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【実写VR】来年2025年からいよいよ始まる件

この事業を株式会社メタリアルの一員として始めたのが2020年8月。9月には子会社設立して、(私は別の子会社立ち上げでJOINが少し遅れたけど)2021年からは実写VR・実写メタバースの普及に努めてきた。皆さん、お分かりの通り、現時点でも全く普及していないが、ようやく2025年には始まる環境が整い始めてきた。
このような新しい媒体が普及・浸透するには、一定のステップがどうしても必要で、一個人の思いだけでは当然、何も起こらない。カラーテレビ、ビデオデッキ、パソコン、スマホなどが全て同じで、当初は「そんなの必要ない」と多くの人が言っていて、それがあっという間に誰もがそれがなくては生活できないぐらいに浸透して、気付けば社会インフラ的な状況にまでなることを私たちは何度も見てきた。

エベレストの山頂にいるかのような体験

既にその予兆を感じていたのが、2022年の終わりから2023年にかけて、あくまでも個人的なリサーチの結果だが、「アダルトVR」を体験しているオジサンが増えていた。
過去に3000人以上の方にVRゴーグルを被ってもらって、実写VRを体験してもらってきた私の中での「あるある」なのだが、体験時に「うわ~っ!」と声を上げるのがほとんど女性で、男性はどちらかと言うと黙々と体験して「すごかったです」と感想を述べる方が大半でした。その後、何度か会って、ご飯をご一緒したりすると、「実は…」とカミングアウトされることが多く、その内容が「VRでアダルト見たことあるんですよ」というもの。
これが2023年に結構増えてきたな、というのが私個人のフィールドリサーチの結果(女性の方すみません)。
この傾向はビデオデッキの普及で有名なパターン。パソコンも当初は海外のエロサイトを目掛けて、一瞬で高額になる通信費を気にしながら利用していた方が多いことも同様のパターン。エロは新しい媒体の普及には不可欠だったことが今回も少し感じられた(今回はメインはゲームであることは周知の事実)。

ただし、アダルトは明らかに男性にのみ向けられたコンテンツなので、女性の方にとっては不快な気持ちになることも多く、これだけで全国的な普及には至らない。ここを皮切りに、徐々にジャンルを広げていくことが不可欠。
既にKPOPでスタートしたエンタメでの活用(VRコンサート)が同じ時期にジワジワと増えてきた。そして昨年、「#TXTゼロ距離」というハッシュタグがトレンド入りしたようにかなり一般化し始めた。そして今回紹介したようにグラビア界もVR活用へ一歩前進した。これでエンタメ界は一歩前進したと言って過言ではないだろう。予言しておきますと、2025年は本格的に皆さんが普段遣いする日常が始まります。既に(圧倒的なゲーム利用者が多い)欧米でHMDが「一家に一台」に近い状況になったように、そろそろ遅れていた日本でも「友達で数人は持ってる」という状況が1年後には来ると思います。いや、願ってます。

告知

そんな2025年に向けたスタートダッシュとなる実写VR体験セミナーを福岡市で開催します。なぜ福岡市なのか。日本全国に先駆けて、福岡市がVR活用のモデル都市になると思っているからです。

https://island21.jp/service/metaverse/20250104/

おそらく、全ての業種・業界にお役に立てるのが実写VRです。具体的な活用法はもちろん業界ごとに異なるので、参加された方の業界だったらという事例をその場で紹介したいと思います。何しろ、実写VRはVRゴーグルを被って体験しないと、いくら説明を聞いてもピンと来ないものなので、ぜひ正月の1/4にお時間のある方はお誘い合わせの上、お越しくださいませ。