もう残ってない。消えたよ、あの子は
どうも、ゴキちぇるです。あ、間違えたちぇるです。
ゴキちぇるは去年の今頃のTwitter名ですね。なぜこんなヘンテコな名前かと言うと、シンプルに部屋にゴキブリが出没して気持ち悪かったので、この名前にしました。笑
この名前懐かしいなぁ、色々記憶が蘇ってきますね。去年の今頃はやっとえっちできる子を捕まえれるようになってきたかなぁ、という感じの時期でしたね。
そんな、えっちできる子を確保できるようになってきた12月の終わり際、事件は起こるんですね。
それは皆さんご存知『ちぇるメンヘラ事変』という歴史の教科書にも載っている有名な事件です。(誰も知らない
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(まだ読んでくれてない方はこちらを読んでから見てくれるとわかりやすいかと!)
https://note.com/gokichel123/n/n261a29c45b50
普段通りマッチングアプリ『タップル』でヤレそうな女を確保しようと『いいかも』をポチポチしていたら『お、この子タイプじゃん』とすごくタイプな子とマッチングする。
そしていつも通りコピペで全員に送ってるファーストメッセージを送る。なんて送ったかはもう覚えてない。
でも、唯一覚えてるのは『まるごとバナナが好き』と俺がメッセージしたことくらい。あ
あと、女が『ケーキが好き』とか言ってた気がする。うん、どうでもいいね。笑
そしてカクカクシカジカでLINE交換する。
そのLINEの一言目がめちゃ可愛かったのを今でも覚えてる。
『まるごとバナナさんこんばんわ!🍌』
これで惚れない男がいるか?(います
ほんで、これマッチしたの夜の9時くらいだったのよね。んでさ、
『これは今すぐにでも会いてぇ(交尾したい)』
て思ったから、家に連れ込もう(言い方が悪い)と考え、電話で交渉しようと思い立った。
そして、『○○の声聞きたいし5分だけ通話しよ!』
と覚えたてのナンパ師がよく使う『時間制限打診』を使った。
返事は『いいよー!☺️』
『絵文字使う子かわいいなぁ』とか童貞なみにドキドキしながら、無料通話ボタンをタッチ。
その通話で自分の家に連れ込もうとしたが、ヨネスケが好きだったので、ダメ元でヨネスケ打診。
『まぁ、夜も遅いし、多分ダメだろうなぁ。ましてや初対面だし』
と99%諦めていたが
まさかまさかの
『え、いいよ?ww』
『おふっ』
と、驚いたのを今でも覚えてる。
『え、え、まじか。ダメ元で打診したら意外と行けるやん。まじか、貞操観念低すぎね?今の子はこんなもんなのか?まじで?これはついに女遊びの神様が微笑んだということでオケ?』
と、少しパニクった。
しかし、ここで畳み掛ける。
『え、いいの?wじゃあガチで用意して向かっちゃうよ?ww』
『え、うん、いいよww』
この子は女神かな?と疑った。人生の運を使い切った気さえした。
そして、着替えをレジ袋に詰め、BVLGARIの香水を2プッシュし、家を出た。
その子の家は結構離れてて、電車でも乗り換えがあるから40分くらいかかる。
自分の最寄り駅は歩いて10分。
やばかった。
なにがやばかったかって、電車がなくなって、行けないかもしれなかった。夜の9時だしそろそろ終電がなくなる寸前だった。携帯で調べてみる。
『やべぇ、やべぇ、いけなくなる、せっクスしてぇ、せックスしてぇ。お、7分後の奴あるやん!よっしゃぁぁぁあ!勝ち確ゥウウウ!』
と、勝利の喜びに浸りながら、駅に着き、切符を買い改札を通り、駅のホームに到着。
しかし、7分後になっても来なかった。
『あれ?おかしな。』
と疑問に思い、予定時刻が書いてある電車掲示板を見てみると、もう電車がなかった。そりゃ誰もいなかったわけだ。
希望から一気に絶望へ叩き落とされた。
しかし、俺は諦めなかった(訳:セッススがしたかった
電車が無いならタクシーで行けばいいじゃない
-マリーアント○ネット-
これだ!!!!!
とマリーアント○ネットに感謝し喜んだ。
だがしかし、財布には1万円しかなかった。金欠貧乏人だったので(今も)なるべく金を使いたくねぇと考え、ヒッチハイクで行こうとした。
しかし、20分やっても誰も掴まらなかった。
はやくおせっせしたかった俺は決断した。
『よし。タクシーでいこう🚕』
タクシーを捕まえて飛び乗る。
『〇〇までお願いします』
丁寧な言葉で行き先を伝える。
着く前に
『もうそろ着くよー』
と、一報入れた。
20分くらいで着いた。
『かわいいのかなぁ。写真では可愛かったよなぁ、胸はでかいのかなぁ』
ドキドキワクワク、胸は高鳴っていた。
まだ女が着いてなかったので、近くのコンビニに入って暇を潰していた。
すると、LINEがピロンっと鳴った。
『お、もしや女かな?』
と思い、ポッケに隠されたスマホを顔の前に出す。
『着いたよー!』
**
「さぁ、ついにご対面だ!!やったー!!」**
嬉しくて嬉しくて鼓動が速くなってた。
コンビニのお菓子コーナーで待っていると横から声をかけられる。
『あ、こんばんわ、、、〇〇くんですか、、?』
『あ、はい、そうです!こんばんわ!』
女は相当緊張していた。
全然目を合わせてくれなかった。でも何故か、そんなところも可愛く見えた。
ぶっちゃけ初対面時は可愛いとは思わなかった。ニキビが多くて『肌意外と汚ねぇなぁ』と思ってすこしげんなりした。
『なんか食べたいものある?』
と問いかけると
『ううん、大丈夫』
と、返答
控えめな子だなぁ、と思った。
たしか、チョコのスフレと500mlのジュースを買った気がする。
コンビニを後にする。
コンビニを出て10分くらいのとこに家があるらしい。駅の近くだった。エスカレーターを登る。500メートルくらいありそうな通路を横並びに歩いた。たしかそこで既に手を繋いでたっけか。
そして、最初に来た場所の反対側に着き、またまたエスカレーターでくだる。
沈黙が嫌だったのでテキトーに雑談する。
『こーいうので結構会うの?』
『ううん、〇〇くんが初めて!』
『え、まじ?wてか、初対面で家上がらせるとか危ないよw危なそうな人だとは思わなかった?笑』
『うーん、最初は思ったけど通話したら、うちの話ちゃんと聞いてくれたし、声が優しそうだったから大丈夫かなって笑』
(このことからわかるように肉声を聞かせる、という効果は偉大なのだ)
『そうなんかw気をつけなよ笑。でさ、このアプリは何目的なの?』
『んー、最近彼氏と別れて寂しかったから、誰かに会いたいなーって』
そんな会話をしていると女宅に到着。
『こんな入り組んだところにあったら絶対迷うわw』
『頑張って見つけ出してね笑』
くだらねぇ会話をしながら鍵を開けて家のドアを開ける。
ほんでジャンパーハンガーにかけて、寛いだ。
続く、、、