デパートの地下も揺れる

ちょうど前回のオリンピックの頃に書いていたブログ記事を読み返してみた。

どうやらその時は仕事帰りに新宿のデパートの催事場に足を運んでいたらしい。
右から左から差し出される試食にうはうはしていたようだ。
ブログには、やたら♡が使われていて浮かれていた様子が伝わってくる。

その時のブログを一部見返してみよう。

そうなのだ、ワクワクしたのには理由がある。
というのもそのデパートのバレンタイン の催事には学生時代にも訪れたことがある。

学生時代に来たときは確か某メーカーのインターンシップ帰りで、リクルートスーツを来ていた。この時と同じように催事場をくるりと１周したのだが、試食どころか声を掛けられなかった記憶がある。３日間のインターンシップでヘロヘロな就活生は完全にターゲットにされていないんだ、、そんな気持ちを抱いた記憶だ。
就活をしていると自分が必要とされていない、そんな気持ちになることは多々あるが、私は選考が始まる前のバレンタインの時点でそんな感情を味わっていた。
だからこそ、数年後にこうやって沢山声をかけて貰えて嬉しい。なんか大人になった気持ちになった。

つまり、就活生時代は相手にされていないと拗ねていたバレンタインの催事場に社会人になって行ってみたら、なんか急にちやほやされた気分になって、これが大人か！社会人か！と浮かれてるのである。なんとまあ気楽なんだろうか。

うん、そうだ。間違いなく就活生の私はターゲットではなかったと思う。
だって買わなさそうな属性だし。だってもう見た目がもうヘロヘロだし。

あと大人になった気持ちになったと言ってるけど、多分学生みたいな私服で会社に行ってる頃の見た目の方がターゲットにされていないと思うから、就活生の時は
店員さんが忙しかっただけだと思う。なんと勘違い甚だしい就活生だったんだ。
就活時のネガティブ思考怖い。

そして今なら言える、そんな時こそいいチョコレートを食べるべきだと。
バイト少なくなって、お金がないかもしれないけど、ご機嫌をとるために食べるべきだ。