見出し画像

お歌を歌いたい

歌が好きだ。
知っている人は知っているが、ずっと歌を歌っていた。
才能がないのは知っていた。私の周りはレベルが高すぎたから。歌には間違いなく才能がある。声の響きと音程の捉え方が生まれながらにしてとびぬけているヤツらが、この世にはごまんといる。

才能がないのを知っていたから、私は音楽を創る側としてはプロデュース側や編曲などが得意だ。副業ではあるが、様々な作品のエンドロールにたまに載るくらいのことはした。

しかしながら歌への渇望はいつになってもとどまることはない。
お歌は楽しい。癖になる。
一度でもステージに立ったことがある人間ならわかるだろう。
あれは麻薬だ。

そんなわけで音楽に対する承認欲求高めな私が、
今まで歌ったnana作品でお気に入りのものをピックアップしていく遊びをする。

Just a game/takamatt (タップでnanaページで再生)
ボーカロイド曲。
私の世代のボカロ全盛期を味わった方であれば知っている方も多いのではないだろうか。曲調としてはボカロ界隈では珍しいダンスホール・レゲエ曲。
当時この曲にハマった私は自分なりのキーに下げて歌おうとしたが、どうにもしっくりこず、なんとか原曲キーでのファルセット多様スタイルにて歌いまわしを考えながら構成したものである。
友人の音楽家に「その歌いまわしでいいから一回レコーディングしてみようよ」と誘われスタジオ録をおさえたその日に盛大に風邪をひいて没作品にしたのはいい思い出。

君が好き/Mr.Children (タップでnanaページで再生)
それまで一回も歌ったことなかったのに、誰かにリクエストされて収録してみた曲。2発録りくらいだったのだが、なんか意外と自分の曲みたいに歌えたので印象に残っている。ハモリがエモくて好き。最後のオクターブ重ね、原曲通りだが、こういう演出もかなり好き。

大きなイチモツをください/どぶろっく (タップでnanaページで再生)
私やっぱりミュージカル好きだなぁ、と改めて思った曲。
声色を変えながら盛大に歌っていくのが楽しかった。サビが地声で出きっていないのが残念だが、それだけどぶろっくの声域がいかに広いかを物語っている。しっかり喉を作ってからいつか誰かと一緒にパーフェクトに歌いたい。

カブトムシ/aiko (タップでnanaページで再生)
男性キーで歌う「カブトムシ」に憧れたのは「僕らの音楽」に出演した秦基博を見たからだ。参考↓↓↓

どうよ、これがやりたいのよ。
ちょっとnanaのバージョンはキーが違うが、このイメージの実現のため、今でもカラオケではちょくちょく歌う。いいなぁこの歌声。

優しさに包まれたなら/荒井由実 (タップでnanaページで再生)
nanaで初めてひとりで歌った曲。
「うわ、nana楽しい!」ってなった曲。最後ファルセットミスってるけど、このときの私がいかに楽しかったか声色から察してほしい。

歌に人の背景あり。
これからもちょくちょく発散のため歌います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?