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アムステルダムでの1週間のワーケーションを終え、フランスに戻る

ワーケーション。
WorkとVacationをあわせた造語で、聞くからにいい言葉…。去年くらいから、やってみたいなーとなんとなく思っていた。

わたしはいま3ヶ月間、フランスに来ている。こちらでは夫の実家に滞在しながら、フリーランスの仕事をリモートでしている。

フランスに来る前にはソウルに4日程滞在した。ちょっと観光をしつつ、朝や日中は夫と2人カフェで仕事。

移動などもあるので関係者には「多少稼働量が落ちます」と伝えていたのだが、ある日一緒に働いている人に「ごきたさんはワーケーション中なんだから無理しなくて大丈夫だよ」と言われ、ハっとした。

あ、いまわたし「あの」ワーケーションをしてるんだ!!と。

でもWorkとVacationを両立させるのはやっぱり難しい。ソウルにいたときは、毎日楽しみながらも、仕事とのバランスが取りにくかった。

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ソウルはカフェがとにかく多い。
そして全てが美味しく人も優しい、本当にいい街だった

アムステルダムでのワーケーション

そしてフランスにやってきて2週間ほど、仕事も生活も落ち着いたタイミングで、オランダのアムステルダムに行くことにした(今度はワーケーションだと意識して)。
9日間の滞在のうち前半は1人で過ごし、後半は夫と夫両親と合流した。

ヨーロッパで初めての1人移動、初めての国、久しぶりの英語、WorkとVacationの両立・・・などドキドキしながらの出発だったが、結果としてすごくいい経験になった。

(フランスに来てからはずっと夫のそばで生活をしていたので、1人でフランス語で注文をしたり道を聞いたり…と言語面での成長を感じられたのも自信になった。久しぶりのアドベンチャー感にわくわくした。)

ヨーロッパのタイムゾーンはちょうどいいかも

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滞在したホテルにて。朝日が昇るのを眺めながらミーティング

フランスやオランダと日本の時差は8時間ある。例えばこっちの朝6時は日本の14時。

韓国でワーケーションをしたときは、タイムゾーンが日本と同じだったため日中はついつい気になってしまい、メリハリがつけにくかった。でもアムステルダムでのワーケーションはもっとやりやすいように感じた。

ワーケーション中の生活スタイルは、朝早起きをしてミーティングを中心にお昼頃(日本の19時とか)まで仕事をしたら一息ついて街に行き、午後(日本の夜)は自分の仕事を進めて、夜(日本の夜中)は外食に出かける、という流れ。もちろんこんな綺麗に行かないこともおおかったけど。

朝は若干つらいが、同じタイムゾーンにいるよりもオンオフのメリハリがつけやすく、働きやすい。アメリカ大陸に行くと今度は時差がありすぎ(半日くらい)て昼夜逆転という感じなのでやりにくそう…。ヨーロッパ時間は日本との仕事がしやすそうだなと改めて感じた。

アムステルダムはリモートワークがしやすい

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WeWorkも訪問。19時に誰もいなかった

このように日中は比較的仕事をしていたが、アムステルダムはリモートワークがしやすい都市だと思った。
コワーキングスペースや、PCを片手に長居できる電源&Wi-Fiつきのカフェが多いので、働く場所に困ることはなかった。カフェでも仕事をしている人が多い印象だった。

わたしがフランスで拠点にしているのは、西海岸にある小さな港町。めちゃくちゃ綺麗で落ち着く街で大好きだが、東京にいたときのように誰かと軽くランチに行く…みたいな出会いやカジュアルなコミュニケーションの場が皆無。パリから電車で2~3時間の街にわざわざ人が来ることもほぼない。

アムステルダムに行って、その差をとても感じた。やっぱり都市なので人が集まってくるし、空港が近かったり交通の便がいいので他の都市に行って人に会ったりもしやすい。仕事面における新しい出会いやチャンス、広がりにあふれているんだろうなと感じた。

滞在中、久しぶりに日本人の仕事仲間・友人と思いっきり話し、色々なものを発散させ、インプットしたことで、これまでどれだけ閉鎖的な環境にいたかを思い知らされた。

パソコンとインターネットがあればどこでも仕事ができる!とはいえ、やっぱり「どこで仕事をするか」も大事だなと気づいた。アムステルダムは想像以上に仕事がしやすい街だった。

たくさんの言語が入り交じる街

この街は言語も興味深い。オランダでは小さい頃から英語の番組を観ながら育つ人も多いらしく、今回の滞在では言葉が通じなくて困る…ということも一切なかった。
従業員同士・友人同士と日常的にも英語を使っている雰囲気があり、この国の人たちの言語に対する捉え方に関心を持った。

あとは英語だけでなく、夫家族とフランス語で話しているとフランス語で接客をしてくれることもあり、この人たち何ヶ国語話せるんだ…と驚くことも。

いろんな言語が混ざり合う都市を訪れるのは面白い経験だった。次はフランス語と英語が日常的に使われている場所に行ってみたいなあと思ったり…。モントリオールとか。来年の拠点候補が増えたので楽しみ。

刺激を受けフランスの拠点に戻り、次は何を感じるか

アムステルダムは気づきと刺激の多い滞在だった。フランスでの生活は平和だが少し閉塞感を感じていた時期だったので、このタイミングで行けてよかったと思う。

でもやっぱりフランスの拠点は、それはそれでいい。今度はこっちに戻ってきて、自分がどんなことを感じるのかが楽しみだ。









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