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2024年9月の記事一覧
「“リベルタドール”のシモン・ボリバルとコロニアル都市」世界遺産の語り部Cafe #20
今回の世界遺産は、コロンビアの🇨🇴【カルタヘナの港、要塞、歴史的建造物群】と【サンタ・クルス・デ・モンポスの歴史地区】について。
“英雄都市”カルタヘナの成り立ち
後に「英雄都市」と呼ばれるカルタヘナは、インカ帝国が滅亡した1533年、スペイン人の「ペドロ・エレディア」により建設されました。
湾が細長く、多くの船が停泊できることで繁栄したこの街は、イギリスの「フランシス・ドレーク」など
「ローマ帝国の五賢帝と“パクス=ロマーナ”」世界遺産の語り部Cafe #19
今回、お話する世界遺産はイギリスの🇬🇧【ローマ帝国の境界線】について。
ローマ帝国の栄枯盛衰を物語る長城
世界遺産に登録された、ローマ帝国時代の境界線で最も有名なものは、グレートブリテン島北部にある「ハドリアヌスの長城」です。
ハドリアヌスの長城は、ローマ皇帝「ハドリアヌス帝」が2世紀頃に築いた120キロに渡る防壁で、「ケルト人」や「ピクト人」など、ローマ帝国に与しない北方民族の侵入を
「アツィナナナの雨林とレムリア・パンゲア論争」世界遺産の語り部Cafe #18
今回、お話する世界遺産はマダガスカル🇲🇬の【アツィナナナの雨林】について。
生物の標本室
アツィナナナの雨林は、世界で4番目に大きい「マダガスカル島」の世界遺産です。
動植物が独自の進化を遂げたこの地では、1万2000種の植物の固有種が確認されており、動物の固有種も多数に上ることから「生物の標本室」とも呼ばれています。
マダガスカルで見られる120種以上の哺乳類のうち、78種類はアツィ
「Super Being : 人智を超越したもの」世界遺産の語り部Cafe #17
今回の世界遺産は、ノルウェー🇳🇴の【ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド】について。
フィヨルドの定義
“フィヨルド”とは、ノルウェー語で「内陸部へ深く入り込んだ湾」を意味しており、氷河の侵食作用によって形成された湾、入り江のことを指します。
フィヨルドの土台となる「深く削られ、狭く急な崖が海中まで続く谷」は、氷河によって運ばれた岩や粘土などが、堤防のように堆積した