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箱根湯本に行ったら生き返った話

先日、平日休みが取れたので日帰りで箱根の温泉に行ってきた。
大きなプロジェクトや転職活動の面接を終えたので、ふと一息つきたくなった。
温泉の話についてはこちら


箱根といえば、箱根湯本や仙石原、強羅などエリアが分かれているが、
今回はロマンスカーの終着駅、箱根湯本エリアに絞ってみた。
煩わしい移動を避け、とことんゆったりすることにしたのだ。


お昼過ぎに箱根湯本駅着

今回の旅の拠点、箱根湯本。箱根登山鉄道や各方面のバスが走っている。
落ち着いた色味で、箱根登山鉄道の赤い色が映える駅舎だ。

箱根湯本へのアクセスはロマンスカーに乗れば1本で来れる。
この日は普通電車にも観光客がいっぱい乗っていた。
都内から思い立ったら来れる場所にお気に入りがあるのは、心強い。

平日の昼過ぎなので車も少なめ


箱根湯寮

箱根湯本の駅前にも行列をつくるお店がいくつかあるが、今回は目的地の箱根湯寮に真っ直ぐ向かう。

乗り場は駅のエスカレーターを降りてすぐ目の前

バスの時刻表はHPに掲載されているのでチェックしてみて欲しい。
とはいえ、平日は15分おき、土日祝日は10分おきに出てるのであまり気にしなくてもいいかもしれない。バスが車で近くでおまんじゅうでも食べながら待つのもおすすめ。ひとりで食べてる人なんて誰も気にしていないから。


バスに揺られること約3分。箱根湯寮に到着。あっという間である。
箱根湯本の駅前の賑やかさが嘘のように、静かな空間が目の前に現れた。

箱根湯寮


noteを書くつもりがなかったので、縦横バラバラで恐縮である


ここからは写真がないので、文字だけで過ごし方をメモしておきたい。

まず温泉へ。ちょっと館内を歩いたり階段を下りたりするあたりにワクワク感が高まる。こちらは内湯、露天風呂が3種、そしてサウナがある。

サウナで1時間に1回、ロウリュウの時間があったのでそこまで湯船でゆったりした。低めの温度の内湯もよかったが、夏の音を感じながら入る露天風呂が最高だった。虫の音や風の音に耳を澄ませると、デジタルから解放される感覚になる。

そして、時間になったので初ロウリュウへ。
サウナストーンにアロマ水をかけ、発生した蒸気をうちわで扇いでもらう。
かなり暑いのだが、しっかりと気持ちのよい汗をかくことができた。

その後は沢水風呂に入って、椅子に座り休憩。
ひたすら緑を眺めて、どことなしか目もよくなった気がする。
どうせ整うなら自然に囲まれた場所がいい。

その後はまた湯船にすこし浸かって、湯を出た。
ゆったりとすごし渇いた身体に瓶のコーヒー牛乳がおいしかった。
やっぱり温泉にはコーヒー牛乳である。


湯上りは休憩室へ。
畳なのでごろりと横になることができる。個人スペースもあるので一目を気にしなくて良い。ここにはたくさんの漫画が置いてあり、気になっていた漫画を心を無にして読み漁った。こんな日はつくづく時間を気にせずに過ごしたい。


箱根の旅行は電車やお店の空いてる時間にも気を配りながらの旅行になりがちだが、アクセスの良い箱根湯寮ならばあまり深く考えずに、自分の気持ちの赴くままに過ごせるところがお気に入りである。
料金は平日だったので1500円だったのだが、さらにかながわpayで10%オフで楽しむことができた。制限時間がないのもありがたい。


日清亭

温泉の後はまた送迎バスで箱根湯本に戻ってきて、ご飯を食べることに。
駅から徒歩圏内にあり、どんなガイドブックにも乗っている有名店日清亭へ。

この日は並ばずに入れた。平日万歳。
おどろきの1000円

今回注文したのはハイカラ逸品定食(1000円)
ハーフラーメン、揚げワンタン、ちまき、マンゴープリンのボリューム満点のセットである。サウナで汗をしっかりかいた後に、ラーメンの塩分が嬉しい。
手打ちの麺と混じり気のないまっすぐなスープがとても美味しい。
デザートまでついて、観光地とは思えないプライスに心もお腹も満たされた。



そして箱根湯本駅へ

箱根湯本の商店街をブラブラして帰路へ。
お土産屋さんや最新グルメの並ぶ通りを歩いて、駅へと戻る。
余談だが箱根湯本駅ではじめて売り切れじゃないヤクルト1000を見かけた。

サウナでしっかり汗をかき、温泉に癒され、漫画とラーメンでしっかりと自分を甘やかしたので、ヤクルト1000がなくてもしっかりと眠ることができた。
たまには自分をリセットするためのご自愛ツアーも悪くない。

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