飛躍するためのスキル vol.2
動きながら話を聞きき、考えて実行するスキル
バスケは得点と時間と流れのゲームです。
最終的に得点が多い方が勝ちですが、得点の取り方、時間の使い方、止まらずに進んでいく時間の中で状況や展開や流れが変わり、相手や味方も入れ変わり、試合の中での戦い方も変わっていきます。
色んなことを頭に入れながら実行に移して試合を有利に進めていく必要があります。
ハーフタイムは別にして、試合中に選手が止まって話を聞ける時間はタイムアウトやクォーター間の1分程度と短く、ゆっくり話せる、聞きいてもらう時間なんてないので試合の流れる時間の中で短い言葉で話して聞いて、言葉の内容を感じて理解して、動いていくほかありません。
練習のとき、最初にメニューを説明してプレーしてもらいます。最初の説明は止まって聞いてもらっていますが、プレー中にどんどん派生したメニューやルールを変えていくのですが、そもそも最初に説明したメニューが頭に入ってない選手、ルールを変えたときに話を聞けていない選手、話は聞いてるけど体がついていかない選手がいます。
これが試合だったらと考えた場合、最初に説明したメニューが話に入ってない選手は、、、何も頭に入ってないんだろうし笑、プレー中にルールを変えたときに話を聞けてない選手は、試合中にベンチから指示を出したときに聞こえないだろうし、話を聞いてるけど体がついていかない選手は、指示を聞いてハイわかりました!って言って違うことをするはずです笑。笑っちゃう話ですが笑えない事態です。
なので、動きながら聞くこと!これを意識して止まらずに聞いて考えて実行できる能力を身につけるために、練習の中で真剣に取り組まないといけません。
※写真を撮るときだけマスクを外してます。的なことを言うと、集合で話してるときはじっとしてないとやばいです。
話してる人の目を見て聞かないと、自分の状況がどうであれ、話を聞いていないと勘違いされて評価を落とす可能性があるよって話もよくします。
話がそれましたが、
毎秒毎分時間が流れ、状況が変化していく試合の中で、コーチからの指示やベンチからの味方の声を聞き、理解して実行に移すこと。周りにそれを伝える能力。
ハンドリング、フィジカル、シュート力とかとはまた別で、試合でのスタッツや数字にも表れないけど選手として本当に大切なスキルです。
試合で活きるため、試合を支配するためにも、練習から動いてる中でも聞いて考え理解して実行できる選手が増えることを願います。