ご自愛おばさんとオーバーザサン
好きな言葉は「ご自愛」
よく使う自称は「おばさん」のGojiです。
noteを3本書いてみて分かったこと。
おばさんという言葉を使いすぎ。
ちなみに、自虐的に使っているわけではない。
紛うことなきおばさんだから。
とは言え、おばさんかな?という年頃からすんなり使い始めていたかと言うとそうではなく、自称でおばさんを使うようになったのは、4年前から聴き始めた「OVER THE SUN」という、ポッドキャストの影響がある。あるっていうか、9割9分それしかない。
初めてこのポッドキャストを知った方は、オーバーザサンを10回言ってみてほしい。3回目くらいから「おばさん」がひょっこり顔を出してくるでしょう?「オーバーザサン。略してオバサン」考えた人、誰?すごい、秀逸ー!
とにかく、私はこの、コラムニストのジェーン・スーさんと、フリーアナウンサーの堀井美香さんのトークと互助会員と呼ばれるリスナーからのメッセージが織りなす、おばさんによるおばさんのためのポッドキャストを聴くのが大好きだ。
毎回およそ30分と言いつつ、当たり前のようにいつも1時間を超える。台本の無いおばさんの話は長い。通常運転だ。エピソードの数は現時点で204話。(書いているうちに205話が配信されていた)
私は、1~100話くらいまでは5回し以上。その後も毎週新しい配信が出たら2回、3回と聴くこともあるから、視聴時間が延べ1000時間に迫るヘビーリスナーだったりする。
ざっくりいうと「愉快なアラフィフおばさん2人の雑談」(雑ですみません)なのだけど、アナウンサーの堀井さんの方が圧倒的にふざけていて、スーさんは言語化がホントに天才。
2人のおばさんが気の向くままに展開する話題 —―例えば、
・伊奈かっぺいメソッド
・子供に離婚理由を聞かれたときに
・中年の恋はひざが痛い
・VIO脱毛、閉経、墓仕舞い
・堀井さんの家出
・スーさんのラブストーリーは突然に
・物忘れは霊障(物忘霊)
・ドイヒーな生活を丁寧に語る ‥‥など
に笑ったり膝を打ったり。
「わかるぅー!」か「わかり過ぎる!」と共感しかない。
電車やバスの中で聴くと、突然噴き出したり泣き出したりする怪しい人になるので注意が必要だ。
互助会員(リスナー)さん達の日常も心を打つ。もちろん感動ばかりではない。みんな文才と妄想がすごい。
特別ためになったりせず(ご本人たちが言っています)、聴いた後は「何の話聴いたんだっけ?」と、記憶にも残らない(霊障かしら?物忘霊?)おばさんたちの雑談の数々に、癒され勇気をもらってきた。
おばさんを生きるのは楽しい。
ゆかいなおばさんが全国にはたくさんいる。
一人じゃない。
と、ここまで書いて配信された最新話を聴くと、開始早々「1時間は、長い、30分を目指す」と話しだした。
無理だと思う。おばさんだもの。
予想通りなんだけど、わちゃわちゃとせわしなく、おばさん味が強くなっていて笑える。これは、電車の中で聞いてはいけない回だ。
どうか、初めての人もちょっと聞いてみてほしい。