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『ホンキの12000マイル特典』リミッター解除してますか?

割引あり


皆さ~ん、こんちは!! (^^=)/

マイラー・ホテラー歴30年以上・複数社のライフタイムステータスホルダー
【極上うなぎ。】です。

今回の物語 は・・・
『ホンキの12000マイル特典』リミッター解除してますか?


前回の記事・動画『8500マイルのデッカイ夢』は新規の方に参考にしていただいたようです。又、メンバー・個人サポートの方からご意見をいただきました。その内容は「通常時の特典航空券・マイルの有効活用法」です。
巷にあふれる「不必要な国際線の切込み」ではない日本をターゲットにした特典航空券、その価値基準にフォーカスした視点をもっと知りたいというものでした。

古参マイラーが「マイル単価・ステータスポイントの単位価値」で重視する点は「質・クオリティー」です。追求する内容のスマートさ・航空券を美しく創り上げたい。そんな要望を聞くと心が躍ります。
一つの区間・一つのフライトクーポンの価値を日本最強マイラーと基本から徹底的に見つめなおして、美しい航空券を創ってみませんか?

ANAの特典航空券は大きく分けて「3種類」あります。
ANA便のみを利用する「国内線特典航空券」・「国際線特典航空券」と
「提携他社特典航空券」
です。
今回は一番重要なANA自社のみを使った国際線特典航空券をマスターしましょう。比較素材として「国内線特典」の基礎も引用します。
何故ANA国際線特典が「最重要」なのか分かりますか?

答えは・・・
確保できる「可能性」を価値と考えられるからです。多くの方が特典航空券を確保したいと思い、残席を調べた時点が気分が高揚している時です。
そして「無料のただチケット」は空きがなくて全然取れないと、多くの方が嘆き「第二希望・第三希望」・「プランB・C」と妥協していく。
そう、思い付きの火遊びが、いつの間にか本気になってしまうんです。
今直ぐ欲しい、そんな昂る感情を鎮めるのは「満足する行為=目先の特典の確保」なんです。

恋愛と似ているのでしょうか、、。
知らずに面影を追いかける、似た人を選んでしまう。
ソウルに行きたくても台北に空きがあった。直行便がなくて経由便にした。 いつの間にかスターアライアンス特典航空券でアシアナ航空や中国国際航空を選んでしまった。
間違いではありません、地域は同じアジアで似たような食事・サービスですから、時にはそんなふうに流されるのも楽しいもんです。
しかし、これは恋愛ではなくゲーム。感情をコントロールして計画的に行動すると支配出来る領域と可能性が拡大します。
特典航空券でその助っ人になるのが「空席待ち」「ステータス」です。
そして、より確率を上げたいなら早期手配も重要です。



せっかくの機会です、国内線を絡めてANA自社特典の全てを20分でマスターしちゃいましょう!!
国内線特典航空券で一番人気が年末年始やGW、夏休みに利用する。
高額な繁忙期のただ旅行が最高の価値です。
早いものでもう秋のお彼岸、9月も下旬になりました。
皆さんの視線は年末年始に向けられているのではないでしょうか。
札幌線の特典枠を調べてみました。12/31に空きがあります。
シーズン「H」と表示されているように国内線特典にも「L / R / H」の3つの期間が設定されています。

ここで重要ポイントです!!
1/1にも空席があり、Hシーズンに分類されています。
実は年末年始においては「1/1」の多くの路線が安価に販売されているんです。期間中の需要が激減するのが元日なんです。バリュー運賃であれば数多の路線で1万円程度です、Hシーズンのマイルを払う価値があるかを必ず確認して下さい。


次に「札幌発・羽田行き」です。
特典航空券のルールを確認しなくても適用シーズンを表示してくれる日系の細やかなサービスは素晴らしいですネ。1/8と1/9が「ハイシーズンからローシーズン」の切り替わりだともう一つの情報も得られました。国内線では一日ズラすと必要マイル数がかなり下がります、その設定値を確認しましょう。



国内線は距離数で必要マイル数が設定されています。
日本国内線フライトの多くが301マイル~600マイルになります。
東京から札幌は「510マイル」でローシーズンでは1区間6000マイルです。
2024/10/27搭乗分からルールが変わり、Lシーズンは1000マイル引き上げられます。レギュラーシーズンは「500~1000マイル」増えます。


ハイシーズンは「1500マイル」引き上げられます。
年末年始分は新しい必要数になるので片道「10500マイル」になるようです。


12/31と1/8のフライト・共にハイシーズンで組むと


2便分のフライトは「21000マイルと施設利用料1480円」になります。


そのシーズンを確認しましょう。
国際線比較素材として利用するので「Lシーズン」にフォーカスします。
「年末は12/1~12/25」・「年始は1/9~2/28」がその期間です。



それでは忘れない内に国際線のシーズンも確認します。ブルー枠がLシーズンです。国際線では「12/1~12/15」がLシーズンとなり、その違いが確認できました。



こちらはZONE6の米国・欧州のシーズンです。
グリーン枠に12/1~12/14がありレギュラーシーズンになっています。
そう、路線によっても違いがあるんです。特典検索時は必ずチェックして下さい。


国際線特典にはゾーンが設定されていて「最低基準の12000マイル」が適用されるのは「ZONE1~ZONE2」の日韓線になります。距離的に最短の国際線だというのが分かります。



次に国際線特典の必要マイル数です。
「L12000 / R15000 / H18000」マイルと表記されています。
もう気付きましたネ!!
国内線特典航空券を発券するより少ないマイル数が設定されているんです。
この必要マイル数は「往復行程」分になります。


往路と復路でシーズンが異なる場合はそれぞれの必要数を1/2にして合算します。足し算をしてから2で割っても同じです。


前回の『8500マイルのデッカイ夢』でフォーカスしたのが「シーズンの判断基準」です。それが「往路の第一区間」「復路の第一区間」です。
別の視点で見つめます。第一区間さえ低いシーズンにしてしまえば、第二区間以降は判断基準が適用されないという事になります。多くの方が見逃してしまう最重要ルールです。


そして次に重要なのが「途中降機と乗り換え」です。
初心者には難しい文言かもしれません。このような面倒な言葉があるのは、
有償航空券・特典航空券は「往路と復路の2区間」しか切り込めない単純往復ではないからです。国際線のメインターミナルは羽田と成田の「東京」です。そこにたどり着くまでの飛行機を日系航空会社はセットにして考えてくれているんです。LCCは成田や関空から国際線が飛んでいても、そこまでの移動手段は別手配・別料金です。これがフルサービスキャリアとの大きな違いです。JALもANAも日本国内線・国際線両方持っているので、地方の客を主要空である東京まで運ぶ事も「一回の旅行・一つのチケット」としています。別角度から眺めてみましょう。海外の目的地にも地方都市は存在します。バンコクとプーケット、ベトナムとハノイなど、海外の2都市を周遊する人にも対応出来るような準備を取り揃えている、それがJAL・ANAの航空券なんです。今回はANA自社特典にフォーカスしています。重要なルール
「途中降機」は日本発の行程では許可されていません。しかし、海外発の航空券では「1回の途中降機」が可能、これは全行程で「2都市」で24時間以上滞在出来る周遊チケットになる側面を持っているんです。
「乗り換え」に関しては往路・復路各2回まで可能とあります。


行程作成上の重要ポイントです、よーーく聞いて下さい。
往路はブルー・復路は赤い線で記してあります。この往路を例に説明します。韓国・ソウルを出発して「2回の乗り換え」をする行程は「3便に搭乗出来る・3回飛行に乗れる」んです。

復路は1回のみ乗り換えをしたケース。
福岡を出発して国際線就航都市の東京を経由してソウルに向かう。
1回の乗り換えは飛行機に2回乗る事になります。


初心者用に番号で解説します。
往路は①~③番、ソウルから東京・沖縄を経由して大阪が目的地です。
復路は④番と⑤番、福岡から東京を経由してソウルに戻る行程。


途中降機と言うのは、乗り換え地点の東京で24時間以上滞在する事。
海外発の特典航空券に限って1回認められているんです。
この行程では、往路を一気飛びする事で3回飛行機に乗って大阪に向かう。
片道2回の乗継・3回飛行機に乗るのが最大値になるので、目的地は3便目の到着地点「大阪」になるんです。往路で一気に飛んでしまったので、復路ではオマケのもう一都市滞在が「途中降機」として残っています故に復路の東京で途中降機が可能な行程になります。

今回は日本で2回長期滞在出来る部分を強く意識して欲張り・我儘な旅行を作り上げるチャレンジ。目的地とした都市以外で途中降機が可能。訪問したい都市を組み合わせてアナタ次第の素敵なルートを作って下さい。



これはANAアプリの画面です、実際に作るところから解説します。
下段の飛行機マーク・予約タブをタップするとこの予約画面になります。
有償航空券と特典航空券のタブがあるので特典予約・複数都市検索を選びます。複数都市検索は、自分の好きな便を組み合わせる時に使います。
出発1区間目は「12/15・ソウル」です。ANAは羽田にしか就航していないので「東京」を選び、2区間目の出発は乗継地になるので東京で揃えます


往路の2区間は赤枠「12/31」の東京発・札幌行きを選びました。


次に復路「3区間目は札幌から東京」・「4区間目は東京からソウル」です。
1/8と1/9のフライトなので24時間以内の乗り換え便を組み合わせると途中降機になりません。

 

使用条件を満たすと行程・必要マイル数・諸税が提示されます。ここでは国際線部分に残席がなく「空席待ち」になっています。往路は「ソウル・東京・札幌」の2区間です。シーズンはローシーズンとハイシーズンです。
しかし、その基準は第一区間ので判断されるので「羽田~札幌」間がハイシーズン・繁忙期のフライトでも低いマイル数が適用されます。 
東京在住の方が閑散期にソウル旅行をしてソウル発の特典航空券を作ると年末の帰省や旅行チケットが仕込めるという視点で作成しました。


その復路は1/8です。得をするという基準で考えているので年末年始を札幌で過ごす日程です。これは国際線特典では1/4からローシーズンになる、その週末の連休を絡める視点です。1/8・東京に1泊してお土産や荷物を置い たら翌日ソウル旅行に向かい、次のGWや夏休みのチケットを仕込むことだって可能です。



先に解説した「年末年始」の東京から札幌の往復フライト、2便分に必要なマイルはハイシーズン21000マイルと諸税1480円でした。


それに対して、ソウル発で12/31の繁忙期フライトを切り込んだ4区間の国際線特典の必要マイル数は12000マイルなんです。そしてもう一つ重要な点があります。国内線特典は空席待ちが出来ませんが、国際線特典は国際線部分・国内線部分どちらも空席待ちが可能です。その期限は出発日の14日前まで、全ての区間がANA便で構成されるANA特典のみになりますのでご注意下さい。


こちらは2025年GWの羽田発・金浦行きのフライトです。
エコノミーには空席がありませんがビジネスクラスには空きがあります。
国際線部分がビジネスクラスの場合でも「日本国内線は普通席」になります。


ここで重要ポイントです!!
国内線特典航空券は年に2回売り出しがあります。2025年GWの国内線特典はまだ確保出来ませんが、国際線に接続する国内線として取る場合は確保出来るんです。空きがなければ空席待ちも可能、これは「国際線の特典航空券は全区間が国際線扱い」になる為です。そう、国際線特典ANA自社便の残席開放は「355日前から」になるんです。狙うべきは「国際線だけではなく、繁忙期の国内線」日本国内の旅行を重視される方はそんな視点で見つめると取り易いお得がいっぱい残されています。



金浦から東京行きの残席がなければ出発の14日前まで空席待ちが可能。なぜ、わざわざ解説しているか分かりますか?
特典航空券は発券しない限りマイルの引き落としは行われません。
ダメ元でも半年前・355日前に空席待ちを作っておく。特典航空券が取れないと嘆くなら、可能性という種を数多くばら撒くんです。国際線だけではなく国内線にフォーカスしたこの特典のように思いつくだけ作成すればいーんです。1つや2つ花を咲かせてくれるでしょう。その可能性をロックしないでください。リミッターを解除するのはご自身です。
ここでの注意点は「デュープ・デュプリケーションという2重予約」です。
ANAは、以前は2重予約に関しても寛容でしたが、スターアライアンスの規制が厳しくなり、2014年の使用端末を変更してからは自動キャンセルもするようになりました。同じ日付が入らないようご注意ください。時期をズラしたもの、1日でも被っていなければ問題ありません。


そして、皆さんを誘惑するのが他社の特典枠です。
ここではアシアナ航空の仁川発・成田行きという不便なフライトのビジネスクラスに空きがあります。多くの方がこの便を確保する選択をします。
1便でも他社便が入るとANA自社特典ではなくなります。
途中降機や乗継制限は同じですが、マイル数が異なります。又、ANA便であっても空席待ちが出来なくなるので特典航空券ごとの ルールをしっかり把握した上で使い分けをすると良いでしょう。


さぁ、ここからが本番ですよ!!
先ほどの1/8・1/9の札幌発・ソウル行きを覚えていますか?
次の獲物はGWです。1月のローシーズンを利用して次の繁忙期チケットを準備してみましょう。もう心のリミッターは解除してますネ。
今度は札幌在住者の視点で眺めてみます。ソウルから東京・大阪と
乗継いで札幌に帰る。正月明け最初の祝日がバッチリ入った期間に3都市で遊べる。全て便が遅い便を選んでいるのは理由があります。全ての便が国際線であると解説しました。国際線のチケットは当日空席があれば早い便に変更が可能なんです。その空席とは「フレックス運賃」の残席を指します。
一番高額な席を自由に選べるチケットに成り上がるんです。
1泊の行程でも朝便に変更する事で長時間滞在が可能になります。


そして復路の第一区間として4/11金曜日に札幌から福岡に出かけます。
4便目に当たるので「復路の第一区間」になります。
ローシーズンにこの1便を入れる事が重要です。



それにより、まだ国内特典ではオープンしていない「5/2の国内線」特典が確保出来ます。ここでは「福岡~羽田」にしました。
遅い便を取り当日早い便に変更して東京滞在を楽しむ。そして繁忙期5/3のハイシーズンのフライトに乗るのが目的です。


この行程の必要マイルは「12000マイル」です。
全てをローシーズンにする基準を守る事で12000マイルの価値を最大限に引き出すんです。


特典種別の画面で確認してもすべての区間がローシーズンで統一されています。


今回は12000マイルの最大の活用方法を解説しました。
ここまでしゃぶり尽くす必要があるかは使う人次第です。
お伝えしたいのは「ルールを読み込んで楽しい行程を作成する」事。
ご自身の都合に合わせて好きな都市をお得に訪問していただく事です。

このソウル発・日本行き国際線特典航空券は10月のマイル数変更対象ではありません。又、ローシーズンに拘らなくてもハイシーズンでもたったの18000マイルです。国内線特典航空券が2区間で21000マイルと比べたら如何にお得なのかをご理解いただけると思います。
海外発券・特にソウル発は修行僧の為だけのものではない事を知っていただく機会になれば幸いです。使い方によってはマイラーではない一般の方にこそ、使ってもらいたい海外発券チケットなんです。
「有償航空券と特典航空券」存在価値の異なるチケットが生み出す大きな効果は同じなんです。共通点は「日本人以外が得をするシステムが仕上がってる」部分。日本在住者以外の通常モードが素敵過ぎるんです。片道チケットや往復チケットの往路で現地に足を運ぶと「海外発券を使う無料・タダの航空券」でも「ステータスポイントをためる有償チケット」でもお得が見つかる。思い込みというリミッター、自分の引き出しに詰め込んだ知識という限界も新たな一歩で解除出来る。アップデートして洗練されたものに差し替えるだけで素晴らしい出会いが待っています。まだまだ厳しい残暑が続いていますが、来週辺りから過ごしやすい日もあるようです。衣替えの季節、心とアタマも新たな装いで違った自分を発見してみませんか。 


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動画を作成したので参考にしてください!!》

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復活後の記事はブログカテゴリ【2023 / 2024】に入れてあります。

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【 極上うなぎ。note♪ 】

極上うなぎ。

メンバーの皆さん、こんちは(^^=)/

チーム『極うな。』SSSS♪へようこそ!!


動画で使用した図解の行程や他別の行程を使って復習をしましょう!!
「国際線2区間・繁忙期国内線」の「作り方・シーズンの考え方」は繰り返し作成すると直ぐに身に付きます。

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