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おじさんの英語リスニング奮闘記 5

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今さら中学英語を復習?

「まず中学英語を復習する」これは、「やり直し英語」を始める人に向けて、英語発信系のYouTube動画やSNSでもよく言われること。「中学レベルの英語なんて簡単過ぎて復習する意味あるの?」とまでは思わなくても、中学英語を勉強した時から、かなりの時空を経ている今、これまで日常的に英語を使っていなかったのなら、中学英語を復習する意味はあると思う。

この『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。(監修:山田暢彦氏、発行:学研プラス)』は、英語発信系のYouTube動画やSNSでもよく薦められているし、書店でも見つけやすい場所に陳列されている、つまり売れ筋の本だ。また、いかにも参考書的な装丁デザインじゃないし、帯で「高校生・大人に」とはっきり訴求しているので「おじさん世代でも」手に取りやすい(たぶん)。

「今さら」という先入観を捨てて読んでみると、確かに知っている内容も多いけど、文法解説などで理解が深まることのメリットも多いと思った。個人的には副詞の使い方とか、理解していた「つもり」になっていて完全には理解できていなかった現在完了形や関係代名詞についてクリアになったりして、購入して良かったと思う。本の文体も「やり直し英語」をしている社会人を意識した書き方になっている。

手にすると、一見、分厚い本のように感じるけど、厚めの紙を使っていて、せいぜい300ページ程度。右ページは問題になっているので、まず最初は左ページの解説だけ読んでもいいと思う。そうするとページ数は半減するから、精神的な負担も少なく三日坊主防止になる(たぶん、2回目)。

あと、例えば主語とか形容詞とかといった文法用語が全部、英語でも表記されているのもいい。オンライン英会話では先生は英語で文法説明するので、基本的な文法用語は早い段階でサクッと覚えてしまった方がいいけど、そういう意味でこの本はオンライン英会話の復習などにも役立つと思う。

中学英語をマスターしたら聴き取れる?

「英語を話せる日本人は少ないけど、日本人は英語の基礎知識がある」と言われる。これはたぶん、義務教育の小学校や中学校で英語を勉強しているからだと思う。ここからは私見になるけど、ではなぜ英語を話せる日本人は少ないのか?というと、日本では英語が話せなくても生活できるから。が一番大きな理由だと思う。

だから、現在完了形や関係代名詞を理解していたとしても、頭で理解しているだけでなく、体で覚えるというか、口から無意識に出て来るレベルじゃないと自然に話せないのかも?と思う。そして、自分で正しい英語の発音で話せるようになると、同時に聴こえるようになるのでは?というのが、現在のわたしの認識。もちろん、わたし自身も英語学習の真っ最中なわけだけど。

この本の最後に「仮定法」が出て来る。わたしが初めて仮定法に出会ったのは、QQ Englishのオンライン英会話カリキュラムの「Callan Method(カランメソッド)」。「I were 〜」という見慣れない並びに違和感があると思ったら、それが仮定法だった。わたしの記憶では、中学の英語の教科書では出て来なかったと思うけど、最近は中学英語の範囲らしい。こういうことを知れたのも、また面白い。

わたしは書籍版だとページの下部にある「文法用語」などの文字が小さくて読みづらかったので、すぐにKindle版も購入した。Kindle版ならiPadでも読めるし、荷物を増やすことなくセブ英語留学にも持って行けた。留学中に最初から読み返すことはなかったけど、レッスン後に日本語で文法の確認ができたのは安心感があった。

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