からすると、ANAより燃料費が高額なので「チケットのベース価格」を下げざるを得ない。

そして2社仲良く足並みを揃えて、僕達を罠に引きづり込む。

航空会社はかなりの強敵ですよ。

ではトドメに、みんな大好きスカイスキャナーでも競合してみましょう。






噂の便利サイトの料金は如何ですか?

僕には、拾ったものを寄せ集めしたようにしか見えません。

何故、フルサービスキャリアとLCCを組合わせたり、往復で違う航空会社を抱き合わせるのでしょう。
上級者なら、ここに潜む危険性を判断出来ますが、初心者が低価格に釣られて購入してしまうと、JALやANAの運賃ルールの上に更に「購入代理店」の「独自のルールが追加」されて雁字搦めです。
変更やキャンセルをしようもんなら根こそぎ持って行かれます。


それに、往復JAL便利用が何故、web料金より高額なのでしょう?

これをどこの誰が、どんな根拠んで素晴らしいと言い出したのか知りません。恐らく他国発運賃を手軽に調べたり、「Unsalable Fare」という航空会社が売ってくれない運賃を購入出来るという理由が最大だと思います。
それ故に、初心者や中級者がOTAや競合サイトで購入すると痛い思いをします。


日本の航空会社と言う自動販売機が、カラフルで美味しいものを手軽に購入出来るシステムを構築して、ボタン一つで買える時代に、
コンビニやスーパーで購入した空き缶のようなものを傍に置いてるようにしか思えません。

そして、他社商品をかき集めた空き缶であれば何故目の前のゴミ箱に入れないのでしょう。
リサイクル業者という代理店に手間をかけると更に格安航空券でさえ高額になります。

利用者として、「ゴミ箱の目の前まで行ってあと一歩」捨てるという行為を放棄した思考なら、是非利用して下さいと言えます
皆さんは、便利な自動販売機から美味しい中身を堪能して、マイルから特典航空券と言う再利用に活かしましょう。

それらの効率を上げる方法は、コミュニティーやSNSから拾うのも手段ですが、それだけだと検証が必要になります。
それらの発信主は、どんなバックグラウンドがあるんでしょう?

知らない発信者にはお得度が高くても
欲張りなアナタには物足りないかもしれませんよ!!
アナタ次第を極めましょう。

次回は、今回覚えた「料金検索で見る重要ポイント」・「他社との競合から分析した自己判断の正当性」を更に深く追求して、スキルアップしましょう!!

動画も作成したので、お時間のある方はご覧下さい!!


楽しんで頂けましたら、ランキングに貴方の「アナタのとまほ~く♪」をぶち込んでネ!!

復活後の記事はブログカテゴリ【2023】に入れてあります。

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極上うなぎ。

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