【2023読書】No.493『1分で悟り』
本日もお読みいただきありがとうございます。
3年連続500冊の本を読んだ、五木田穣です。
2023年も引き続き、500冊を目安に読んでいく予定です。
(555冊を目標に設定しました)
そんな2023年493冊目の読書は、
『1分で悟り』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
悟りたくて(笑)、読みました。
読んだ感想
著者の名取さんの本は、以前にも読んだことがあります。
仏教的思考、仏教的視点を知ると、
思考が整い、心身を調えることができます。
仏教では、無知のことを「無明」であると言います。
そして、すべての悩みや苦しみは、無知(無明)から生じると考えます。
「無明」とは、「明らかでは無い」ことを指しますが、
物事を正しく、ニュートラルにフラットに見ることを
「明らめる」と言います。
暗くてよく見えないものも、
明かりを照らすとハッキリわかるように、
「明らかに」することで、判断を間違えないようにします。
「諦める」の語源は、「明らめる」であり、そもそもは仏教用語です。
決してネガティブな意味ではなく、
現状を正しく理解し、やらないと決めることを「あきらめる」と言います。
言葉を正しく理解していないことも「無明」であり、
悩みや苦しみを生じさせます。
「あきらめなさい」は、
「諦めなさい」じゃなくて、
「明らめなさい」ですからね。
だから、学べ、精進しなさい、というのがブッダの教えです。
学び、調べ、明らかにしていけば、悩みや苦しみはなくなるよ、
というのがブッダの教えです。
仏教は宗教と考えず、心を安定させる学問あり、技術と考える。
そもそも、ブッダは信仰させようだなんて思っていなかったわけで。
仏教を知れば知るほど、ブッダの教えを知れば知るほど、
心が安定し、み出されなくなるというのは、
自分自身も感じているところです。
こちらの本は、とてもわかりやすく、読みやすいです。
あらゆる悩み、不安、イライラ、焦り、、などある方にとてもオススメな1冊です。
こんな方にオススメです!
・仏教に興味が湧いた方
・悩みがある方
・ピンときた方