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【2021読書】No.9『完本・哲学への回帰 人類の新しい文明観を求めて』

本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、500冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。

2021年9冊目の読書は、
『完本・哲学への回帰 人類の新しい文明観を求めて』
でした。

※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。

あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。

そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考える
からです。

この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。

読もうと思った理由

これまた、空港の本屋さんで、旅のお供にと買いました。

読んだ感想

日本を代表する稲盛和夫さんと、哲学者の梅原猛さんの対談本。

1995年『哲学への回帰』
2003年『新しい哲学を語る』
2009年『人類を救う哲学』

の3冊を1冊にまとめたものが、
今回の『完本・哲学への回帰』です。

日本人は、戦後、物質的には豊かになったが、
心は貧困になってしまった。

物質的に豊かにはなったが、幸福感を感じている日本人は少ない。
「足るを知る」という言葉を忘れてしまった日本人。

「利己」の追求ばかりで、「利他」を忘れている人類。

「利己」を追求してばかりで、
環境のこと、動物のこと、人間のことを考えていない。

「世のため人のため」という発想で、
100年後の世界を見通して、ビジネスはやるべきだ。

今こそ人類共通の価値観、哲学として、統一したものを持つべき。
神道、仏教、キリスト教、イスラム教、儒教、、
すべての宗教を統合したものへ。

それは、愛であり、慈悲であり、仁である。

本来の日本人が持っていた道徳感、倫理観を取り戻すべきだ。

人間とは、何か。
人間とは、どうあるべきか。

それを追求していかないといけない時代だなぁと思います。

こんな方にオススメです!

・哲学をもちたい方
・道徳感を養いたい方
・倫理観を養いたい方
・人間力を高めたい方
・ピンときた方

合わせて読むと良いであろう本。

過去に読んできた本から、合わせて読むと良いであろう本をご紹介します。

ピンときたものがあれば、ぜひ読んでみてください。

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