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\11月の振り返り②京都地蔵院にて音楽奉納を行いました🌠/
京都 #地蔵院 有名な鈴虫寺付近を歩いていると突然現れる緑がとても美しい寺。この日は紅葉していました。
その場にいて欲しい、と思う人たちへ声を掛けみなさんとともに祈りを捧げました。
仏さまの前、慈悲の間での早朝の演奏、
風と、鳥と、緑たちと、対話でき途中涙が出てきました。
"ここにいていいよ""おめでとう"そう言われた気がしました。
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わたしにとって音楽は聴くものであり、演るものではありませんでした。
毎日一生懸命練習した。舞台にも年数回上がった。
だけど満足いくような演奏をできたことはほとんどなく、たいして良い評価も受けたこともない。
だから人前に出るとか、表現するみたいなのはきっと私みたいな人がやることじゃないんだろうと自分を納得させていました。
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今年の5月ごろ、近所の道を散歩していたら小さな神社から篠笛の演奏がきこえてきて。
神主さん何かお納めしてるのかしらと思ってみにいくと、白いワンピースを着た女性が(たぶん個人的に)奉納演奏していたのでした。
笛の音が響く境内。あまりに神秘的で、電撃をうけ、これいつかやりたい!と思ってしまいました。
まあいつか…ゆくゆく…とかノンビリ考えていたら、直後に地蔵院と出会い、全国出張で移動する中でも何度も何度もストリートピアノに遭遇し(笑)
やれって事か…とわかりつつも、やりたい気持ちとやりたくない気持ちの間で揺れながらえいや!と決めたのが8月。
本当は寒くなる前の季節、9月か10月にやりたかったのですが
サポートいただいた副住職さんに、「11月末から12月頭が良いと思います、紅葉が美しい時期にぜひ」と勧められこの日に決まりました。
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演奏は、上手い下手で言うと下手っぴだったと思います。
だけどどんな命も歓迎と言うならば、まず私がどんなわたしも歓迎しないといけない。
上手くても下手でも、一音ずつ尊ぶ気持ちで、演奏しました。
終えてから、なんというか、今まで何を心配して生きてきたんじゃ?と思わされました。
涙を流した人、愛だと思ったと言う人、自然と一体化して見えたという人、神々しく見えたという人。
それぞれに受け取ったものを聞き、わたしが本当に大切にするべきことはなにか、ガシャン!と壊され切った気がします。
日記
今まで大切にすべきものの順番をものすごく間違えていた。
誰のため、何のため生きたいのか。何に喜びと幸せを感じるのか。何に怒り何を許さず、どんな世界を見ているのか。
魂の誓いに嘘をつくことはできない。
見えないやさしさや思いやりを見過ごしてはいけない。
ぼろぼろでも身を差し出せるやさしい存在に心からの感謝とリスペクトと過ごしやすい社会にする誓いを。
地球を愛の星に。