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おじさんがオンライン日本語講師を始めたら 1|焦らされたデビュー

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2024年7月に「Preply」という言語学習プラットフォームでオンライン日本語講師の登録をした。日本語を教えた経験がない、ただのおじさんがオンライン日本語講師に?

Preplyでは、日本語教師(teacher)ではなく講師(tutor)という位置付けなので、未経験者でも安心して登録できる気がした。わたしは日本語教師の資格などは持ってないし、経験もない。ではなぜ講師登録したかというと、資格がなくてもオンラインで日本語を教えている人がいるらしいことを知っていたから。あと、わたし自身もオンライン英会話を受講しているので、先生側の視点に興味があったからだ。

Preplyはさまざまな言語を扱っていて、もちろん英語のレッスンなどもある。わたしはPreplyの公式サイトや日本市場でのプロモーションなどは見たことがなかったけど、SNSでオンライン日本語講師についての投稿を見かけた時、初めてPreplyの存在を知った。Preplyは日本ではマイナーかもしれないけど、海外ではメジャーらしい。たまに講師宛にスパムメッセージが来るから、逆に言えば有名なプラットフォームだということの証拠だと思う。

登録後しばらくは動きなし

今のところ、体験レッスンを3回行っただけで、わたしが受け持つ生徒はまだいない。Preplyでは、生徒はまず、選んだ講師の体験レッスン(25分または50分)を受けて、気に入ったら継続してレッスンを申し込むという仕組み。体験レッスンは1回分の料金だけど、レッスンを継続する場合はサブスクリプション購入となる。わたしは生徒としてPreplyを利用したことはないからイメージしにくいけど、ちょっとハードル高めの仕様かもしれない。

実は、Preplyに講師登録して一月半は全く音沙汰なしで不安もあったけど、それでも気長に待っていると、8月にようやく初めての体験レッスンの予約が入った(登録直後は心の準備ができてなかったから2週間くらいプロフィールを非公開にしていたのが良くなかったのか?)。記念すべき?初めての体験レッスンは、思わぬアクシデントがあったけど、それはまた別の機会に書くつもり。「お仕事」的に言うと、講師は体験レッスンを無償で行うので、生徒が次のレッスンを予約してくれないと1ドルも稼げないのだ。

英語のスキルが生かせる!

日本語講師として体験レッスンを3回行った今の感想は「ちゃんと英語が話せないとダメかな?」という心配よりも、「これは英語のスキルが生かせる仕事では?」というメリットを感じたことの方が大きい。生徒の国籍、年代、職業などの属性はさまざまで、事前にやり取りしたメッセージでは「まだ日本語を始めたばかり」と言いながらも、みなさん日本語を話すのが上手いことに驚いた。しかも母国語の他に当たり前のように英語を話せることにも驚いた。なんか、オンライン英会話とかやっているくせに、なんで日本語以外は英語も流暢に話せないんだろう?なんて考えていた自分が馬鹿馬鹿しくなるくらいに。

とはいえ、生徒から見たらわたしは一応ネイティブの日本語講師。体験レッスンでは、お互いの自己紹介や、日本語学習を始めたきっかけ、これからの目標などを聞き取りしていくわけだけど、生徒はわたしが話す日本語を100%は理解していないので、英語で補足的に説明すると生徒が理解できるという場面がちょいちょいあった。生徒からも「in English?」と言われたり、英語で質問されたり。不思議なことに、そういうレッスンの進め方に特にストレスを感じなかった。逆に意外と「あ、これならやっていけるかも!それになんか楽しい」と思った瞬間だった。

現時点で、さらに2件の体験レッスンが予約されているので、まずはどうにか一人でも、生徒が次のレッスンを予約(サブスク購入)してくれることを目標にして頑張りたい。まだ始まったばかりのオンライン日本語講師という「外国人に日本語を教えるだけの簡単ではないお仕事」。生徒が体験レッスンなら、まだわたしはオンライン日本語講師の体験中といったところか。これからいろんなことが起きるんだろうなと思うけど、上手くいったことや失敗したことなどをnoteに書いていこうと思う。(つづく)

セブ島英語留学の体験記事を書きました。↓


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