紅一点は人気コーチの仲間入りが約束されているという話

女性コーチに教わりたいという需要は必ずあります!

テニススクールにやってくるお客さんにはテニスを学びたいという理由とセットで様々なニーズがあります。例えば、運動不足解消、流行りのスポーツとして、健康維持、ストレス発散、人との出会い、大会に出場して結果を出すなどです。実は担当するコーチにもニーズによって得意な分野が少なからずあり、キャリアを経てキャラ設定的なものが構築されてくると本人の気持ちとは関わらずある程度は生徒さんの属性も偏りが出てきます。(※コーチも人間なので平等に接していてもそうなりますし、運営の立場でも得意分野に極力割り当てようとします)そんな中でも男女問わずに「女性コーチに教えてほしい」というニーズは少なからずあります。しかし悲しいかなコーチ業界は男性が大半で、そこに需要と供給がアンマッチ状態に陥るわけです。

私の経験と肌感によるのですが、スクールのテニスコーチ男女比は8:2〜9:1。勿論その限りではありませんが、大概はそれくらいの感覚で思っておいてもらっていいと思います。大所帯のスクールでコーチが20人いれば女性コーチが2、3人はいる計算です。故に、紅一点となった女性コーチは需要が高まるというわけです。

つまり、スクール内のコーチ陣を見渡して男女比に乖離があるほど需要と供給のバランスから考えて女性コーチが重宝され活躍する可能性があるということになります。

ただし、男性が多い分女性コーチがちやほやされる環境が出来上がり易いということも否定できません。これからコーチを目指す女性の方や現場のリーダーはそのあたりの心得も必要かと。

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