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恐怖塗れとリーダーシップ/仕事はじめの日記

どうにも身体がうごかない。仕事がすすまない。正月はもうすぎたのにな、もう午後になったのに、困った。

最強のリーダーは人を癒すヒーラーである、という本を読んでいる。欧米で話題沸騰!新時代のリーダーシップ論、とのこと。昨年11月末ごろに発売された本。

まだ途中だけど、基本的にはbeingモードとdoingモードをあらゆるレベルで統合させていこう、という説明やその裏付けとなる理論が紹介されている。

読みながら、身体のようすをみる。ああ、いろいろ提出期限あるのにな。あの人にこれを連絡しなきゃな、今日はあとこれをやらなきゃな、やる気出すためにカフェまで来たのに。だけどなんかどうにも動かない、努力不足なのかな。モゴモゴ。

なんだか考えがいつもより多い日だ、今日は身体と繋がりにくい。

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Chapter2まできて、すこし身体の様子が変わってきた。恐怖を感じられないことが障害で、感情を受け入れよう、と書いてある。

いうのは簡単ですよね、だけどなかなか戻れないから困ってるんだよ!正しいことを言われたような気がしてちょっとイライラした。いいぞ。

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さらに読み進めると、心に寄り添うこと、それから心の弱さは誰もが自然と持つものだ、リーダーシップはそこから、と書かれていた。

ゆっくり息をすると体がこわばっている自分をゆるせた。腹に力が入り、肩が萎んでる。息がだいぶあさかった。

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ドンドン進みたい冒険心と同じくらい恐くて止まってしまいたい気持ちがある。左右両方に引っ張られて身動きが取れない。わたしはとても緊張しているのだ。

恐怖を感じるのは弱さを受け入れることで、それは強さなんだと書いてあった。それをいいことにすごいことなんだよと自分に声をかける。少し話しだす。

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恐ろしいよ。今ある仕事全般が、ことを始めるようでこわい。少し負荷が大きい状況だ、進めてみて上手くいかなかったら?またピボットする必要が出てきたら?聞かれて上手く説明できなかったら?質問責めに遭っている。

だから恐怖を封じるように、ポジティブぶろうとしているけど、正直やりたくない。何も変わりたくない。ここから出なければ傷つかずに済む、何も起こさずここで諦めたい。

でも、やらなければ後悔するだろうことはじぶんが1番わかっている。

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君を騙そうと心を覆ってごめんよ。わたしには心があるね。体はちゃんとわかっていたね。

こわがっていること気がついて欲しい、ボロボロになっても傷を見ないふりして進みそうだった、じぶんを置いていかないでね。たのみますよ。

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頭がスッキリしてくる、血が巡っている。やさしい気持ちがながれる。

残念ながらこの先超えるのが難しい壁にぶつかることもあるだろう。それを完全に避けることは難しい。

だけどそれでも大丈夫、君に何が起きても、必ず必ずわたしは助ける。転んだら必ず傷を手当てするし、心が篭ったら必ず味方になる。

傷つかない代わりにそう誓う。愛にできること。

意志が芽生え始めた。しごとをはじめよう。

2025/01/06 17:36

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