スキンケアのあれこれ
皆さんスキンケアってどうされていますか??
毎日のパック?化粧水のパッティング?高級美容液?
様々な価値観でスキンケアをされていると思います!
そのスキンケアで今問題が起きていなければ、良いと思いますが
すでに
乾燥する
ベタベタする
ヒリヒリする
などなど問題が起きていたら、現在の自粛期間はご自身のスキンケアを変えてみる良いタイミングかもしれません。
スキンケアのパート分け
今回はスキンケアを
①洗顔
②保湿
③クレンジング
この3パートに分けて僕なりの現在オススメの方法をご紹介していこうと思います。
①クレンジング
まずは、クレンジング。クレンジングの目的は「メイク、また、顔に付着した油分を綺麗に落とす」と定義させてください。
●クレンジングの種類
大きく分けてこの4種類
オイル
ミルク、ジェル
水
拭き取り
それぞれのメリットとデメリットはこちら
僕の1番オススメ!でも1番反対。オイルクレンジング
僕の1番のオススメはオイルクレンジング、でも1番不安に思ってしまう物もオイルクレンジングです。
正しく選ぶ事ができればオイルクレンジングは非常に有効で
肌が柔らかくなる
肌の乾燥がしない
毛穴の黒ずみが取れる
など、良い事がたくさんです。
ですが、間違った選び方をすると
乾燥する
ベタつく
毛穴の汚れがたまる
という事が起こります。
この2つの違いは脱脂力と分子の細かさ
オイルクレンジングはどう選べば良い?
裏面の成分表を見て。
○○○油(アボガド油、マカダミアナッツ油)の様な表記が1番最初にあるものを選びましょう!
これらは油脂と言われる天然の油を美容で使える純度まで精製をしたものです。
油脂は脱脂力も強くなく、分子も大きいので
肌に必要な油分は残しつつメイクを落とす事ができます。
また、分子が大きいということは、水でさっぱり流れてくれるのでダブル洗顔の必要もありません。
逆に
ミネラルオイル(鉱油)と表記が1番最初にあるものは少し危険かも。
油脂に比べて脱脂力は高く、分子は非常に細かいです。
なので、しっかりとメイクは落ちるのですが肌に必要な油分も奪ってしまいます。
また、分子が細かいので肌の毛穴や細かなところに入り込み、水では流しきる事ができません。なのでべたつきが残り結果としてダブル洗顔が必要になります。
ただでさえ油分を奪ってしまう性質の上に洗顔でダブルパンチなので肌にとって最大の天敵の1つ乾燥が一気に進みます。
ただ油脂クレンジングを使っていれば良いのか?と言えばそういう訳ではなく。
クレンジングとは「メイク、また、顔に付着した油分を綺麗に落とす」と書きましたが。出来る限り
皮脂+メイクの油分+汚れ=脱脂力
となるのが理想です。式が大きくても洗い残し、和が大きくなりすぎても乾燥し過ぎてしまいます。
②洗顔
次に洗顔、洗顔の目的は「顔に付着した余計な汚れや油分を洗い流す事」と定義をしてお話をしていきます。
実はクレンジングをされている女性には本当はそんなに必要がないことはご存知ですか?
なぜならクレンジングの章で書きました皮脂+メイクの油分+汚れ=脱脂力の式が出来ていれば、洗顔で落とす汚れはあまりないんです。
お肌のお休みの日、メイクをしない日はクレンジングもされないと思うので洗顔はご自身に必要量の脱脂力のある洗顔料を選びましょう。
基本的に日本人は洗い過ぎの乾燥肌の方がほとんどです。なので基本的には
アミノ酸由来の界面活性剤の洗顔料がオススメです。
一般的に
ラウロイル○○、グルタミン酸△△、コカミド□□の様な記載のあるものは比較的安全ですよ!
クレンジングと、洗顔がオフのクレンジング
この様に上の2つがオフのスキンケアです。色々と成分や方法などを書きましたが
お肌の状態や生活環境は千差万別なので総合漢方の様な、これをやっておけば!というものはありません。
基本的に、比較的という言葉を文中僕が多用してしまうのも
「毎日子供と砂場で遊んでます」「移動は車、オフィスも室内です」「毎日がっつりメイクです」というのでも
皮脂+メイクの油分+汚れ=の値は変わってきますし
加えて
「今日はメイクしっかりしたな」「メイクしてないけど、外で運動したからな」「がっつりメイクで朝まで飲んじゃったよ」などなど
日によっても変わってきます。
同じものを使うにしても今日は値が低そうだから手早く済まそう。
今日は値が高いからダブル洗顔かな?などご自身の肌と、ご自身の使用しているオフのスキンケアの道具をしっかりと使いこなしていく事が重要です。
ちなみに自粛中の僕は2日1度しか洗顔料を使って洗顔していません。
残りの1日はぬるま湯で流しているだけです。
③保湿
化粧水、美容液、乳液。上を見れば果てし無く、限りない基礎化粧。
個人的には出来る限りシンプルに考えたスキンケアが良いと思っています。
その理由を書いていきます。
まずは「保湿」をここでは「肌に足りない油分、水分を補うこと」と定義します。ですよね。洗い上がりからもちもち、の肌であれば別に足す必要がないですからね。
まずは、皆さんにシンプルなスキンケアを受け入れて頂くために化粧品の有効の範囲について。
皆さんは考えたことありますか?ご自身の保湿剤がどこまで作用しているか?答えは表皮です。いえ、表皮の中の角質層まで。
この表皮厚さは0.1mm~0.3mmと言われています。角質層はさらに薄くなってサランラップほどの厚さと言われています。
また、化粧品はこの顆粒層の下には作用しません。
まあ、水分や油分がなんでもかんでも、うまいこと吸収されたら怖くて仕方ないですよね。
酸性雨に汚染水、下水の掃除なんてした日にはノックアウトです。
肌は日々の外部の危険な油分、水分から肌を守れる様に出来ています。欲しいものだけ入るなんてことはないんですね。
なぜ、保湿をするのか?
それは肌を守るため。
角質層はその最前線です。
外部刺激がまず接触する角質層の均整をとり、柔軟な状態に保ち続ける事が、いずれ角質となる内側を健康に守ることに繋がるのです。
大切なのは与えることではなくて守ること。
今のスキンケアは与えることに着目されています。売れるので。
でもサランラップほどの厚さにそんなに、なんでもかんでも詰め込めるほどの容量はありません。
それに化粧品であってももちろん刺激物です。与えすぎは逆に肌への刺激となります。刺激を受けすぎた肌は薄くなり、また防御力が下がって、また高い保湿力を上塗りして、また刺激という悪循環に陥ります。
大切なのは程よい水分を与え、少しの油分で蓋をするそれで良いです!
最初は物足りなく感じるかもしれませんが、肌には恒常性といって油脂の分泌量をコントロールして環境を一定にしようとする機能があります。
この恒常性が悪く作用するのがやりすぎ保湿。
保湿をしすぎるとその毎日の過度の保湿に合わせて油分がほとんど分泌されなくなります。
自分から出た皮脂はもちろん刺激もなく、過剰に分泌されなければ程よい保湿でもちもちの肌を作ってくれます。
皮脂の過剰な分泌を防ぐには
皮脂の分泌は上にもある肌の恒常性によるものです。
乾燥し過ぎた肌にこれでは油分が足りない、内部を守れないと判断し皮脂を過剰に分泌するのです。
乾燥し過ぎた肌に。。あれ? 1周回りましたね。
乾燥を防ぐにはクレンジングと洗顔の章で書いたお話。
ここが改善されれば自ずと過剰な保湿は必要無くなります!
ここまでが肌の天敵1、乾燥についての対処法。
次回は天敵2の刺激について書いていこうと思います。
特に紫外線、摩擦この2つがもっとも肌への負担の大きい要因になりますので、こちらに着目して書いていこうと思います。
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