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「インターを選んだ理由とその成果:11歳で英検準1級に合格したハーフ兄妹の物語」
はじめに
11歳の息子と8歳の娘、2人とも英語がペラペラで、特に息子は11歳で英検準1級に合格しました。彼らは中国人の妻との間に生まれたハーフであり、国際的な教育環境を選んだことで得られた成果をここでお伝えします。
背景:息子の出発点は日本語ゼロ
息子は北京で生まれ、3歳で日本に来ました。日本語が全く話せなかったため、日本の保育園には断られました。将来のために英語を身に着ける環境が重要だと考え、インターナショナルスクールを検討することにしました。
インド式インター「GIIS」を選んだ理由
アメリカ系のインターナショナルスクールは授業料が高額だったため、より手頃で評判の良いインド式の「Global Indian International School(GIIS)」を選びました。入園前には親子面談がありましたが、学校の国際色豊かな雰囲気が魅力的で、息子は幼稚園から入学しました。
グローバルな環境での成長
GIISでは、日本の学校と比べて1年早くGrade6(小6相当)に進んでおり、クラスメートはインド人、ネパール人、アメリカ人、中国人、韓国人、日本人と国際色豊かです。カリキュラムもIBPYP(国際バカロレア初等教育プログラム)を選択しており、英語だけでなく、異文化理解や国際感覚を自然に身に付けられる環境が整っています。
11歳で英検準1級に合格
息子はこの環境で日本語と英語を同時に習得し、努力の結果、11歳で英検準1級に合格しました。特に語彙力やスピーキング能力が評価され、英語でのコミュニケーションに全く不自由はありません。
娘も幼少期からスタート
娘はNursery(2歳クラス)からGIISに通っています。まだ英検は受けていませんが、兄との会話も英語で行うほど、日常的に英語に触れています。
親としての視点:インターのメリットと課題
インターナショナルスクールの最大のメリットは、子どもたちがグローバルな視野を自然に養えることです。一方で、日本語教育や友達関係のバランスをどう取るかなど、課題もあります。しかし、子どもたちの成長を見ると、国際的な環境での教育を選んで良かったと実感しています。
おわりに
ハーフであること、グローバルな教育環境、そして親のサポートが相まって、息子と娘は将来への大きな可能性を広げています。インターナショナルスクールの選択肢を検討している方の参考になれば幸いです。