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メキシコにいるのに死者の日🇲🇽を見ない旅人他にいる?


どーもあの有名な死者の日にメキシコにいるのに、全く参加予定のない旅人です。
他に、こんな人いるぅ〜?

私は2023年5月から中南米旅を開始し、
今メキシコにいます。


タイトルに戻るけどいや、なんせね私人混みと都会がめちゃ苦手なんです。
こんなに苦手ってね、この旅で気づいたよ。



本当は、地元の人におすすめしてもらった「パツクアロ」で死者の日を過ごす予定だったパートナーと私。
なんならたまたま出会ったご夫婦と一緒に行こうか〜なんて話もしてた。


忘れもしない、10月11日。
一通のWhatsappが届いた。


✉️やぁ、みお。
パツクアロのホテルを見てたんだけど、残ってる部屋がめっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ高いところだけで、今回はもう行けないかもと思ってるんだ。
もし、良さそうな宿見つけたら教えて〜。


『あ、やば、宿のこと、すっかり忘れてた』と私の心の声。


それから、宿、そして死者の日のことを初めて調べ始めた。
行く予定だったというのに、知っていた情報は


<死者が帰ってくる日、そしてオレンジのお花だらけになる日>


のみ。
いやぁ〜こういうことしちゃうタイプ。
先々のこと考えるのめちゃ苦手。


「パツクアロがダメだったら、オアハカや他の場所でも手頃なお宿空いてないかな〜」


なんて調べていくうちに、残ってる宿は激高で
「あぁ〜メインは夜の墓地観光なんだ」ということを知った。


そして、そこはすごい人の数になるだろうことを知る。
行く気が、だんだん失せてきた。


結果、調べるのをやめた私がいた。


クスコの「インティライミ」やメキシコの「独立記念日」で人混みにもまれて、そこに存在を保つだけで体力が持っていかれた。
素晴らしいことが行われているんだろう、音だけ聞こえているその行列の陰で、私の視界はおじさんの背中のみ。身長152センチ。


そんな時、もう少し背が高ければと思わざるを得ないのだが、
そんな人まみれの中を、私の半分くらいの身長の子供とすれ違う時があれば、「あぁ、私はまだ呼吸ができている方か」と思い直す。


毎回そんな状態で、私たちは100%の確率で祭り終了前に宿へ直帰するのだが、帰ろうにも一苦労。なんせ朝の小田急線状態。
後ろも前も、右も左も、肌と肌がくっついてる。


やっとの思いで抜け出せたとき、パートナーとも話したんだった。
「やっぱり私たちにはこういうの合わないね」って。


とはいったものの、その後も何度かチャレンジし、毎回行っては後悔してる。開始前から、もう帰ろっか?って気持ちになってる自分がいる。


きっと素晴らしいお祭りなのには違いない。
どれも世界中から観光客が訪れるお祭りだ。


人混みが苦手だけど、せっかくだから見てみたい欲がある人へ忠告する!

絶対行きたいやつがあったら、お金で快適さを確保せよ!
ちゃんと1年前くらいから予定立てて、宿と席をトッピすることをおすすめする。
人混みのおかげで、「来なきゃよかった」って思わないようにしよう。笑


ちなみに彼は、最初から死者の日に乗り気ではなかったみたい。笑
でも私が「せっかく死者の日にメキシコにいるんだから、見ないわけにいかないっしょ〜」と自分と彼になぜか無理やり言い聞かせてた。


結局私たちはメキシコシティのお友達の家にお世話になりながら、通常の日を過ごすことになったけど、メキシコシティでも大きなパレードが行われるらしい。


実は、またちょっと
「せっかくここにいるからちょっと見てみたい」VS「人混み」
の狭間にいる人間らしい私を認めてください。笑


この世界に、生き生き健康な人が増えますように🫶