アスリートの3人に2人は、セカンドキャリアの"相談相手すらいない"説
月曜日にUPした記事が3日間で1,000PVまで伸びました。
お読みいただいた皆様ありがとうございました!
多くの反響に驚くと同時に、
「どれくらいのアスリートがセカンドキャリアに不安や悩みを抱えているのか」興味が湧き、翌日にアンケート調査を実施しました。
最終的に30名以上のアスリートの皆さまにご協力いただきました。
(※結果を見たいだけ除く)
アンケートにご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!
さて、アンケートの結果を見ると、
セカンドキャリアについての相談先があるかどうか、という問いに対して、【ない】の回答が全体の2/3以上を占めています。
つまり、アスリートが3人いたら、その内2人はセカンドキャリアについて相談できる相手がいないということになります。
これ、僕は改めて大問題だなと思いました。
延べ人数、1万2000人?!
財団法人 日本プロスポーツ協会が2013年に発行している『プロスポーツ年鑑』によると、加盟団体のプロスポーツ選手の合計人数は18,097人。
2013年のデータなので、現在はもっと増えていますが、ある程度妥当性のある数字だと思います。
この18,097人を僕が実施したアンケート結果に当てはめると、プロスポーツ選手全体の1万8097人に対して、その2/3にあたる1万2000人強はセカンドキャリアについて相談できる相手がいないということになります。
「30件程度のアンケート結果から、飛躍しすぎ!!」と言われそうですが、的外れな数字ではないと感じています。
1万2000人て、、、相当多いですよね。
皮算用ですが、こんなに沢山のアスリートがセカンドキャリアに不安や悩みを抱えながらピッチに立っていることになります。
【決心】1万2000人のアスリートの為に行動する
ということで、僕はセカンドキャリアに不安や悩みを抱えていて、且つ相談先すらない1万2000人のアスリートの為に行動することに決めました。
そして、今後の短期的な活動は以下を予定しています。
・noteでの継続的な情報発信
・アスリートに対して1to1でのキャリアサポート
⇒既にお問合せいただき、7月中に数件の面談が予定されています。気軽にDMください!
・セカンドキャリアを軸としたアスリートコミュニティの創設
もちろん全て無料です。
(勤務先が副業禁止ということもあり!笑)
僕はセカンドキャリアの問題は、選手自身と周囲の環境のどちらにも原因があるという考えを持っています。
チームや指導者は、所属アスリートをピッチ上でのパフォーマンスに集中させたいに決まっていますし、それ以外のノイズは出来るだけ排除したい気持ちも分かります。
また、アスリート自身も「自分がプロ選手としてどこまで行けるのか」を追求すべきだと強く思います。
しかし、アスリートとしての人生(=アスリートキャリア)を最大化することと同じくらい、いやそれ以上に、そのアスリートの人生全体を最大化してあげることも重要だと思うのです。
このアンケートを通して、所属チームや指導者、その他アスリートを支える環境においては「セカンドキャリアを支えようとする姿勢」が圧倒的に不足していることに改めて気付かされました。
だからこそ、僕にできることも沢山あるな、と再確認できました。
次回は「あなたならではのビジョンを創る、4つの軸」について書きたいと思います。
-fin-
いつも読んでいただきありがとうござます:)