【2020読書】No.276『私は真実が知りたい』
本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、305冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。
過去5年間で1015冊の本を読み、その記録はFacebookの方にしてきましたが、今年から、更新の仕方を変えつつ、こちらに記録をアップしております。
2020年8月6日。2020年219日目。
2020年276冊目の読書は、
『私は真実が知りたい』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
森友学園問題、いや森友事件。
公文書改ざんを上司に強要させられ、自殺に追い込まれた赤木俊夫さん。
その妻、雅子さんと元NHK記者で森友問題を追ったことで上層部と軋轢が生まれ、NHKを退社した相澤冬樹記者による共著。
ずっと、森友事件のことには関心を持ち、情報を追ってきましたが、これは絶対に読まなければならないと思い、購入しました。
読んだ感想
この本を読めば、一連の国会答弁が虚偽答弁であり、改ざんに関わったとされる人々が刑事告発されたにも関わらず、人誰1人として、何の罪にも問われていないおかしさがわかります。
それどころから、改ざんに関わった人は、自殺に追い込まれた赤木さん以外、全員出世をしているというおかしさ。
この本では、週刊文春に掲載されていた内容+アルファが網羅され、一連の流れがよくわかります。
ただ、真実を明らかにしたい。
なぜ、赤木俊夫さんは死ななければならなかったのかを知りたい。
そんな思いで、国と改ざんを指示したと手記で名指しされた佐川宣寿元財務省理財局長を相手に提訴し、7月15日に初公判が行われました。
ちなみに、森友事件で不起訴処分にするために活躍したのが、検察官の定年延長問題の黒川弘務氏ですよ。
本当に、真実が明らかになって欲しい。
不正をする方が良い待遇を受け、正義を貫いた人が不遇なのはどう考えてもおかしい。
今後も続報を見守りたいと思います。
こんな方にオススメです!
・森友事件に興味がある方
・赤木さんを忘れないと思う方
・真実を知りたい方
・今の政府がおかしいと思う方
・おかしいものはおかしいと思う方
・ダメなものはダメと思う方
・興味を持った方
過去に読んできた森友関連の本
今までに読んできた森友関連の本をご紹介します。
2020年に読んだもの。
2019年。
2018年