クラフトビールの種類を知るためにビールの醸造について知る
ビールの造り方(醸造)について話します!
実は造る工程に工夫をすることで同じ原材料でも違う味になります。
そのためビールの造り方を知る事は味を楽しむためには欠かせないわけです。
最近よく聞く、ドライホップ(ドライホッピング)もこの作り方の工夫です
まずは材料のおさらい。
詳しくはこの記事で
今回は麦芽、ホップ、水、酵母の使われ方を中心に簡易的に話します!
はじめに
麦から麦芽をつくります!
麦を水に漬け、発芽させます。
発芽が始まると麦のデンプンを糖に分解する酵素が活性化するようになります。ある程度活性化したら熱で乾燥させます。
熱の温度などで出来上がる麦芽(モルト)に変化を付ける事ができ、ビールの特徴にも影響します!
次に
麦芽を砕きます。
砕いた麦芽と水を煮込みます。
酵素が活発に働き、麦芽のデンプンが糖へ変化します。
煮込み終わったら、濾過します。
この時にできあがるのが麦汁です。
次に
麦汁にホップを加えて煮込みます。
この過程でホップの香りや苦みを麦汁に加えます。
いよいよ発酵の段階です。
酵母を添加して発酵させます。
液体の中の糖が分解され、二酸化炭素(炭酸ガス)とアルコールが生まれます。
もう完成間近です。
ビールを貯蔵し、熟成させます。
良い頃合いで濾過し、酵母などを取り除いたらビールが完成します。
以上の工程でビールが出来上がります!
いかがでしたか?ビールの種類(ビアスタイル)を紹介する時にも作り方の工夫や原料の話が出てくるのでなんとなく覚えておいてください!
書いたのは、ゴクゴク吉岡です。クラフトビールのコンテンツ配信とオフラインの飲み会のイベント企画してます!