noteを4か月やった感想とデータです
noteを始めて、4か月経ちました。
ほとんどのことを3日坊主で終わる私が、これだけ続けられたのは快挙です!。これも、ひとえにビューしていただいた皆さんのおかげだと思っています。
実は、実家の父(88歳、要介護4です)が体調が思わしくなく、入院や退院、再入院となりその対応をしていて、最近はあまりnote更新ができませんでした。やっと一息つけるようになったので、この記事を書いています。
noteの感想
一言で言うと「やっぱりnoteは良いなー」です。
広告に依存しないことの良さ
一番良いのは、システムの運営費を広告に依存していないことです。
広告に依存してしまうと、闇落ちする可能性が高い気がします。
例えば、記事を投稿する側としての陥りがちなこととしては、以下の通りです。
・広告のビュー数が欲しくて、過激な表現になりがち
・行き過ぎると、誹謗中傷、迷惑行為、犯罪行為、等に発展する可能性もある
結果的に、コンテンツの質が落ちていきます。
一方、システムの運営サイドも闇落ちしていきます。
・広告主がスポンサーなので、配慮(忖度)が必要になる
・高価な広告主なら「違法行為」「品の無い内容」もOK(逆にお金優先?)
・画面も、広告優先になっていき、どこが「記事」が解らないことも
旧来のマスコミも大概ですが(違法すれすれの詐欺まがいの広告もあります。)、web関係の場合は「明らかに詐欺」と思われる広告が多いです。
法律的にもこのあたりはグレーのようで、規制には時間がかかりそうです。なんといっても、主体は海外の方々なので、法律で強く規制しないと馬耳東風ですので・・・。
その点、noteは「コンテンツ販売収益の一部」が運営費ですから、この手の問題は少なくなると思います。
クリエイターさんが主体であることの良さ
どんな物でも「作り出す」ことは大変だと思います。
それを経験しているクリエイターさんが主体のサイトなので、作り出した「コンテンツ」への愛が感じられる気がしています。
世の中に沢山転がっている、ビュー狙いの「webから拾った切り貼り情報」「煽情的で中身の無い情報」とかが少なく(無いとは言いません、私も闇落ちしそうで怖いです)、自分の「コンテンツ」に愛や誇りを持っている方々が多いと感じます。
そんなところが好きです。
でも「闇落ち」しそうで怖いところもあります
ただ、バズるとやっぱり嬉しくなって、「ほー、これがウケるのかー」「じゃあ、この路線で行こうか」「もっと過激にするかなー」となっていきそうで怖いところがあります。
そうなってしまうと、「webから拾った切り貼り情報」「煽情的で中身の無い情報」の方向に行きがちだと感じています。
自戒しながら、やらないと危ないです・・・。
私の記事の閲覧データをまとめました
4か月のビュー数とスキ数のデータを1週ごとにコピーしてエクセルデータ(CSVデータ)にして、整理しました。単に画面表示させて、手でコピペするアナログな手法です!。なんだ、Python使わないのかい!!ですが、この程度の量だと手の方が速くて・・・。
いつものように、データ表示にはPowerBIを使っています。
週毎の推移
一目で、ひとつの記事がバズったことがわかります。
これ、「江崎グリコさんのシステム障害が大変そうです・・・」の記事なんですが、GWの合間の5月2日に公開したものです。
最初は反応も薄かったのですが、GW明け辺りから異常にビュー数が増えていきました。
私にとっては「は?」「なんで?」と驚天動地の状態でした。
「闇落ち」しそうで怖かったので、その後あえて映画感想の記事を投稿したりしていました。
個別記事の推移をいくつか紹介
全体グラフだと私の場合、1記事に引っ張られてしまうので、いくつかの記事の時系列推移をみてみます。
2番目にビューが多いのは「資生堂が人員リストラすると言うので同業他社と比較してみました」でしたので、推移を見てみます。
なんか、徐々にビュー数が伸びて行って、他の記事がバズった時に併せて読まれたようです。
次は「スノーピークがMBOって・・・」です。
こちらは、最初にビューされて、その後は低調です。バズりの併せ読みもされていないようです。
その割には、時々スキがついています。謎だー。
次は「NVIDIAに工場は・・・」です。
これは最初にビューされて、バズりで併せ読みされているようです。
では、毛色の変わった「ゾンビワールドへようこそを見ました」です。
これは、映画を見た感想の記事で、「誰得??」の記事なんですが、好きでやっているnoteなので自由に書かせてもらっています。
案の定、最初にビューされた後はバズりの併せ読みもありません。まあ、当たり前ですが、みなさん結構ちゃんと記事を選んでビューしてくれているようです。
傾向と対策
これらのビュー傾向から感じたことです。
・どうもディスり気味の記事が読まれる感じ
実は上位3記事は、「結構辛辣(ディスっている)に書いたなー」と思う記事です。
「江崎グリコ・・・」は、コンサルと世襲経営者への、
「資生堂・・・」は、プロ経営者への、
「スノーピーク・・・」は同族経営者とハゲタカファンドへの、
批判になってしまっています。
もしかしたら、その辺りが共感されたのかもしれません。
・時流に乗ると読まれる感じ
タイムリーな記事が読まれている気がします。
たとえば、MBOとかTOBとかが題名に含まれると、「株価はどうなる?」「今買っていいの(買収合戦がヒートアップする?)」とかの情報が欲しくてビューされる気がします。
江崎グリコも「プッチンプリンが買えないだと?」「何やらかしたの?」「出荷止めるって普通無いぞ・・・」と言う方々が少しでも情報が欲しくてビューしてくれた気がします。(大した情報が無い記事で申し訳ない・・・)
・一応、特徴的な記事も読まれる
私の記事の特徴として「図を使う」「データ整理を具体的に実施する」を主体としているのですが、これは一定のご評価をいただいているみたいです。
スキ数の上位が図やデータを使ったものになっていました。
これらの傾向から対策を考えました。
・ディスりは慎重に
ビューが飛躍的に伸びるのは、やっぱり嬉しいです。
でも、それを突き詰めすぎると、他の迷惑系と同じになってしまうので、慎重にやっていく必要がありそうです。
単純に、思ったことをそのまま書くと危険だと感じました。まさか万単位のビューをしていただくとは思ってもいませんでしたので・・・。
世界に公開していると言う自覚を持って記事を書いていこうと思います。
と、言っても忖度した記事や、オブラートに包んだ記事は書きたくないので、難しいところです。
・やっぱり特徴ある記事が書きたいです
やっぱり独自性は大切な気がします。
私の場合「図を使う」「データ整理を具体的に実施する」を特徴としていますので、このあたりに注力して記事を書いていこうと思います。
まとめ
noteを4か月やった感想をまとめました。
改めて、「noteのコンセプトの良さ」を感じています。
併せて、「世界に公開されている」と言うこと実感しました。
引き続き、記事を書いていこうと思いますので、みなさま、よろしくお願いいたします。